店の前の小さな鉢に桔梗の花が咲きました。五角形の可愛い花は英名でバルーンフラワーと言い、その名の通りつぼみは紙風船の様です。花言葉はいくつかあって「清楚 誠実 変わらぬ愛 従順」と素敵なのですが、歴史上の人物にまつわる怖い話があるそうです。(以下引用)
平将門の伝説
「桔梗を植えても花が咲かない山がある」関東にそんな噂がある地域があります。
関東の豪族「平将門」には『桔梗』という名の侍女がいました。桔梗はとても美しい娘で、将門の寵愛を一身に受けていました。ところが…この娘は“敵のスパイ”だったのです。
娘の密告によって、将門は戦に負け続け、命からがら“ある山”に身を隠していました。その時に娘がスパイであることが発覚します。激怒した将門はその場で娘を手討ちにしたといいます。
それ以来、この山では桔梗を植えても花が咲かないと噂されているんです。
このお話には訳があり、、、
「咲かない花」にも理由があります。桔梗を漢方として利用する地域では、生薬として使用する根部分に栄養が行き届くよう、花を摘んでしまうそうなんです。それを知ってか、知らずか、誰かが将門伝説と結びつけたのでしょう。
と長くなりましたが桔梗にまつわるあれこれでした。可愛いだけじゃないのねー。