すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

中島哲也「下妻物語」

2007-05-09 22:22:13 | 映画評
深キョン、かわいい~…………けど、高校生には見えないなぁ


超映画批評は、よく好きで見ております。

その中で、絶賛…………といっていい作品「下妻物語」。

予算が限られ、かつ技術力においてもハリウッドに及ばない(≠劣っている)日本において、邦画の新たな可能性を感じられる作品…………とまで評価されていた映画です。


遅ればせながら、PSPにて見ました。

と言っても、3/4ほどは、PSP。最後の1/4はPCという、極めて変則的な鑑賞。
なんでこうなったかと言うと、なんのことはない、新幹線の中だったから。

途中で、目的地に着いちゃってね。


PSPは画面がデカイけど。
映画を見るには、やっぱ迫力不足だよね。

数時間見ても、バッテリーがもつパワフルさは、すごいけどね。

これ以上画面をでかくしたら、バッテリーのもちが悪くなるし、持ち運びも悪くなるし。

これが現状の限界なんだろうけど。


それでも、薄いバージョンが発売する噂があるが。
UMDの規格(厚さ)からすると、そんなことできるのか?


それに、新幹線の中だと、雑音がうるさくて、最大音量でも、よく聞き取れんよ。
ノイズキャンセルのヘッドフォンが欲しくなるね。


…………望蜀。

五年前からすると、こんな大画面で映画を見るなんて考えられないことだったのに…………。


えぇーと。
「下妻物語」を見た感想。


まずまず面白かったです。
邦画グダグダになりがちですが、そんなことなく、すっきりまとまった作品。

面白く見れました。

ヤンキーとゴスロリ少女の友情という、単純に考えればあり得ない設定です。

その「ありえなさ」を乗り越えていくところが、物語のキモなんですけどね。


最終的には、ゴスロリ少女が友達の危機を救う為に、ヤンキーもどきになるというオチ。

それじゃ、ちょっとかたよっているなぁと思っていたら、エピローグにて、ヤンキーがゴスロリファッションになるシーンがありました。

なるほど、監督はバランス考えているなぁ~と納得。

「嫌われ松子の一生」も見たくなりました。


下妻物語 スタンダード・エディション

東宝

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