ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

人の振り見て我が振り直す女

2018年02月28日 | ❻ 〇〇な女

日曜日、卓球練習の後 ちょっと小腹が空いたので

体育館のロビーにある自動販売機にコーンポタージュがあるかどうか息子に聞いた。

というか 見に行ってもらった。

というか 見に行かせた。

 

「あるよー」と言われたので「買ってー」と叫んだら

「つり銭切れだって。お金ないわ」というから仕方なく重い腰を上げた。

 

10円玉のつり銭切れランプがついていて 私も150円しかなかったけど

「こういうのってね、30円分くらいならお釣り出てくることもあるんだよ」と、

「覚えときな」風に偉そうに息子に演説ぶって、

投入口にお金を入れ 華麗にボタンを押した。

 

押した瞬間、息子が小さく「あっ!」と叫んだけど

ガタン!と音がして商品が出てくる音がしたので

「ほーらね。かーさん何でも知ってるんだよ」的に誇らしげに息子の顔を見ると

彼はなんとも渋い顔をしていた。

 

「なんだその顔は」と思いつつ

出て来た商品を取り出すと なんとジョージアのエメマンコーヒーだった

 

「信じられない。母さんて、どうしてそんなに不注意なの」

と呆れている。

「ちゃんと確認してから押しなよ」と。

 

僕が、僕が!!と言ってボタンを押したがる幼児がよくするミスを、

これまたしょっちゅうしでかす49才、うたこ。

 

「・・・・・人間だもの」

と言い訳すると

「僕はそういうミスあんまりしないよ」

と言われた。

 

「・・・・・うたこだもの」

と言い直したら

「そうだよね」

と言われた。

 

でもお釣りが30円出て来たので、も一度コーンスープを買い直すことが出来た。

座って飲んでいると、隣で息子が嬉しそうに笑っている。

なになにー?と聞くと

 

「むかし、いとこのが自分で押すって言ってきかなくて、

 『おまえはいつも間違うからダメ』って言われたのに

 横から勝手に押して 隣のキリンレモン買っちゃって、

 炭酸飲めないって泣いて、怒られてたのを思い出した」

って言われた。

 

そうか、アイツ(←一緒にされたくないタイプ)と同類か、と思ったら結構ショックだったので

この件には心して取り組もうと思った。

 

 

 

 

 


色っぽい母問題

2018年02月13日 | ❻ 〇〇な女

2月10日の記事のコメントでも書いたけれど、

「母さんは色っぽい」って

息子が私に対してよく使うので

(そうか、私ってオッサンぽい一方で かわいさや色気もある

 たいそう魅力的な大人なんだな~ こりゃ参ったな~ 見抜かれちゃったよ)

と思っていた。

 

・・・と、ここで早々にうんざり~って、呆れるのやめて、まだ早いから。

ひとまず離脱せずに読んで下さい。

 

それでね

自分でもそうだったらいいな~と思ってたから

言葉通りまんまと信じて イイ気になっていたのだけれど

でもよく考えたらおかしい。

それに息子の特性も考え合わせると ちょっとおそろしい可能性に気づいてしまった。

 

まさか「白」を「黒」と覚え違いしている類の・・・・

あるいは「カラス」を「鳩」と覚えてしまった類の・・・・

あるいは「ターコイズブルー」を「タコの青」って意味だと思っている類の・・・・・

ふ、ふるえる・・・・

 

おそるおそる 確認してみた。

 

私  「あのさ、意味わかってるよね?」

息子 「わかってるよ」

私  「じゃ、言ってみて」

息子 「年月を経て魅力が積み重なってるって意味だよ」

私  「・・・??? 

    ほ、他の言葉で言うと?」

息子 「だから、長い時間を経て・・・」

私  「・・・・経て?」

息子 「リーダー格になったトラみたいに、強くて魅力があるってことだよ」

 

 

がーーーーーーん

やっぱりーーーーーーー!

やっぱりかーーーーーーー!

 

リーダー格の!

トラ!

 

身近な人で確認したところ控えめに言って共通点は、

小太り・・・じゃなくて多かれ少なかれ、ふくよか。

元気。

大きな口開けてガハハハと笑う。

おとなしくはない。

ちょっと強い。

 

そんな感じだった。

 

「ちなみに美宇、美誠、愛ちゃん、佳純ちゃんで言うと・・・?」

「美誠かな」

「芸能人だと・・・?」

「いとうあさこ、柴田理恵、マツコデラックス、あたり」

 

おわかりいただけましたでしょうか。

 

もう、フェアな性格なもんで

私が「色っぽいか問題」について 正直にお伝えした次第です。

身を切る思いです。

 

 

 


ワナワナする女

2017年09月09日 | ❻ 〇〇な女

昨日の夕飯の後、畳にゴロゴロしていて ふと気になった。

今日の金曜ロードショーは何だろう?って。

気になる。

気になるぅ~

でもリモコンが遠い。

 

隣にいた息子に

「ちょっと調べてくんない?」

って頼んだけど断られたの。

「自分でやってよ」

 

「えーーーお願いだよ~。疲れてて動けないんだよ~」

背中に根っこが生えたかも~

って平に平にお願いしたけど

「断る

とピシャリと言われた。

 

「そうですか、わかりました。自分でやります・・・・」

と言ってリモコンを取るため起き上がろうとしたのだが、

起き上がりたくない気持ちが邪魔をする。

 

「ううぅぅ・・・・ うぐぐううぅっ・・・うおおおぉぉぉ・・・

と力いっぱい頑張った。

・・・でも起き上がれない。

 

身体をねじり両手を床について体を起こそうとするんだけど、

私の上半身がそれを拒絶する。

 

「んーーー ぶわっっ ・・・はあはあ。

 んぐぐぐぐーーーうわぁあぁぁーーぁあ゛あ゛あ゛ァァァ・・・・・・ガクッ

 

やっぱりダメだ・・・出来ない・・・・・気持ちがついてこない。

 

 

・・・・ってひとりでやってたら「大和田常務」ってあだ名がついた。

 

 

 


いろいろ操る女

2017年01月31日 | ❻ 〇〇な女

1/31締め切りのレポートの提出に、通信制高校の事務局に行ったら

近くで親愛なる敬愛なる高校の担当者Yさんが別のお母さんに言っていた。

 

「子どもたちには毎回、締め切りギリギリに提出しに来るなって言ってるんですよ。

 なのに毎年1/31締め切りギリギリに直接持ってくる子がいるんですよね~

 余裕を持って10月までに出せっていってるのに」

(この言葉の裏には様々な深い愛が詰まっているのだが今日は割愛。)

 

ああ、それは今回うちの子なのですが、

「すみません」とか言っちゃうとふり向かれてややこしいことになるから

(だってほら、相手だって何かしらのリアクションを取ってくれようと

するかもしれない・・・面倒くさいじゃないですか

ここはしれっと通り過ぎとこう。

そうだ、今こそあの技、『透明人間のつもりで』を使う時だ!

そして使った。

セーフ。

そう、波風立てるのが嫌いなのです、私は

 

 

昨日の夕方、レポート作成中の息子にメールがきました。

「先に提出済みのレポート、合格点に達しないので、別の課題を急いで2本仕上げて下さい」

 

その時点で息子が出した解決策は

「再提出を優先させて、数学のメディア視聴を1本分 来年度に繰り越す」というもの。

 

おいおい、たったの1本を繰り越すだって!?

なんとまあ中途半端な判断を。

逆に気持ち悪くないのか?

意気消沈してるのか?

たったそれっぽっち、やっちまえよーーー

 

という心の声は飲み込みました。

ナーバスになっている息子には言葉を選ぶ必要がありますからね。

できるだけ有効な言葉を、ね。

届く形で、ね。

そしてここで届きそうな言葉はわかってるのです、私、親なので。

 

「あのさー、それってさー、トイレに行ってようやくスッキリできるって時に

 あえて親指の先くらいのウ〇チを校門(←あえて)付近に残すようなものだよね。

 なんでわざわざそんな無駄なことするの。

 ウ〇チだって頼む、出してくれって言ってるよね?

 お願いだから出しちゃって・・って言ってるよね。

 やっちゃいなさい。」

 

例えがよかったので息子の意は翻り、

「やるやる、やります。やっぱ、やるーーー

大喜びでパソコンに飛んで行ったのでした。

 

突っ込んでくれて構いません。

私もそろそろ ちゃんと突っ込まれた方がいいのかもしれない。

 

 

 


働く女

2016年09月04日 | ❻ 〇〇な女

請け負っている仕事とは全く違うけど、

親方が誘ってくれたので

タイルの目地入れをさせて貰った。

 

キッチンは白。

 

 

 

ランドリースペースはグレー。

 

 

生まれて初めて 防護マスクみたいな丸い立体のマスクをしてみた。

目地材を練るとき粉が飛ぶからね。

でもすぐやめた。

暑くて茹でダコみたいになって 汗が溜まって痒くなっちゃって。

 

ここだけの話、2Fを仕上げた親方より私の方が上手かった(と思う)

 

あと、子供部屋のクロス貼りを手伝った。

凄い可愛い壁紙でした。

 

 

本来の仕事からどんどん離れてる・・・・・

どこへ行くの、私は。

でも何事も経験、ぐるっと一周して全部つながるんじゃないかなと思います