ネグロエダシャクが灯火に飛来してきた。
地味で目立たない色模様をしているが、そこが気に結構入っている。
前翅の基部が黒っぽくなっていることから「ネグロ」と名がついたのだろう。
蛾では「ネグロ」とか「ネジロ」と呼ばれる種がいくつかある。
ネグロエダシャクに似たものにナカジロネグロエダシャクがあるが、
前翅基部にある暗色模様の形の違いで区別できる。
両種とも四国に産し、ナカジロネグロよりネグロの方が少ない。
♂の触角はこの画像の個体のように両櫛歯状で♀は糸状をしている。
北海道、本州、四国、九州に分布していて秋に発生する。
幼虫はホオノキを食べる。
四国ではおもに標高500m以上の中央山地で見つかっている。
手元の標本を取り出してみると
ネグロエダシャクは9月下旬から10月中旬に発見されており、
ナカジロネグロは10月中旬から11月下旬にかけて発見されているので、
同じ秋に発生するとはいってもネカジロネグロの方が遅れて発生しているように感じられる。
(撮影:瓶ケ森林道 2009.9.23)
地味で目立たない色模様をしているが、そこが気に結構入っている。
前翅の基部が黒っぽくなっていることから「ネグロ」と名がついたのだろう。
蛾では「ネグロ」とか「ネジロ」と呼ばれる種がいくつかある。
ネグロエダシャクに似たものにナカジロネグロエダシャクがあるが、
前翅基部にある暗色模様の形の違いで区別できる。
両種とも四国に産し、ナカジロネグロよりネグロの方が少ない。
♂の触角はこの画像の個体のように両櫛歯状で♀は糸状をしている。
北海道、本州、四国、九州に分布していて秋に発生する。
幼虫はホオノキを食べる。
四国ではおもに標高500m以上の中央山地で見つかっている。
手元の標本を取り出してみると
ネグロエダシャクは9月下旬から10月中旬に発見されており、
ナカジロネグロは10月中旬から11月下旬にかけて発見されているので、
同じ秋に発生するとはいってもネカジロネグロの方が遅れて発生しているように感じられる。
(撮影:瓶ケ森林道 2009.9.23)