高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

イチジクヒトリモドキ幼虫発見

2007年10月10日 10時16分50秒 | Weblog
今年はイチジクヒトリモドキによるイチジク被害木は探しても見つからないので近隣では絶滅したかも?と思っていたが調査が不十分だった。
自宅近くで葉がほとんど食べ尽くされて骸骨状になった数本のイチジクを発見した。
葉がないから近づいてよく見ないとイチジクとは気づかないはずだ。
異齢の多数の幼虫がイチジクにまとわりついている。
葉がなくなったので太い葉脈を食べ、それも食べ尽くしたので最後に残った果実まで食べている。
すごい食欲だが、このような状態では若齢幼虫はえさがなくなって間もなく死んでしまう運命だろう。
(撮影:高知市 2007.10.10)

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3 コメント

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この幼虫はどうなるんでしょうか (カトカラおんつぁん)
2007-10-17 19:33:32
イチジクヒトリモドキは、この後、幼虫から蛹になって越冬するのでしょうか。他の樹に移せば生き残れそうな樹がするんですが、来春に羽化するのなら、蛹を分けていただきたいと思ってしまいました。
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蛹で越冬 (nabe)
2007-10-21 08:56:34
蛹で越冬するようです。
私の飼育では蛹の期間は約2週間ですが、一度低温を経験するといくら暖めても春まで羽化しないようです。
11月に蛹になった個体は4月に羽化しました。
今年は幼虫飼育をしておりません。
イチジクの根元付近の土を掘り返したら蛹が見つかると思いますが、他人の土地なのでそれができないのが残念です。
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イチジクヒトリモドキ ()
2011-09-11 15:08:37
はじめまして。私は自然が大好きです。イチジクヒトリモドキの幼虫の外見は、イラクサやカラムシ等の葉を食べるフクラスズメの幼虫によく似ているようですね。私もイチジクヒトリモドキの生態の事が気になって仕方ないところです。
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