アオスジコハナバチ 2007年10月31日 17時14分18秒 | Weblog キリンソウの花にアオスジコハナバチが来ていた。 体長10mmほどで腹部に鮮やかな青いすじがあり、おしゃれでとてもかわいい。 夏から秋にかけて発生するということだがあまり見かけない。 地中に巣をつくる。 (撮影:高知市 2004.7.18)
ヒメアカタテハ 2007年10月30日 14時13分10秒 | Weblog ヒメアカタテハは40年前は個体数が少ないようで、あまり見かけることはなかった。 しかし近年は増えてきているのか頻繁に出会うようになってきた。 幼虫の食草はゴボウ、ハハコグサ、ヨモギ、シュンギク、カラムシ、オオバコなど多種の植物につくのでこれは個体数に関係なさそうだ。 個体数が増えてきているとはいっても多い種ではない。 5月頃より出現するそうだがよく見かけるようになるのは秋である。 一方、アカタテハは個体数が減ってきているような気がする。 (撮影:土佐市)
クロメンガタスズメ 2007年10月29日 09時28分23秒 | Weblog クロメンガタスズメは開張120mmにもなる南方系の大型の迷蛾で、希少種といわれてきたが1998年に初めて出会って以降は毎年見かける普通種に近づいてきた。 四国では現在定着化していて幼虫がタバコ、ジャガイモ、ナス、サツマイモなどの農作物を食べて繁殖しているのではないだろうか。 平地、低山地、1000m以上の中央山地など至る所で見つかる。 出会ったほとんどの個体は前翅先端がすりきれているのでかなりの長距離を飛翔移動しているものと思われる。 メンガタスズメの仲間は背中にドクロ模様があり、映画「羊たちの沈黙」にも出てくる有名な蛾である。 クロメンガタが増えてきたのに反して、以前から深山で時折見られた近似種メンガタスズメは減り2002年以降全く姿を見なくなってしまった。 この2種は相関関係があるのだうか? (撮影:天狗高原 2007.10.16)
アカスジキンカメムシ 2007年10月28日 13時53分56秒 | Weblog カメムシの仲間は臭いにおいを出すので一般に嫌われているが、このアカスジキンカメムシはそのにおいを一瞬忘れて宝石のような光沢の美しさに惹かれてしまう。 標本にするとこの光沢は失われてしまって残念だ。 体長20mmほどで、6月から夏にかけて成虫が見つかるがかなり少ない。 フジ、ハゼノキ、コブシなどの広葉樹につく。 冬は落ち葉などの下で幼虫で越冬する。 (撮影:香美市 2006.7.6)
チャドクガ 2007年10月27日 11時33分43秒 | Weblog 自宅の庭にチャドクガが発生している。 幼虫はツバキ科につくので、多分庭のツバキやサザンカで発生しているのだろう。 この蛾は幼虫も成虫も毒があるので気をつけなければいけない。 万一ドクガの類に刺されたときは患部にセロテープを貼るか流水でよく洗い流して毒針を除去してから抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗るのがよい。 (撮影:高知市 2007.10.25)
ツマグロヒョウモン♀ 2007年10月26日 14時20分20秒 | Weblog 我が家の庭にツマグロヒョウモンがよく飛んでくる。 ♀は♂と違って前翅先端が黒いので簡単に区別できる。 ♀の行動を観察していると♂も飛んできて♀に近寄った。 ♀ははねを小刻みに振るわせながら♂を受け入れるように見えたが、もつれ合ったあと♂は遠くに飛んでいってしまった。 (撮影:高知市 2007.10.23)
ツマグロヒョウモン幼虫 2007年10月25日 09時19分19秒 | Weblog 我が家の庭ではい回っているのを毎日のように見かけるのはツマグロヒョウモンの幼虫だ。 庭の隅にぼつぼつ生えているスミレを探して移動しているのだろう。 赤と黒の模様にとげがあり一見毒々しく見えるが、毒はなく素手で触れても危険はない。 (撮影:高知市 2007.10.23)
イボバッタ 2007年10月24日 12時49分53秒 | Weblog 迷蝶がいないかカメラを持って周辺の山々をまわってみたが、出会うのはツマグロヒョウモン、キチョウ、アサギマダラ、ウラナミシジミばかり・・・仕方なく帰ろうとしたら足もとで何かが動いた。 何だろうとよく見たらイボバッタである。 地面と同じ色調で動かなければ全く気づかない見事な擬態になっている。 体長25~30mmの灰褐色で前胸背面にいぼ状突起がある。 (撮影:高知市 2007.10.23)
アカタテハ 2007年10月23日 09時22分15秒 | Weblog 庭にアカタテハが飛んできた。 我が家にはいろいろな蝶が飛来するがアカタテハは初めてになる。 アカタテハは全国的な普通種で年間を通して見られる種だが、以前と比べると見かける機会が少なくなった。 花や樹液に集まるが訪花中以外はきわめて敏捷で近寄るとすぐに飛び立ってしまう。 幼虫はイラクサ科、ニレ科、タチアオイ、カナムグラ、カジノキなど、草本から樹木までさまざまな植物を食べる。 (撮影:高知市 2007.10.22)
マルバアサガオ 2007年10月22日 10時18分40秒 | Weblog 夏の終わり頃から秋にかけて近年野外のあちらこちらでよく目につくのはマルバアサガオである。 かなり蔓が伸びるようで青色の花が多数咲いていてきれいだ。 熱帯アメリカ原産で、江戸時代に観賞用として渡来して現在は各地で野生化している。 一見アサガオに似ているが、アサガオの葉が三裂しているのに比べ、マルバアサガオの葉はハート形をしているのですぐ区別できる。 また、今の季節ならアサガオの花はもう終わっていることだろう。 他に赤、紅紫色、白色の花があるそうだが、私はこの青花しかまだ見ていない。 (撮影:土佐市 2007.10.18)