組合員の積立金詐取 容疑で元千葉県信漁連職員逮捕

組合員の積立金詐取　容疑で元千葉県信漁連職員逮捕


2013年04月25日 10:33
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　県信用漁業協同組合連合会（県信漁連）への出向中に組合員の積立金を詐取したとして、勝浦署と県警捜査２課は２４日、電子計算機使用詐欺の容疑で勝浦市新官、元県信漁連職員の男（３５）を逮捕した。男は容疑を認めて「車の改造や宝くじの購入でできた借金の返済に使った」と供述。男は出向を解除された後、出向元の新勝浦市漁協から懲戒解雇されている。

　逮捕容疑は２００６年６月８日、勝浦市墨名の県信漁連勝浦営業所で、窓口の端末を不正に操作し、組合員の共同口座から自分の口座に２回に分けて積立金計１８０万円を入金して、だまし取った疑い。

　同署などによると、男は１９９８年１１月、新勝浦市漁協から同営業所に出向。窓口で組合員の貯金業務を担当していたほか、現金自動預払機（ＡＴＭ）の管理なども行っていた。男が業務で使用していたパソコンで不正入金が可能だったという。