仙台の女性シェフの中では最高峰
知る人ぞ知る彼女の織り成す料理は素晴らしかったです。
今は全てお一人でやられているということで
ただでさえ予約が取れないお店。
敬意を表して、blogにあげさせていただきます
住宅街の中の一軒家に、このお店はありました。
自宅を改装して昼間はクッキングスクール、夜はディナーを提供しているそうです。
お友達のお家に遊びに来たかのような温かい雰囲気でお出迎えしてくれました。
コース料理
前菜
高麗人参とネギのスープ カプチーノ仕立て
ピンク色がとても綺麗
口当たりよく、優しい味付けのスープ
トマトの冷製
赤トマトの下には黄トマト、中にはマスカルポーネチーズ、苺、またその中にはブラックオリーブとケッパーが詰め合わせてあり
この発想とセンスが素晴らしく感動を覚えました
イクラとタピオカのカクテル
イクラをジンで洗い、タピオカとエストラゴンと合わせたそう。食感の違いが楽しくて面白い。
「いくらご飯」から発想したそうです
穴子のテリーヌ
仕込みに丸2日、赤ワインと穴子の骨を煮込んで煮詰めてその中でふっくら炊き上げた穴子。
オレンジリキュールを少し使っているそうで、その風味と甘さからパウンドケーキを連想しました。
本日のパン
クリスマスが近いとの事でクグロフを焼いてくれたそう
フルーツとナッツたっぷり甘さ控えめなパンはこのあとのメインにもしっくり合うように作られていました
鱈のソテー
鱈の下には白菜で生ハムを巻いたもう一つの料理が隠されていて
ワクワクが止まりませんでした
牛ヒレ肉のステーキ
ゴボウのチップが旨さを引き立てる。
そして何よりヒレが軟らかい
もっちりレアな焼き上げが素晴らしい。
苺のデザート
これまた甘さ控えめなんですが濃厚な生クリームとフルーツの合わせ方が絶妙
コーヒーも美味しかった。
最後まで感動の連続でした
素晴らしい料理人がいたものです。
優しさ溢れる温かな気持ちのこもった料理に斬新さと奇天烈さが合わさり、他にはない料理です。
お料理・おもてなしで感動できるって、素敵なことですね
numahata
022-265-1676
宮城県仙台市青葉区大手町6-41