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７ヵ月ぶりにいらしたクライアントさん。以前選んだボトルを４本とも使い終わったので、新たにワークするボトルを選びたいとのこと。
──ずらりと並んだ、上層のバイオレット。
下層にはピンク、マゼンタ、レッド……力強い《目覚め》の色が輝いています。
この半年余りで彼女が使ったボトルのうち、４本中３本には《ありのままの自分にイエスと言う》ピンクが含まれていました。最後の一本はイエロー／バイオレットのB018＊エジプシャンボトルＩ／ターニングタイド。「潮の変わり目」という名を持つこのボトルを使った時、彼女はこれまでのピンクのボトルとは明らかに「違う」という感覚があったそうです。上層のイエローが持つ《明晰さ》によって、彼女はある確信を得た、と話してくれました。
「わたしの《中》が変わることでしか、世界は変わらないんですね」
「わたしはもう《わたしでいる》ことが、一番の《奉仕》なんじゃないかと思っています」
──すごい。まさしくそれはバイオレットのクオリティ。上層＝意識の上で明らかに進行している《変容》のプロセス。自信をなくし、戸惑い、どこかおどおどとした７ヵ月前とはまるで別人の、堂々として落ち着き、キラキラと瞳を輝かせている彼女がそこにいました。
ある日突然、これまで「当り前」だと思って来た日常が断ち切られ、必死になって努力をすればするほど自分自身が貧しく、みじめになっていく……そんな暗闇でもがき続けるような日々を送っていた彼女。「特に現実が何か大きく変わったってことではない」と言います。それでも確かに《世界が変わった》と。
前回選んだ４本のボトルの背後には《死と再生》そして《再誕生》というメッセージを持つボトルが隠れていました。かつての彼女に「終わり」を告げ、今、自分自身を通して世界が再構築されているような感覚なのでしょう。バイオレットづくしのボトルを前に彼女の話を聴きながら、わたしは全身に鳥肌が立つような感覚を味わっていました。
「特に変わらない」とおっしゃってはいましたが、よくよく尋ねると実は大きな変化も起こっていました。しかし、そのことに一喜一憂するのではなく「どんな結末になっても、わたしはそれを受け入れます」と前を向いて言う彼女。素敵でした
彼女が次にワークするボトルとして選んだのはB078＊スピリチュアル・レスキュー。霊性に目覚め始めた彼女をサポートするのに、これほどぴったりな一本はないでしょう。魂のチョイスは本当にいつでも「完璧」ですねー。
バイオレットの旅が終わる時、彼女の世界はどんなふうに見えているのでしょう。次にお会いするのが楽しみなセッションでした。ありがとうございました
