ペールコーラルのレッスン・２

昨日あんなカミングアウト（笑）をしたせいか、これまで息をひそめていた「ペールコーラルの課題」がフツフツと沸き起こっている模様です。端的に言うと「報われなかった」ことに対する怒りの感情が非常に表面に浮き上がりやすい状態で、早い話が少々怒りっぽくなっております（爆）とばっちりを受けた身近な皆さま（主にダンナ；）、本当に申し訳ありません～～

それにしても本当にもう、イヤになるくらい同じようなことを周囲の人から言われます。「そんなにカタく考えないで」「そこまで複雑に思わないで」「深刻に受け止めすぎるよ」・・えええ～～
わたし自身の感覚では「ふつう」というか、むしろ「善かれと思って」考えたアレやコレがtoo muchだと言われてしまうと、本当にどうしたらいいのか途方にくれてしまうんですよね

いえ、決して周囲の人から「否定」されているわけではないんです。それは分かる。でも「そこまでは・・」と言われると、じゃあどこまでならいいの～～と困ってしまうわけです。面倒くさい奴ですねえ、我ながら。実際そう思う人も多いみたいで、相手によってはそういう思念がビシビシ伝わってくるので更に困ってしまうわたし・・ああもう、本当に厄介！！！

ペールコーラルには、色名の由来となった珊瑚から連想されるように「傷付きやすさ」「繊細な感受性」という意味があります。そしてこの色とワークする必要のある人は、そんな自分の「敏感さ」を「欠点」だと思っています。その「自分を否定する気持ち」は、周囲との健全なコミュニケーションをさまたげ、ますます「こんな自分は嫌だ」と自分を責めてしまうんですよね。例えば、

＊敏感だから、感じないようにする→空気が読めないと言われる
＊いつもおどおどしたり、必要以上に下手（したて）に出てしまう→相手のいいなりになる
＊傷付きたくないので、自分を犠牲にして相手のために頑張ってしまう→それが「ふつう」になってしまう

・・などなど。ペールコーラルのありがちなパターン、といってもいいかも（苦笑）
そんなことしても多くの場合、相手が自分の「気づかい」や「傷付いていること」に気づくことはなく（と感じてしまうので）「報われない思い」だけが募っていくのですね。そして今度こそは傷付かないように！と祈りながら延々と同じことを繰り返すという、ドツボにはまっていくのですよ～～（爆）

わたし自身を振り返ると、あるいは今まで出会ったクライアントさんや一緒にオーラソーマを学んだ仲間たちの話を思い返してみると、人生のどこかの時点で・・たいていそれは幼少時、親との関係だったりするのですが・・何らかの出来事がきっかけで「自分はダメなんだ」と存在を否定する経験をしているんですね。それがたまたま積み重なって、気がつくと「自分は愛される資格がないんだ」くらいの勢いで超ネガティブ思考にハマってしまう人の何と多いことか。

いえ、決して大ゲサじゃないですよ！
本人が自覚していなくても、根っこの深～～いところで「自分にダメ出し」している人は本当に多いんですから。ま、わたしが言うなってハナシですけど

それで、話はここからが肝心なんですが。

自分に「ダメ出し」しているのは、他の誰でもなく「自分」なんだっつーことですよ。幼かったゆえ、一種「不可抗力」のような状態で暴言や暴力を受けざるを得なかったとしても、今現在自分を苦しめている「思考パターン」は、他でもないわたし自身がつくり出しているということは、残念ながら事実なんです。

だってもし今、目の前であなたを昔苦しめた人が土下座して謝ってくれたとしても、あなた自身が「自分の尊厳＝値うちのある存在だと無条件に認める感覚」を取り戻さなければ、根本的な解決にはならんのです。。と、ここまでは理解はしていました。アタマでは、ね☆　だけどその肝心な「取り戻し方」がよく分かってなかったのです・・昨日までは。

それはとってもシンプルで、でも「繊細なペールコーラルさん」にはなかなか思い付かないことだったんですわ～～。というわけで、また続きは明日に。面倒なハナシにおつきあいくださってありがとうございます