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紫陽花イロイロこぼれ話。

2018-06-29 | 日々の一コマ
ぽっかりと時間が空いたので、琵琶湖の対岸にある「もりやま芦刈園」へ。こちら6〜7月のみ有料(といっても大人200円!)で、園内いっぱいに咲き誇る紫陽花を堪能できます。

紫陽花と言えば「土壌のpH(酸性度)で花の色が変化する」というのが定説ですが、実は直接花の色に関与しているのは「土中のアルミニウム・イオン」なんですよ。

もともと紫陽花には、多くの植物が持つ「アントシアニジン」の一種で「デルフィニジン」という色素が含まれています。スミレの花やクランベリー、赤ブドウなどにも見られるデルフィニジンに補助色素とアルミニウム・イオンが加わることで、花の色がブルーになります。

で、土壌が「酸性」だと、アルミニウムがイオン化→紫陽花の根から吸収→デルフィニジンと結合→青い花になり、「中性〜アルカリ性」だとアルミニウムがイオン化されない→吸収されない→赤い花になる。という仕組みらしいですね。

ちなみに酸性の土であっても、根から吸収されるアルミニウム・イオン量に差があったり、紫陽花の品種によっては変色しにくいものもあって、一概に「酸性なら青、アルカリ性なら赤」というわけではなさそう。

開花日数を経るにつれ、花に含まれる色素の組成が変化したり、別の成分が蓄積されるなど、土壌以外の要因でも花色は変化するようです。白い花が可憐な「アナベル」のように、そもそも「紫色じゃない」品種もありますしね。

ところで、紫陽花の「花」って呼んでる部分、実はアレ「装飾花」といってガクが発達したものなんですって!

さらに「アジサイ」という名前の由来も諸説あり、藍色が集まったもの、という意味の「あづさい(集真藍)」が訛った、というのが最も有力なんだとか。むしろ「あづさい」のほうが訛ってねえが?

そうそう、漢字表記の「紫陽花」も本当は、中国で既に別の花の名前(ライラックと言われています)に使われていたのに、平安時代の学者がこの字を当てたのが広まってしまったとか。今となってはピッタリすぎて、他の表記を思いつきませんよねえ。

もりやま芦刈園では、さまざまな品種の紫陽花が咲き誇っていて、初めて見る形や色のものも多く、大変楽しめました。そろそろ咲き終わりかなー?という株もちらほらありましたので、ご興味のあるかたはお早めに行かれることをおすすめします。わたしも来年は、一週間早く行こうかな。

紫陽花に多く見られる「青〜青紫」系の色は【沈静色】つまり心身の興奮を落ち着かせ、特に「気疲れ」を癒してくれる効果が期待できます。紫陽花ブルーで、ほっと一息……おすすめですよー


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