農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

今日からブログを始めます。

2011年03月20日 | 日記
今日からブログを始めます。初めてのブログです。農業をしたいと思い立ち、今後三年以内に農業を始めることに挑戦します。せっかくなので、その就農までの道のりをブログで残していきたいと思っています。

ただ、その前に今回の地震について書きます。
連日、テレビで放送される内容は、涙なしでは見ることできません。雪も降っている中、本当に被災地の方々が一日も早く元気を取り戻すことをお祈りします。

今回の地震で気がついたこと、それは自分は一体どのようにして行動することを決定しているのだろうか、ということです。

3月11日の地震が起きた時間、私は大阪にあるビルの6階で働いていました。長い横ゆれ、最初は自分がめまいを起こしているのかと思いましたが、誰かが地震だと言い出しました。比較的高い階だったせいか、ゆれは30秒以上続き、窓枠やキャビネットhぎしぎし音を立て、皆、不安そうな顔をしていましたが、誰一人逃げ出そうとはしませんでした。

ゆっくりとした横ゆれだったからか、なんとなく逃げだすきっかけがなかったような気がします。階段を早く降りて逃げ出したい、そう思いながらも、誰も動かないので、結局、デスクの前にじっと座っていました。もし、自分一人だったら、とりあえず階段を駆け下りていた、と思います。後から、同僚にそのようなことを言ったら、実は「俺も……」という答えが返ってきました。

周りの人が誰も逃げ出さないので、自分一人が行動を起こしてもいいのか、という考えになっていたのだと思います。長い横ゆれが2度にわたって続き、ただ周りの人と、「大丈夫なのか」「逃げ出さなくていいのか」等を言いながら、ただ座っているだけでした。地震はいやでも阪神大震災のときを思い起こします。自分の心の中では、ヤバイ、ヤバイ、と思いながらも、結局は何の行動も起こせなかった。

結果的には、大阪は震源地からはるかに遠く、被害はなかったらよかったのですが、この時、自分の行動は、自分の意思とは裏腹に、周囲の人の行動しだいになっているところがあると改めて気が付きさせられました。

あの時、誰か一人が逃げ出したら、自分も我先に争って階段に走っただろうと思ってます。
ここから考えられることは、自分の感性といったものが鈍っているのではないだろうか、ということです。いつの間にか、周りの皆が行っていることが『正』として考え、自分が素直に感じ取ったものを自分の中で無視して、無理に周りと一緒に行動をとるようにしているのではないか、ということです。

今回の地震は、被災地への直接的な被害、原子力発電への信用問題など、日本の社会に与えた影響は計り知れません。一日も早く、どのようにしたら復興できるかを考えていく必要があります。今後、自分が何か復興に協力できることがあれば、常に周りと一緒という行動をとるのではなく、周囲の人がしていなくとも、率先して自分から始める、といった協力が何かできればな、と思います。

今日は、地震のことについてしか書くことができませんでしたが、明日以降から、なぜ農業をなりわいにしたくなったのかを、そして、どのように就農していくのか、書いていきたいと思います。