もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】脱北者手記編

2010-08-22 06:53:33 | 日記
《脱北者が手記に書いた悲痛の叫び。人間の尊厳を無視するな!》

「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん)

冒頭の文章は、韓国警察庁保安局が7月に出版した脱北者手記集に載せられた内容だ。
『朝鮮日報』が8月19日に入手した手記の中でAさんは

「韓国で最も聞かれる質問は、“本当に北朝鮮はそんなに苦しいのか?”というものだ。考えて見て欲しい。北朝鮮が住みやすいところならば、数十万の人たちが命を懸けてまで脱出を試みるだろうか」

と語った。


◆「韓国の軍隊は“貴族軍隊”」

北朝鮮軍出身のBさんは

「韓国軍向けに安全保障についての講演を行なった際、北朝鮮の軍人に見られる野獣性はどこにも見られなかった。まさに“貴族軍隊”だ」

と語った。
Bさんはまた、

「韓国に来て最も嫌だったのは、理論だけをかざして、極端な攻撃を目の当たりにしても理性を失わないよう努力し、論理だけで問題を解決しようとする人たちだ」

と語り、さらに、

「鼻タレ小僧の末っ子を後継者に立てた金正日(キム・ジョンイル)の時代錯誤的なやり方を見ながらも、未だに(朝鮮半島の)漸進的統一論にこだわるのか」

と主張した。
また、哨戒艦・天安沈没事件で犠牲になった将兵の焼香所を通り過ぎるとき、

「知らぬ間に涙が出て、申し訳ない気持ちになった」

と書いた脱北者もいた。


◆幹部の家に盗みに入る=調節する

元医者のCさんは

「北朝鮮で裕福な幹部の家に盗みに入るとき、“調節する”という用語を使う」

と語った。
咸鏡南道洪原郡のある窃盗犯は朝鮮労働党郡支部の責任秘書の家を「調節」し、倉庫にあったカラーテレビ5台のうち2台を盗み出した。しかし、被害に遭った責任秘書は「自分の家にカラーテレビは無い」と主張したという。
Cさんは

「持てる者は持っていることが明るみになるのを恐れ、盗まれても“盗まれた”と言えないのが北朝鮮だ」

と記した。
元看護師のDさんによると、麻酔薬が無かったために18歳の兵士が麻酔無しで6時間の開腹手術を受けたという。
この若い兵士は「先生、私は18歳です。もう十分生きました。今死んでも構わないので、おなかを縫合して下さい」と哀願したという。
鼻水も凍り付く北朝鮮の寒さにもかかわらず、この兵士の全身は汗でびっしょり濡れていた。
脱北者Eさんは

「北朝鮮の法官たちは、カネが無くて賄賂が渡せないと“おまえはこれまで何をしていてカネを稼げなかったのか。馬鹿野郎”と罵倒する」

と語った。
北朝鮮で法官の収入は誰がカネ持ちの罪人を担当するかで変わって来るという。カネさえあれば、有罪も無罪になるというわけだ。


◆北朝鮮に送還された脱北女性に中絶を強制

脱北者Fさんは恵山保衛部に拘禁された当時、中国から強制送還された妊婦がいた。
Fさんは

「9ヶ月目に入った妊婦が真夜中に呼び出され、3、4時間後に戻って来ると泣いてばかりいた。病院で中絶の注射を打たれたという。その少しあとで男の子を死産した。赤ちゃんを裸のまま見送ることが出来なかった母親は、垢がついたランニングシャツを脱いで赤ちゃんをくるんだ。そして、プラスチックの盥に入れようとした瞬間、抑えていた怒りを堪えきれず嗚咽した。しかし、保衛部職員は“中国の種子”などと暴言を吐いてその女性の顔を殴った」

と記した。
脱北者Gさんの叔父は餓死寸前の家族と隣人のために子牛を盗み、その後自首した。
しかし、叔父に適用された容疑は「殺人」だった。
叔母は公開銃殺された叔父の前で、保衛部が書いた『必ず黄泉の客にならなければならない』という文章を朗読させられた。
その他の手記には、金総書記に対して「飢える人民を助けて欲しい」と手紙を書いたという理由で、ペンチで指を折られる拷問を受けた脱北者の話もある。



※北朝鮮は本当にろくなことをしない。

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