さて、今日の記事のテーマを何にするかで、ちょっとモヤモヤしています、
なかなかテーマが決まらない!!
う~ん、効率の悪い時間の過ごし方だなあ、
ホント、時間がもったいない!!
モヤモヤするわ~、
、
という事があったとします^^)
ま、半分はホントにモヤモヤしていたのですが、
この“モヤモヤする”時間は無駄では無い、
いや、むしろ新しい答えや独創的なアイデアを生み出す大切な時間である、
というのが今日のテーマです、
、
このモヤモヤのチカラは『ネガティブケイパビリティ』と呼ばれています、
直訳すると“後ろ向きな能力”?
ウイキペディアでは、「消極的能力」「消極的受容力」「否定的能力」などの和訳が挙げられています、
ワタシなら『後ろ向き能力』、
、
このモヤモヤするチカラ・・・『後ろ向き能力』は、
答えを出さなくても良い、
いや、むしろ答えを出さない時間を持つ、
モヤモヤして悩む時間を大切にする、ということのようです、
、
最近、たまに聞くようになったと思っていたら、
NHK「クローズアップ現代」で取り上げられました、
これが分りやすかった、
ぜひ、このサイトを一読してください、
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モヤモヤの対比語は「テキパキ」な感じ、
従来は限られた時間内でテキパキ答えを出すことが重視されてきました、
入学試験なんかはその典型かな
、
ワタシワタシも仕事ではテキパキと答えを出すことに価値観を持っていました、
プレゼンの方針とか、トラブルの処理とかね、
すぐに判断して決定、
1分でも早くその道を走り始めることが成功への道筋であると考えるタイプでした、
判断が遅い人への評価が至っていなかったとも思います、反省、、、
、
ところが、最近の研究ではモヤモヤする事にもメリットがあることが分ってきています、
① 時間が掛るが、意外な答え、予想外の答えが見つかることがある
② モヤモヤしている間に、反対意見や立場の違う人との相互理解・共感が進む
ということらしいです、
、
なるほど、
多くの人が否定的に考えていたモヤモヤする時間、
その時間に価値を見出すという、新しい価値観を持つことで新境地が開ける、
斬新なアイデアや共感が生まれる、ということですね、
なにやら、時代がこの価値観を呼び込んできた、という感じがしますね、
『24時間働けますか?』から『働き方改革』へ、
、
過去に大きなイノベーションを起こした達人たち、
テキパキ系の天才も多いですが、モヤモヤ系のゆっくり偉業を為し遂げた人も案外多いかも、
ダヴィンチとかエジソンとかビルゲイツとか、
あ、朝ドラ「らんまん」の牧野万太郎もなんかモヤモヤしていたような気もする、
ゲーム機の任天堂も、会社としてはモヤモヤしていた時間が長かったような気がする、
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日常生活でもモヤモヤすることが多い、
今日の夕食は何にする?
うちの子どもはホント勉強せずにゲームばかりしている!
どうも仕事がうまく進まない、
ご近所さんとの付き合いが難しい、
モヤモヤ、モヤモヤ、モヤモヤ、、、
、
でも、このモヤモヤしている時間は無駄では無い、
むしろ大切、
新しい独創的な答えを出すのに必要な時間であると考える、
と云う考え方なのです、
、
こう考えると、一気に気が楽になりますね、
ほぼ週に1回書いているこの記事も、
テーマが決まらなければ、、、
書かなくても良い!!と考えるわけです、
書きたいテーマが決まったら書けば良い!!
これで肩の荷がおります、
そして、翌週に良いテーマが浮かべば、なおさら良い、
、
もちろんテキパキも重要、
モヤモヤとテキパキの両輪が大切だそうで、
個人の中では、テキパキとモヤモヤを時間的に両立させる、
組織ではテキパキチームだけではなく、モヤモヤチームの活用も大切、
あえてモヤモヤチームの意見が出るまで待ってあげる、とか、
テキパキ社長とは反対の意見を持つモヤモヤな役員を入れる、とか、
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ある意味、多様性を重視した思考方法、
スピード・成果という効率だけではなく、独創性のある答えを見つける、
という視点が生まれてきたということです、、
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モヤモヤという言葉から、やはり恋愛のことが思い浮かびます、
あの人のことを考えるとモヤモヤする、
叶わぬ恋にモヤモヤする、
それもまた無駄な時間では無いのですね、
モヤモヤをするだけしたら、意外な答えが見つかるかも知れません、
、
「クローズアップ現代」の中の印象的な発言、
あなたは人から“効率的に愛されたい”ですか?
『ワタシはあなたを効率的に愛しています』と云われてうれしいですか?
なるほど、効率的でないことにも良いことがありますね、
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さ、今日もちょっとモヤモヤしようかな、
どこの酒場で呑むか?考えるとモヤモヤします^^爆)
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