なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事25~宣言解除、今後の感染動向は?「スペインかぜ」に学ぶ
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さて、関西の緊急事態宣言が解除に、予測より1カ月も早い解除です
関西地区では(独酌酔言的予想より1カ月も早い)緊急事態宣言が解除されました、
関東もそろそろ解除されそうな予感、神奈川と北海道はまだちょっと辛いんだけど、
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コロナウイルスの事⑱で書きましたが、
独酌酔言的解除予測では、緊急事態宣言の解除は7月初め頃でした、
それよりだいぶ早い解除となりました、
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⑱での予測の要点は、
・アジアの感染ピークは欧米より低い
・さらに日本の感染拡大は(比較的)高原状で緩やか
・ロックダウンではなく、あくまで自粛なので終息にも時間がかかる
・全国の新規感染者数が一ケタになるのは6月末(GWから60日後)
という予測をしました、
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この予測を上回るスピードで新規感染者が減ったイメージ、
これは、ロックダウン並の自粛を実現した日本国民全員の成果だと思います、
素晴らしい、
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都道府県で感染状況に大きな差が出たのも予測できませんでした、
狭い日本、自粛のみでは全国に感染が拡大するのではないかと考えていましたが、地域差が出ましたね、
なんせ、岩手県は感染者ゼロを守り通しましたから、立派です、
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5月22日の全国の新規感染者数は37人、23日は30人(厚労省日報)、
このまま漸減していくのか?(目標一ケタ!)
宣言解除でぶり返すのか?まだまだ油断禁物です、
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第2波は避けられないにしても、希望としては、なるべく長く小康状態を保って欲しい、
しばらくはのんびりと過ごしたい、ちょっと酒場でも飲みたい、というのが本音です、
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◆世界各国でも進む規制緩和、その後は、、、
世界各国でも規制緩和が進んでいます、
人類みんなで期待と不安の日々を過ごしている訳です、
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お互いを信じて、助け合って乗り越えるべき日々です、
トランプさんと習さんにもそこのところは分かって欲しい^^)
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コロナ対策の優等生、お隣の韓国では、規制緩和直後にクラブで200人規模の集団クラスターが発生、
3次、4次感染まで広がり、規制緩和の難しさが浮き彫りになりました、
やはり“3密”は厳に慎まないといけないです、
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北新地とライブハウスの先は長い、、、申し訳ないですが、、、
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ドイツも解除直後に実効再生産数が1.0を超えたりして、ちょっと不安な面がありましたが、、、
しかし、その後、両国とも爆発的な再感染拡大の報告はありません、なんとか持ちこたえている感じ、
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基準を満たしていない州まで規制解除に踏み切っているアメリカ、
(トランプさんの経済優先主義=選挙対策)
そんなアメリカでさえ、小康状態と云う感じ、
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CNNテレビの(5月)15日の分析によると、新規感染者が減少傾向にあるのは28州に上り、増加傾向にあるのは7州。15州は横ばいになり、爆発的な増加は見られない。
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ま、大きな第1波を受けた後なので、若干感染スピードは鈍ると思われますが、
にしても、各国とも恐れたほどの揺り戻しは来ていない感じです、
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◆流行季節指数は本当にないのか?
この季節になって、これだけ落ち着いているのなら、、、
ひょっとすると流行季節指数があるのかも、と期待してしまいます、
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季節流行指数、こんな言葉があるのかどうか?知りませんが、
インフルエンザは秋から冬に流行します、インフルエンザウイルスが湿気を嫌うからです、乾燥が始まる秋から流行が始まる、
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しかし、今回の新型コロナ(COVIT-19)は季節を問わず流行すると(現状では)考えられています、
これも、新型コロナが厄介な点の一つです、
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季節を問わず流行すると考えられているのは、現在までの世界的な感染伝播の状況です、高温多湿な気候のエリアでも感染拡大が起こっているからです、
(少々古い情報ですが)こちらのサイトではこんな表現、
(感染拡大は)「寒冷で乾燥した地域から高温多湿の地域まで、実質的にすべての気候帯に及んでいる」
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しかし、これもまだよく分かっていないところもある、
独酌酔言的な希望的観測では
新型コロナはたしかに高温多湿にも強いみたいだ(少なくともインフルエンザよりは)、
でも、ひょっとすると夏には少し感染力が弱まるのかもしれない、という希望の光はある、
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ここらもこれからのシーズンの分析と研究に期待します、
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◆これから冬に向かう南半球の国々の動向も気になる
同様の理由で、これから冬に向かう南半球の国々の動向への注視も必要です、
感染者が際だって少ない豪州(7,068人/5月21日現在・厚労省日報 以下同)とNZL(1,503人)、
この2国があるので南半球が気になるし、季節性もつい考えてしまう、
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でも、同じ南半球のブラジル(感染者291,579人)では急激に感染拡大が始まっています、
これは、ブラジル大統領が事実上感染拡大対策を何もせずに“集団免疫”を目指している、という側面が大きいです、
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南米は全体に多いでです、
とくに、チリ(53,617人)やペルー(104,020人)、エクアドル(34,854人)の感染者が多い、
南アフリカ(18,003人)は日本並、アフリカはまだこれからか?
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やはり、季節性は無いのかな?
豪州とNZLは隔絶された地勢、低い人口密度、そして優秀な首脳の存在、この辺りが封じ込め成功の要因でしょうか?
でも、これから冬を迎えるこの2国も油断はできません、
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◆過去の流行に学ぼう!「スペインかぜ」以降の流行
ほぼ100年前、1918年から1919年に流行した「スペインかぜ」は1年の間に第1波~第3波までが世界的に流行、全世界で1700~5000万人(もしくはそれ以上)が死亡しました、
近年の研究で、この「スペインかぜ」はインフルエンザウイルス(H1N1亜型)と判明しています、
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今回の新型コロナウイルスも、『第2波、第3波が必ず来る』と云われているのは、この「スペインかぜ」以降のインフルエンザの流行実績と研究に基づいているものと思われます、
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「スペインかぜ」の第1波は1918年3月にフランス国内のイギリス軍駐屯地で発生したのが最初のようです、
時は、なんと!第1次世界大戦の最中、
彼我を問わず兵士の感染はお互いに不利な情報になるので、参戦各国は感染状況を軍事機密扱いにしたそうです(なんとタイミング悪いこと!)、
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が、当時中立だったスペインだけは国内の感染状況を逐次発表、
そこで、スペインだけで流行しているというイメージが生まれ、「スペインかぜ」という名前が定着したそうです、
スペイン不運、
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「スペインかぜ」の元々の起源はアメリカのカンザス州ではないかという説が有力、
アメリカは1917年4月にドイツに対して宣戦布告、その後、欧州戦線に参戦、
この時、欧州に渡った米兵から感染が広がったようです、
(起源については諸説あります、HHKチコちゃん的注釈^^)
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第2波は半年後の1918年秋、米国やフランスで発生、
15~35歳までの若者の死亡者が最も多かったそうです、
これも戦争の影響かな、戦場では衛生はどうしても二の次になる、
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そして、第3波は翌1919年冬に発生、ほぼ1年以内に大きな波が3回来たことになります、
当時の日本国内でも約25万人が亡くなりました、
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今回の新型コロナの最初のピークは奇しくも春3月、
「スペインかぜ」に倣うなら、2020年秋と2021年冬に大きな波が来るのでは?という筋立てです、
さて、どうなるでしょうか?
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その後も世界には次々と疫病が襲いかかっています、
「アジアインフルエンザ(1957~58)」、
「香港インフルエンザ(1968~69)」、
「HIV(1981~)」、
「鳥インフルエンザ(1997)」、
「SARS(2002)」、
「新型インフルエンザA/ H1N1(2009)」、
「MERS(2012)」などなど
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『人類の歴史は戦争と疫病との戦いの歴史である』と、どこかで読んだような気がしますが、まさしくその通り、
とくに、この20年は5年毎くらいのペースで新型の疫病が流行しています、
これは、経済のグルーバル化や環境破壊と無関係ではないと思います、
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5年後には、新型コロナウイルスの次の新たな疫病が襲来する、
と、覚悟しておいた方が良さそうです、
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◆さて、日本の第2波は秋?
さて、どうでしょう、規制緩和された後の世界は、どんなことになるのか?
まだ、だれにも分かりません、
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しばらく小康状態になって、秋に第2波が来るのか?
それとも、もっと早く感染拡大がぶり返すのか?
少しでも時間が稼げきたいところです、
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コロナウイルスの事24で書いたとおり、
日本の感染拡大のピークは低かったですが、
感染者死亡率はアジアでは中国と並んで非常に高い、という残念な事実もあります、
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第2波が来る前にやるべきこと、
“対コロナウイルス戦の全体イメージ(コンセプト)”作り、
それ基づいた医療体制の構築、社会生活の新様式の確立、
これらをぬかりなく準備するのがこれからの数か月ということになります、
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感染拡大防止と経済活動の維持の両立にも知恵と工夫が必要です、
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そして、ワクチン開発も、
この闘いに一応の終止符が打てるとしたら、最有力候補はワクチンです、
(集団免疫はリスクが大きすぎる)
世界中でワクチン開発へ膨大な知恵と資金が投入されています、
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それでもワクチンの完成は早くて2021年春?
日本でワクチンが接種できるのは2021年夏以降?
地球全体にワクチンが行き渡るのは2022年春?
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おそらく、人類はこのスケジュールを前倒しする能力を保持していると思います、
もう少し早く、少しでも早く、この闘いに一旦、一応の終止符を打って欲しいものです、
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しかし、、、東京オリンピックの件は、早めに決断した方が良いと思います、
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