今週もコロナウイルスの事を書きます、
他の軽い話題を書こうかと思ったのですが、やはり今はこれしか書けないかな、、、
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先週の記事、『致死率1%を前向きに』『医療現場の崩壊だけは避けたい』はこちら ⇒
今日のお話しは、、、長期化しそうなコロナとの戦い、
要点は、、、『マクロ視点の戦略は“封じ込め”』+『ミクロ視点では、細かな対応策の立案』、
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◆長期化は避けられない
ますます事態が切迫していると思われるコロナウイルス感染、
どうも長期に渡る戦いになりそうです、
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1つ目の理由は、、、
湿度に期待していたのですが、どうもこのウイルスは『インフルエンザのように湿度に弱い』ということではないようです、春になれば治まる、というのは期待薄です、
2つ目は、、、
欧州でパンデミックが始まったという事、これは数か月で終息するとは思えない、、、
ま、こんなところで“長期戦”を覚悟しています、
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医学や化学に関してワタシはまったくの素人でありますので、以下の文章は酒場で隣りの呑み助が喋っている戯言として読んで欲しいのですが、、、
◆両立しない感染防止と経済活動
なんといっても難しいのは、感染拡大を防ぐさまざまな施策と経済活動とが両立しないということです、
感染拡大防止と経済活動の維持、相反するこの2つの課題の間でどうバランスを取って行くのか?
ホントに難しい局面です、政府も官僚も学者も、そして国民も知恵を絞らなければなりません、
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◆マクロ視点の戦略 “集団免疫”か“封じ込め”か?
さて、このコロナ感染はいつ頃終わるのか?終息=新たな感染者が発生しなくなるのはいつなのか?
ここで先週知った新しい知識を導入、
それは“集団免疫”!!??という言葉、今回、初めて聞きました、
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これは、、、
『大多数の人々が感染し免疫を持つことで感染拡大が終息する』という仕組みだそうです、現在の医科学である程度確信が持たれている理論だそうです、
大多数とはおよそ国民の70%~80%らしい、英国のジョンソン首相やドイツのメルケル首相、米国保健当局、日本の専門家もこの理論に言及しています、
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しかしながら、短い期間に国民の70%が感染してしまうと医療現場が崩壊(数的対応不可な状態)してしまうので、ある程度感染拡大のスピードを押さえて医療現場の崩壊を避けつつ集団免疫を獲得するというバランスの良い戦略、、、
なるほど、なんか都合の良い出来そうな気もする戦略ですが、、、計算してみると、、、
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今回のコロナウイルスの死亡率は1%程度と云われています(研究により上下あります)ので、、、
日本の場合=人口約1億2600万人×70%感染で集団免疫=8820万人が感染×死亡率1%=88万人が死亡!!
という、とんでもない数字になってしまいます、
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重症化率を20%とすると1764万人(初掲時440万人は間違いでした)程度が重症化する計算です、
この1764万人を仮に1年間で医療対応するなら月間平均147万人(初掲時35万人は間違いでした)程度に対して高度な医療を提供しなければなりませんが、これもどうも日本の医療体制では無理な数字のようです、
重症化しやすい高齢者、既往症のある方に絞ったとしても現実的ではないような気がします、
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しかし、ワクチンや特効薬が巷に出回るのには1年かそれ以上かかると云われています、それまではなんとか持ちこたえなければなりません、
これではどうにも出口がない状態のように思えます、“集団免疫”の状態に進むのは無理かも、、、
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そこで見えてくる戦略はやはり、
“封じ込める”、もしくはそれに近いカタチ“パンデミック以前で止める”という強行戦略です、
実際に中国は“武漢封鎖”である程度効果を上げ、終息できる可能性が見えるところまで来ています、
日本もこれに倣うべきなのか?
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日本でも“封じ込め”対策=学校休校・大規模イベント中止・テレワーク推奨などが実施された結果、飲食、音楽、給食、ホテル、旅客、旅行、あらゆる分野で壊滅的な経済破たんが起こりつつあります、
数週間でこの状態ですから、あと数か月このような状態が続くと経済が完全に破たんする!倒産する!廃業するしかない!という悲壮な叫びも聞こえてきます、そのとおりだと実感しています、
難しい、、、
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徐々に感染覚悟で経済活動を進めていき“集団免疫”を目指すのか?
ここはぐっと我慢して“封じ込め”を目指すのか?
一面だけを見た、一律の戦略では解決できない局面、
さて、日本はコロナと経済とを共存させることが出来る叡智を絞り出すことが出来るのか?
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◆ミクロの視点 感染リスクは相当限定的?
ここからはもっと個人的な思い込みの話になります、
上記のようにマクロ視点で考えると、どうも出口が見えないような気がしてきますが、でもどこかに脱出口があるはずです、諦めずに探してみましょう、
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現在、クラスターと呼ばれる感染集団が発生している条件を素人が考えると、、、
“感染しやすい条件”
屋内(閉鎖された空間)×距離(2m以内はリスク高い)×時間(長時間同一空間留まると感染リスク高い、クルーズ船のように)×空間内人数・密度
こんなイメージです、あくまでイメージです、
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屋外は比較的リスクは低いと云われています、子供が公園で遊んだり、普通に一人で散歩したりするのは推奨されてるべきかと思います、
ポケモンGOも低リスクです、運動不足解消に推奨します、ながらスマホには注意しましょう、
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個人対個人の距離と接触はやはり避けたほうが良いかな、これもなんとか気をつけましょう、
同一屋内空間に長時間留まるのも避けたいですが、ワタシの守備範囲で云うと酒場にはやはりそれなりの時間居ることにもなる、これは気をつけたいです、
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で、最もリスクが高いのは密度の高い屋内空間に大人数過密状態で長時間いること、と云うことになります、これはやはり規制せざるを得ないかな、
とくに人数の問題が大きいと思っています、
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たとえば4人で部屋の中で長時間マージャンをしたとしても、そこに感染者がいなければ感染しない、感染者がいる確率は現状ではきわめてゼロに近い、いたとしても感染するのは最大で残りの3人だけ、
対して、大きなアリーナでのライブコンサートで、例えば2万人いるとすると、その中に感染者がいる確率は相当高くなる(集合の概念を習ったけど正確に計算できません!)、
甲子園球場に5万人のお客さんがいると、それなりの確率で感染者が1人か2人いるのではないだろうか?そして、感染する人の数も比例級数的に増える、
満員電車もそういうことかな、やはりたくさんの人が1カ所に集まるのが一番リスキーな感じ、
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◆ここはやはり“封じ込め”るしかないと思います、そして細かな対策で経済活動をある程度維持!
経済的な損失は覚悟の上で“封じ込め”戦略が正しいような気がしています、
“集団免疫”戦略では医療現場が持たないかな?
ここはグッと我慢してなるべく短時間でコロナウイルスを“封じ込める”強行戦略を取らざるを得ないのではないかと思います、
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この戦略では、国民は社会的制約も一定程度は甘受しなければなりません、、、
でも、それでは経済が崩壊しかねない、、、はい、その通りです、、、
そこで、、、
“封じ込め”作戦とともに、経済活動を維持するための臨機応変な対応施策を政府が具体的に細かく示すべきかと思います(もちろん専門家の意見を尊重して)、
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たとえばスポーツ観戦は収容定員の20%程度で開催すれば、ひょっとするとリスクは低くなるかもしれません、
甲子園球場なら1万人だけ入れて試合することも可能かも、もちろん消毒や検温マスク着用など最善を尽くす前提で、
スポーツジムも割当制にして1日当たりの使用人数を制限して営業する、他にもスポーツ放送を増やす、少人数でのスポーツスクールを開催するなどなど、
あ!先日は行った映画館では、すでに販売する席を初めから間引いて間隔を空けて販売していました、定員削減の手法ですね、
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テレワークの他にテレスタディ、テレエンタ、テレスポーツetc、、、今までとは違うアプリやコンテンツが生まれるはず、eビジネスの方々の知恵も借りたいです、
旅行も推奨されてもイイのでは?列車やバス、航空機は定員の40%くらいにして運行するとか、新幹線なら窓際席のみ販売、
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大規模、大人数の集まるイベントは規制しても、参加者が少ないイベントやライブは実施可能なことを政府が明言、参加人数や空間人口密度のリスク目安を数値的に打ち出すべきでしょう、
ライブハウスでのイベント開催時の衛生基準や総人数、観客密度を細かく規定するのも良いと思います、
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この際、働き方も考え直しましょう、まずは週休3日にしてみてはどうですか?
テレワークの質を高める、出退勤時間をもっと大幅に広げる、大人数での会議は止める、ホントに出張しなければできない仕事なのか?考える、
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学校や幼稚園、保育園はクラス毎の輪番登校にして教室内の人口密度を下げるとか、週に何回かは給食も出すとか、校庭の解放とか、臨機応変にやってみては?
高齢者や既往症のある人などリスクの高い人への重点的な施策も柔軟に、
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一人ひとりはなるべく普通の生活をして、免疫力を上げて、感染拡大を防ぐ基本動作(手洗い・マスク)をしっかりしましょう、
もちろん、発熱や風邪のような症状がある場合は外出・人との接触を控え、発熱が続くようなら医者に掛かりましょう、
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感染が拡がれば医療現場は重症化しやすい方への医療を優先することになるでしょう、まずは命を救うのが優先、
このことは理解しておきたいです、
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ワタシが出来ることは、、、空いている末枯れた酒場を探して入るとか、ま、普通に前向きに呑んでいきたい、
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数か月で終息するかと思っていたのですが、、、長期戦になるかもしれません、
否応なく、しばらくコロナと付き合わないといけない、残念ながら、、、
感染拡大を封じ込めると共に、経済活動も維持する、難しい局面です、
知恵を絞りましょう、政府も官僚も会社もお店も個人も、
世界で人類の叡智が試されています、
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