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春のオープン戦 法政 vs 大東文化

2010年06月13日 19時30分07秒 | ラグビー
本日、春のオープン戦 法政  大東文化の一戦が行われた。
ABの2試合であった。天気は。ただ風がやや強かった。

まずは、B戦である。
U20組である鎌田選手、武者選手合流。その他、山本選手、岡本選手、田中選手など
Aのメンバーがいて、なんでここにいるんだ?っ感じ。
B戦メンバーは以下の通り。
(法政B)
1水本(東福岡)
2武田(仙台育英)
3鎌田(秋田中央)
4小山(報徳学園)
5吉岡成(報徳学園)
6川上(日大藤沢)
7武者(仙台育英)
8山本(東福岡)
9新本(崇徳)
10中山(日川)
11田中(東京)
12森谷(正智深谷)
13岡本(御所)
14松原(報徳)
15油嶋(桐蔭)

結果は以下のとおり。
(結果)
    法政B     大東B
前半   26       12 
後半   19       7

合計   45      19

トライ 
  前半:武者(岡本G)⇒山本(岡本G)⇒岡本(岡本G)⇒川上(岡本G)
  後半:山本(中山G)⇒森谷(森谷G)⇒油嶋(中山G)

法政B勝利

先制はまさかの大東であった。
開始10分ぐらいだろうか。法政Gライン手前で法政のマイボールスクラムであったが、押され、大東がそのままトライ。嫌な立ち上がりであった。
この試合、スクラムは安定しなかった(まあ、新しいスクラムの組み方に取組み中ということもあろうが)
その後U20帰りの武者選手がすぐトライし、法政立ち直りのきっかけを作る。
(U20組の鎌田選手と武者選手)


彼らが戻ってくると実に頼もしい。FWも今後強くなると思う。
武者選手の復帰早々のトライはさすがだ。それと厳しいタックルは健在だった

(本日スクラムは大苦戦)

(小山選手 ラインアウトよく頑張っていた)

後半は新谷選手も出場し、一年生LOが頑張った。

さて、武者選手の同点トライ後、FW・BK共に頑張り、点差を突き放す。
(森谷選手のTRY)

中山選手の突破から森谷選手が良くフォローし、敵を置き去りにトライ。


(後半出場の原口選手もよく声を出していた。HPを立て直したこともあり、ひと際声援多い
昨日に続いての連戦。頑張ってますな。



結果だけ見ればダブルスコアであるからまあまあだが、
大東は、攻撃はいいが、ディフェンスが甘すぎる。
よって、もう少し点差が開いてもいい位だった。
まあ、選手交代も多く仕方ない要素もあるが。

そして法政A  大東文化A戦

(法政A)
1 PR 高橋(國學院久我山)
2 HO 草間(東京)
3 PR 浅岡(西陵)
4 LO 上瀧(東福岡)
5 LO 栗林(東京)
6 FL 光安(東福岡)
7 FL 宮田(伏見工業)
8 No8 吉岡(法政高)
9 SH 本村(大分舞鶴)
10 SO 玉村(東京)
11 WTB 竹下(東福岡)
12 CTB 原島(桐蔭学園)
13 CTB 川原田(東福岡)
14 WTB 井上(東福岡)
15 FB 渡辺(西陵)

結果は以下のとおり。
(結果)
    法政A     大東A
前半    5       7 
後半   12       7

合計   17      14

トライ 
  前半:宮田
  後半:武者⇒渡邊(加藤G)

法政A勝利

(1年生 川原田選手もAスタメンデビュー)



結果だけ見ても分かるように、薄氷の勝利であった。
まるで昨年のリーグ戦の再現であった。

まさか、前半大東リードで折り返すとは思ってもいなかった。
こうなったのも、FW戦で押されたことが大きい。
スクラムで押され、ラインアウトは特に酷かった。
せっかく敵陣Gライン前近くに来ても、スローイング悪く自滅
ラインアウトはスクラム(新しいスクラムの組み方に取組み中ということもあろうが)
と並び大きな課題だ。

BKもミスが多く、攻め手を欠きリズムが掴めない。

(法政BK展開もミス多く攻めきれない。だが原島選手は本日も炎のタックル炸裂でチームを鼓舞する)


それでも宮田選手がモールからなんとか押し込みトライ。
実に30分もかかってとったトライだった。
(ようやくモールからのトライ)

その後前半終了間際に逆転され、前半は5-7で大東リードで折り返す。

後半になるとSO加藤選手が登場、またB戦前半にも出場した武者選手を投入。
テンポが良くなる。大東は、懸命のディフェンスで対抗。

(もはや風格すらある加藤選手)


(タックルだけでなく、突破も素晴らしい武者選手  )

後半10分過ぎ、再びモールで武者選手が逆転トライを決める。
(モール2トライ目)

しかし、すぐに逆転され、10-14で膠着状態となる

試合終了5分前。法政は大東G前に押し寄せ、逆転のモールを形勢。
執拗に押し込むも、大東の必死のディフェンスにあい得点できず、痛恨の反則。
このまま負けるのかと思った観客も多かっただろう。
大東Gラインまで30M以上と遠のいていく
しかし関東戦同様、法政は、諦めてはいなかった。
大東も気を抜いたわけではないだろうが、SO加藤選手がすばやくしかけ、タッチライン沿いにスピードにのった渡邊選手へキラーパス。
渡邊選手の体幹の強いランで相手ディフェンスを切り裂き、逆転トライ。
素晴らしい渡邊選手の突破とそれを見ていた加藤選手の視野の広いパスはさすがだ
ようやく法政ファンの安堵のため息が上がる。
(逆転トライ)

そしてノーサイド。まさに薄氷の勝利。完勝を期待したが、まさかの大苦戦だ。
まったく昨秋の再現だった。
大東はNO.8の外人が素晴らしい。去年も手を焼いたが、今年も要注意選手だ。
今日法政は彼に突破されたこともあったが、よく守っていた。
タックルなどディフェンス意識は春の最初に比べだいぶ浸透が見られたが、
スクラムや特にラインアウトが酷すぎ。今日はFW戦につきる。
立て直さないと秋にはまた大東に苦戦することになろう。
まだ大丈夫だ。
頑張れ 法政