夢の続き・・・

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春のオープン戦 対中央戦 成蹊大戦

2010年06月20日 17時47分23秒 | ラグビー
春のオープン戦も残すところ2試合となった。
本日は、中央大学A戦そして成蹊大学B戦が行われた。
ここまでくるとやはり内容が大事に思う。
勝つにしても内容だと・・・。

中央大学戦
メンバーは以下のとおり。
(法政A)

1 PR 水本(東福岡)
2 HO 草間(東京)
3 PR 浅岡(西陵)
4 LO 上瀧(東福岡)
5 LO 栗林(東京)
6 FL 武者(仙台育英)
7 FL 宮田(伏見工業)
8 No8 吉岡(法政高)
9 SH 本村(大分舞鶴)
10 SO 加藤(東福岡)
11 WTB 油島(桐蔭学園)
12 CTB 原島(桐蔭学園)
13 CTB 川原田(東福岡)
14 WTB 百武(法政二)
15 FB 渡辺(西陵)

結果は以下のとおり。
(結果)
    法政A     中央A
前半   17      31 
後半   14      21

合計   31      52

トライ 
  前半:武者(加藤G)⇒宮田⇒油島
  後半:岡本(岡本G)⇒山本(岡本G)

法政 敗北



正直、まさかの敗北だった。
そもそも最初から信じられない光景だった。
もしかしたら、これが狂わせたのかもしれないが、いきなりノーホイッスルトライだ。
法政Gラインが近いところでモールでゴリゴリ押されてのトライ。
呆然としてしまった。
すぐに、法政もモールから武者選手がトライで逆転し、ここから突き放せると思いきや、リードしたのはこの時だけ。
すぐ中央にまたしてもモールで押し込まれ再逆転。このあとも引き離される。
とにかくディフェンスが悪すぎた。タックルに行かない、行っても甘すぎて、スカされる。味方が突破しても、そして味方がタックルされても寄せていないので敵にとられてしまう。見ていて動かない、他人任せと言った感じに見える。
まったく個人プレーのようにバラバラ状態で意思の疎通が出来ていない。
FWで攻めるにしても、味方が集まらない。
これではどうしようもない。自陣釘付け。。。
スクラムもまだ、組み方対応ができてなく反則が多い。

(スクラムも課題だ)


ラインアウトも大東文化戦よりはましだが、依然として不安定
(ラインアウト)

攻めてはノッコンが多く、またパス精度の悪さなどでチャンスが次々と消える。

それでも、加藤選手⇒川原田選手⇒最後は油島選手へと繋いでのトライは、いいトライだった。

(油島選手トライ 少しボケしまった


しかし狂い始めた歯車は修正がきかない。
前半を17-31で折り返す。
後半になって、前半のメンバーのほぼ総入れ替えをする。
前半残ったメンバーって栗林選手と油島選手位だったと思う。
タックルが素晴らしい原島選手が前半で退いたので、後半大丈夫かなと不安に思った。
とにかくディフェンスが今日の法政は前後半通して悪すぎた。
いいタックルが出来ないがら簡単にゲインを許す。また、相変わらずバラバラ状態。
ボールへの執着は中央の方が遥かに上。
選手は一生懸命だったと思うが、集中力が感じられない。
岡本選手、山本選手などのトライで喰らいつくも、中央を最後まで捕まえることが出来ずの敗北であった。
この内容では来週の帝京戦は、東海戦の悪夢のようになる。
(岡本選手が抜けてトライ)


(山本選手のトライ)



とにかくディフェンスがダメだったので勝てるわけがない。ザル過ぎる。
選手を試している時期とか、後半総入れ替えだったとか、選手のモチベーションとか、いろいろ要因はあると思うが、今日のようなディフェンスではどうしようもない。
今日の試合、中央が強いとは思わなかった。法政が皆バラバラで組織の中央に個人で戦った感じだ。まさに自滅の負けと言った感じ。
負け惜しみではないが、組織で意識を共有した攻守ができれば、秋には必ず逆転できると思う。中央大学には失礼だが今日は、法政が酷すぎただけだと思う。


成蹊大学戦
メンバーは以下のとおり。
(法政B)
1 玉川(法政)
2 山森(西陵)
3 荻原(日川)
4 吉岡成(報徳学園) 
5 新谷(日川)
6 山本(東福岡)
7 立石(法政二)
8 堀 (天理)
9 前川(御所実)
10 山口(長崎北)
11 田中(東京)
12 森谷(正智深谷)
13 近藤(啓光学園)
14 中山(日川)
15 窪島(法政二)

(結果)
    法政B     成蹊B
前半    5       5 
後半   26       0

合計   31       5

トライ 
  前半:田中
  後半:高橋健(高城G)⇒窪島⇒木暮(高城G)⇒高橋健(高城G)

法政勝利

B戦も、タックルが出来ず、守れない、攻め込まれて、なかなか攻めれないといったA戦
と同じような展開。
こちらも先制は成蹊。格下相手に何やってるのかなというような展開。
隣で見物していたオヤジさんはAB通してため息の嵐。いったい何回突いていたことだろう?
血管もピクピクして苛立ってる感じだったので声を掛けてやろうとも思ったが、
「カミツキ亀」のような顔だったのでやめた。まあ法政にそれだけ期待してるからだろうと思った。

さてこの試合、主将が復帰した。まだあまり無理しないためか前半のみの出場であったが、
味方をよく鼓舞していた。久しぶりにプレーが見れたが、復帰というだけで何より喜ばしい。
ラインアウトもやや乱れたが、まあまあか。
(ラインアウト)


法政も森谷選手の突破から田中選手につないで反撃のトライ。田中選手らしい力強いランであった。
しかし前半の見せ場はこれだけ。
格下の成蹊に攻め込まれ、あわやトライといった状況ながら、敵失に助けられ、前半は
5-5で折り返す。
よく同点で済んだってくらい攻められた感じだった。
でも、成蹊のメンバーを見ると、こういっては失礼だが、花園とは無縁の高校出身者ばかり。
何故、こんなに競っているんだろう?

後半もAと同じように、ほぼ総入れ替え状態だが、後半になるとディフェンスもよくなる。
スクラムもかなり押していた。

後半はようやくチャンスを逃さず、得点を重ね突き放す。

(高橋健選手トライ 高橋選手は本日2トライ)


ようやく法政らしくなって終わる。
とはいえ、格下相手に喜べない。

帝京戦が心配だ。
この時期、この内容は不安が残る。今後コーチ陣の腕の見せ所だ。
まあ、こんな試合もあろう。公式戦じゃなくて良かったのではないかと考えたい。
来週の帝京戦は仕方がないが、夏合宿で一回り成長して欲しい。
そして秋には法政は躍進する、法政はこんなんでは終わらないと信じている。

頑張れ 法政