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羽花山人日記

徒然なるままに

コカリナアンサンブル「LIFE」

2025-08-29 19:50:49 | 日記

コカリナアンサンブル「LIFE」

このブログでも時々紹介したが、日本コカリナ協会に「LIFE」というコカリナのアンサンブルがある。協会の総帥黒坂黒太郎さんが戦中・戦前生まれの、いわば戦争を知る世代で組織した、コカリナ合奏団である。わたしも一時そこに属し、演奏したことがある。

そのLIFEが結成10周年を迎え、7月21日に江東区文化センターで記念の『コカリナ平和コンサート』を開催した。

わたしは当然聴きに行く予定だったが、何の因果か風を引いて熱が出て、残念ながら欠席する羽目になってしまった。

しかし、ありがたいことにLIFEのメンバーの方が、コンサートの模様を収録したDVDを貸してくださり、今日はそれをゆっくり鑑賞した。

戦後80年。団員は皆さん80歳を超えている。90代の方もおいでになるとか。コンサートでは30名の方が演奏されていた。皆さん椅子席だったが、矍鑠とお見受けした。

黒坂さんの指揮で演奏が始まった。オープニングはLIFEのテーマ曲『埴生の宿』。わたしは、映画『ビルマの竪琴』で、遭遇した日英両軍がこの曲を歌って戦わずして終わったシーンを連想し、「不戦」を願う「LIFE」のテーマ曲にぴったりだといつも感じる。

しみじみとした素晴らしい演奏が胸に響き、たちまちLIFEワールドに引き込まれた。

コンサートには、沖縄の伊江島からお客さんが見えていた。この島では、二人の日本兵が終戦を知らずにガジュマルの木の上で2年間隠れていた。この話は映画になって、コンサートの4日後に公開されている。

隠れていたガジュマルの木が台風で倒れたが、その木から黒坂さんがコカリナを作り、島の小学生に配ったことから、島とは縁ができたとのことだ。お出でになった方の一人は、隠れていた兵士の息子さんだった。

コンサートでは、広島原爆の被爆樹、旧国立競技場の学徒出陣を見送ったケヤキ、伊江島のガジュマルのそれぞれから作ったコカリナを、黒坂さんが平和への思いを込めて演奏した。また、コカリナの歌姫矢口周美さんのボーカルが花を添えた。

LIFEは10曲以上演奏した。3曲目の『川の流れのように』は、わたしが現在小杉先生からいただいている課題曲で、難曲である。それをLIFEは正確な音程とリズム、素晴らしいハーモニーで演奏した。

黒坂さんがLIFEのために作曲した『歩いてきた道』が、メンバーの誌の朗読とともに演奏され、その曲を一緒に吹いたことを思い出し、郷愁を覚えた。

いずれの曲も、吹く人たちの思いが込められていた。重ねた年齢が醸し出す独特の深い響きは、LIFEならではである。事情が許せばもう一回このグループに戻りたいと思った。

LIFE万歳。

DVDを観終わって、猛烈にコカリナが吹きたくなり、『埴生の宿』をバスコカリナで吹いた。

DVD画面を撮影

 

STOP WAR!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (kami)
2025-08-30 08:04:24
80歳以上の高齢者が平和の願いを込めて結成したコカリナ合奏のグループ「LIFE」を知り、感嘆すると同時に元気を頂きました。今回、山人さんが体調が悪く、演奏に参加できず、残念でしたね。
LIFE万歳!
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Unknown (寺井)
2025-08-30 09:06:25
最後の埴生の宿のこと、何だかジーンとしてしまいました。
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Unknown (天野明)
2025-08-30 09:13:32
コカリナアンサンブル「LIFE」の団員の皆様が80歳を超えておられる事に驚きました。高齢となっても「コカリナ演奏」に没頭されている姿は美しく素晴らしいですね。素晴らしいコンサートでしたね。山人さんも参加できず残念でしたね。「意欲」をもち続ける事が大切ですね。
返信する
Unknown (山人)
2025-08-30 19:24:53
コカリナは歳をとってもそれなりに吹くことができるのが長所だと思います。いい楽器に巡り合えて幸運でした。
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