年 の 瀬
年の瀬を迎えると,いろいろなことが新規まき直しに向けて結末をつける。
わたしは,今日がコカリナ個人レッスンの年内吹き納めだった。現在の課題曲は「Cielito lindo」 と「桃色吐息」。残念ながら合格点はもらえず,年越しとなった。
鎌倉殿の13人:昨日,最終回を迎えた。日曜日,夕飯を食べながらNHKBSでほぼ毎週観ていた。吾妻鑑を底本にしているとか。歴史が好きな長男は,大方の大河ドラマがあまりにも歴史を逸脱しているので,観るのを拒否していたのだが,今回は観ていたようだ。歴史に忠実だったのだろう。
この時代は,大河ドラマにしばしば取り上げられていたが,北条家を中心にしたのは初めてだったようで,武家政治の始まりが丁寧に描かれていた。主人公がいわゆる快刀乱麻のヒーローではなく,シンネリムッツリの陰謀家だったのも珍しい。小栗旬,小池栄子はともに好演。
特に女性の話し言葉が現代風なのに,余り違和感を覚えなかったのは,三谷幸喜さんの脚本のすごいところだろう。とことんの善人は登場せず,人間の中に巣食う欲望が多角的に描かれていて,深みのあるストーリーだった。
FIFAワールドカップ:フランスとの死闘の末,アルゼンチンが優勝した。夜中の中継は敬遠し,ニュース番組でハイライトシーンを観た。ヨーロッパのプロサッカーチームでは活躍するのに,アルゼンチン代表としてのワールドカップではふるわないことを,マラドーナと比べられて母国で批判されていたメッシも,最高殊勲選手で留飲を下げたことだろう。アルゼンチンチーム応援歌の「島唄」が歌われていたかどうかは不明である。
日本が惜敗したクロアチアが3位となって,なんとなく日本も3位に手が届きそうな気分になる。
それにしても,数多あるスポーツ種目の中で,なぜサッカーだけが,世界中を熱狂させるのだろう。
ウクライナでは,ゼレンスキー大統領が提案したクリスマス休戦がロシアによって拒否され,平和は来年以降に持ち越しとなるのは確実だ。残念至極である。
STOP WAR!