はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

消さぬよう、ぼちぼちと(第一種衛生管理者など)

2010-09-22 | よもやまばなし働き方
 社労士登録から1年が過ぎたスズキ、
勤務登録のためお客さまと直に接することが少なく、
社労士としての気分も知識も、
猛暑でオーバーヒートしすぎたアタマのなかで消えかかり気味?

 そこで先日、第一種衛生管理者の試験を受けることで、
自身のメンタルヘルスの充実を試みました。

ストレス検査 企業に義務化
(東京朝日(新潟)2010年9月8日5面)

 ストレスの中身はイロイロ。
カイシャの健診とストレス検査をいっしょにすると、
健診結果はカイシャの安全配慮義務のこともあって共有するため
働くヒトのプライバシーが守れなくなる、
といった理由で今回は見送り、健診とは別で行うことに。

 だからといってほったらかしにしていると、
働くヒトはもちろん雇うヒトもそれ以外のヒトもとんでもないことになるかも。

自殺・うつ病の経済損失を試算
(東京朝日(新潟)2010年9月7日8面)

 この記事、人々の幸せとともに、
約2兆7千億円が昨年1年間で消えてしまっているというもの。

すき屋 残業代認める 訴訟決着団交には応じず
(東京朝日(新潟)2010年9月9日29面)

 働いても消えてしまったお給料。
働く内容そのものにおカネを払う「業務委託」だとして、
深夜や休日に働いてもそこにつくはずの割り増しは不要、
と言い張ってきたカイシャが、正社員で無いアルバイトの訴えを認めたというもの。

 裁判はヒトリで闘う一昨年からの長~い道のり。
ジツはそれより前から労働組合を通じて「団体」交渉していたのですが、
こちらは多くのヒトが相手になるためか、未だ応じず。
同じヒトが同じ働きでも、まったく違うものができるという論理、
これがねじれが道のりを長くしてしまったのかも。

有期雇用の規制強化盛る 厚労省研究会が報告書案
(東京朝日(新潟)2010年8月25日5面)

 今月末からスズキは“特定社労士”を目指すべく、
連合会の研修を受けることに。
裁判よりもスピーディーに(ADR:裁判外紛争解決手続代理業務
働くヒトと雇うヒトとを“あっせん”で直接結びつけるのが特定社労士の役割。

 二年目のはかせ社労士も、ヒトとヒトとのわずかな結びつきでも消さぬよう
あせらずできることからぼちぼち積み重ねてまいります。
コメント
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