はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

ハジメが肝心(障害年金加算)

2010-04-19 | よもやまばなし社会保険
 新潟にもようやく桜が。
すでにショクバには新入生があふれ、
新たな「名前」をおぼえるのにオオワラワ

 先日初めて、とある事業所さんの社会保険の加入手続き
たちあう機会があったのですが、このときにも「名前」が問題に

 この事業所さん、名前の前に「法人」の肩書きがつきます。
この「法人」、よく耳にするモノなので、
よく耳にするモノで書類を作ろうとしたのですが、
保険料の支払いに使う通帳を見てハテ?
「法人」の前に漢字の長~い並び。

 社会保険の書類も公文書正式名称を書かなければなりません。
せっかく準備してもらった書類は書き直し
不十分な情報提供でスミマセンでした。

障害年金加算 拡充案成立へ
(東京朝日(新潟)2010年4月10日5面)

 「名前」はハジメにつけたものを大切につかいます。
障害年金も権利をハジメて手にした時が重要。

 もらうヒトが権利をハジメて手にした時に、
お子さんお相手があると金額がプラスされることがあります。
しかし「」にお子さんやお相手ができてもプラスされません

 でもそれじゃ所得保障として不公平では?
ということで「」でもプラスされることになりそうだとのことです。

 昨年、新しい職場の関連施設で受けたハジメての健康診断の結果をみてビックリ
イシャの「名前」入りで、ボクは医学的に「」なんだとか。
しかも「」の基準だと、とある診断項目は“異常”な値。
名は体(てい)をあらわす?
これも「」でシッカリ直(治?)してもらいました!

春のお守り(労災保険料率)

2010-04-09 | よもやまばなし働き方
続き
 雇用保険は雇用をマモルためにもつかわれますが(二事業、かつては事業)、
ムダが多かったのもご存知のとおり(「私のしごと館」廃止など)。

 ミンナで支えあう保険の「考え方」は
“はらう”額や“もらう”額のソントクに当てはめるだけでなく、
働きかたそのものにも当てはめたいもの
あたらしい春をむかえたヒトがこの保険を不意に使うことのないよう、
あくまでも「お守り」として。

 同じ“事故”の交通事故、死亡は減り続けているそうで。
同じ労働保険の「労災」保険も、全般的に保険料が下がった昨年と同率に。
まさにミンナのチエのたまもの。

もっと知りたい!『交通死』減り続けるわけは?
(東京朝日(新潟)2010年4月7日33面)

春のお守り(雇用保険加入拡大)

2010-04-08 | よもやまばなし働き方
 ようやく1年がすぎたニイガタ生活、
この冬はスキー(さんまい)でしたが
近年まれにみる大雪だったそうで、
フツウを知らないスズキでも
そろそろ晴れ間がみたかった今日このごろ。

 近くの美術館季節の絵を観た日は天気も快晴(カイセイ)、
サクラはまだでもココロは満開でした。

改正雇用保険法 対象拡大 保険料は増
東京朝日(新潟)2010年4月1日6面)

 こちらは同じカイセイでも法律のこと。
社会保険のほかに、労働保険でも改正が。

 「保険」というのはミンナの支えあい、
より多くのヒトが加わればリスク分散(=保険料も安くなる)のはず。
でも雇用保険のばあい、ちょっと違います。

 保険をつかう出来事を保険事故といいます。
なんだか交通事故みたいでヘンなコトバですが。
雇用保険の事故は失業
そう、クビが多ければそれだけおカネがかかることに。

 今春から働く見込みが
週20時間以上+31日以上」あれば入れるようになりました。
短い契約でも入れるということは、
不安定な働きかたを強いられるヒトにとってはありがたいハナシ。
でも不安定なままでは事故そのものは防げません

続く