最終回に相応しく、心地の良い予定調和で終わったね。面白かったわ。
『日本TV系で21日放送された松嶋菜々子主演の連続ドラマ「家政婦のミタ」の最終回の平均視聴率が40.0%(関東地区)だった事が22日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。同日迄の今年のTV番組の視聴率では最高となった。松嶋さんは「ずっとやりたかったオリジナル作品でこれだけ評価頂けた事が本当に嬉しいです」と話している。瞬間最高視聴率は主人公が派遣先の家族と別れるクライマックスの42.8%だった。「家政婦のミタ」は、松嶋さん演じる家政婦・三田が、母親が死亡して崩壊の危機に有る阿須田(あすだ)家に派遣され、家族を立て直していく物語。どんな非常識な依頼も「承知しました」と無表情で実行する三田が、唯一出来ないのは笑う事だったが、最終回では、家族の絆を取り戻した阿須田家の人々の前で、遂に笑顔を見せた。』
最終回の放送当日、日テレの朝の情報番組『スッキリ!!』に、阿須田ファミリーのガキ4人組が勢揃いしてゲスト出演し、番宣をやっていたな。
19時からテレ朝の『タイムショック』を観ていたんだが、21時から特別編が有るってんで、チャンネルを変えた。家人は『22時からだよ。』と言い張ったが、新聞の番組欄を見せるよりはTV画面を観せた方が手っ取り早いんでね。
始まった番組を観た家人は納得をしていたわ。
さて、本編だ。うららがドタキャンした結婚式の相手がかっさらった花嫁ってーのが、実は阿須田とーちゃんの元勤務先の常務の娘で有り、花嫁を拐われたボンクラ花婿ってーのが、やはり阿須田とーちゃんの元部下の名取だった。そう、阿須田とーちゃんの元愛人を弄んだ腹黒い部下だった男だ。
ざまぁ、って感じで、観ていてスッキリとした。
ラスト間近で、希衣に渡した手紙に書かれていた文言、あれは泣けたね。
ラストシーンで、新たな訪問先を尋ねるシーンは、やはりオマージュとなっている『家政婦は見た!』を彷彿とさせた。
一体誰が、番組開始前の番宣告知の『家政婦のミタ』ってタイトルの番組が、ここ迄ヒットすると予測しただろうか?
最終回は40.0%の高視聴率をマーク。今世紀に放送された日本のTVドラマとしては初の40%超えを記録したんだそうだ。
お楽しみのコンテンツが拡散しているこの時代、この数字がどれだけ驚異的な数字で有る事かが判ると思う。
脚本次第じゃ、まだまだTVドラマも捨てたモンじゃ無いって事なんだねぇ。
翌日、『スッキリ!!』で組んだ特集はクソ面白く無かったけどな。