ははぁ、現実は『ナニワ金融道』みたいには上手く行かないんだな。
『パチンコ店の出店予定地近くに幼稚園の関連施設を建てられ、風俗営業法の規定で出店出来なくなったのは営業妨害に当たるとして、盛岡市の会社が、ライバル会社や幼稚園を運営する学校法人等に総額9億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が13日、仙台高裁であった。田村幸一裁判長は、ライバル会社らに賠償を命じた1審・盛岡地裁判決を変更し、幼稚園を運営する学校法人も連帯して約8億6,000万円を支払うよう命じた。控訴審判決によると、原告のパチンコ会社が同市本宮に出店を計画していた2005年、同地区でパチンコ店を営業していたライバル会社の代表者が、予定地の近接地の土地を同法人に寄付し、幼稚園の関連施設が建設された為、原告の会社は出店出来くなった。1審判決は同法人の責任に付いて、「出店阻止に加担する意図は無かった」と退けたが、2審判決は「真の目的を察知で出来たのに、漫然と寄付を受け、結果として出店妨害に加担した」と共同不法行為を認めた。』
ライバルパチ屋の出店計画を妨害し、してやったり、と喜んでいたら、ライバルパチ屋から訴えられて敗訴。大金を賠償しなければいけない羽目になっちまった訳だ。
邪な事を考えずに、正々堂々と商売で勝負すりゃいいだろうに、余計な事をするから。所詮は浅知恵だったって事だな。
しかし、良くもまぁ勝てたモンだな。この判例は恐らく、日本全国のあちらこちらの飛び火しそうな予感。
何年か前にも地元で似た様な事が有った。もう開店するだけだって、準備迄終わっていたのに、風営法の括りで近所にガッコだかなんだかの施設が有った為に、結局開店出来なかったって話だ。
この場合は、パチ屋がロクに下調べをせずに勝手に店舗をブッ建てたのが原因らしいんで、問題にはならなかったけれどね。ま、馬鹿なパチ屋が一人大損をこいただけの大鹿な話なんだが。
我が街にも昔に比べたら恐ろしい位増えたぞ、パチ屋。
昔は、駅前に1店位しか無かったってーのに。
パチもスロもやらないんで、街からパチ屋が無くなるのは良い事だ、と思う。
同業者同士が競走して、共倒れになるのが理想なんだがなぁ。