【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ドライバーに悩んだら 短尺「気味」はお薦めです

2024年03月02日 21時07分12秒 | ゴルフ

店長「短尺…にするのも、自分のスイングタイプ、ショットのデータなどを
 見て決めた方が良いですけれど、 長尺 もそれと同じです。

 何度も言っていますが、
 ゴルフクラブは 長さが増す、長くなると
 クラブ全体の慣性…動かした時の重さ感 の為
 その長さが増した分、『ヘッド重量は減ります。』

ヘッド遅れ~グリップ遅れさせず_Moment

 例えば…ですが、
 ものすごく物騒な話ですが、
 ヘッドのついていないシャフトとグリップ、
 ヘッドが付いているよりも 速く振れますが、
 それで 人を叩いて 殺すことは出来ないでしょう。
 突き刺す…なら 別ですけれど…。
 でも、ヘッドが付いていれば 振る速度は遅くなりますが、
 当たりドコロによっては かなり危ない。

 クラブが長くなって 例え、速度が『多少』高くなったとしても
 ヘッドの重量が落ちていますから 総合的な破壊力は
 あまり変化していないんです。
 クラブの中で一番長い ドライバーそのものに
 『ロフト角度』は別として 破壊力が一番有ったら、
 振り難くて、扱い辛くて 仕方がないでしょう。

 ドライバーが一番飛ぶのは 一番少ないロフトでも
 使える工夫、クラブの長さによるアタックアングルであったり
 長さによる速度 や ティーアップがあるから で
 ポイントになるのは 『ロフト角度』です。

 そして ボールの上がりや回転、速度に影響を及ぼす
 『ロフト角度』は 物的なヘッドのロフト角度 だけでなく
 そのヘッドのボールに入ってくる 入射角度、アタックアングルも
 含まれています。

ドライバー入射角度

 製品の物理的なロフト角度 と ヘッドのアタックアングル
 ボールの及ぼす影響は 半々、
 物理的な角度が 及ぼす影響は 半分に過ぎません。

✅ロフトが小さくなると
 ボールの速度は増え 打ち出し角度は減り、回転は減ります
✅ロフトが大きくなると
 ボールの速度は減り、打ち出し角度は増え、回転は増えます
〇ドライバーの場合、進入角度は良いトコロ レベル位で
 ダウンには入ってきにくいですから
 アッパーの度合いが変わると思います。
✅アッパーの度合いが減ると
 ボールの速度は増し、打ち出し角度は減り、回転数は増えます
✅アッパーの度合いが増えると
 ボールの速度は減り、打ち出し角度は増え、回転数は減ります

 この二つの組み合わせは思っている以上に複雑で
 本当に その人その人によって 結果が異なって来ます。

Desktop 2020.09.03 - 15.33.57.01_Moment

 なんだか 性質の悪い冗談の様ですが
 長尺で 距離の効果が高い のは
 元々、ヘッドスピード高めの人…距離に悩んでいない人で、
 飛距離アップを悩んでいる人には
 長尺の恩恵は多くありません。


 逆に ヘッドスピードの余り高くない人には
 44インチなどの 短尺効果 の方が恩恵は多く、
 また 扱い易さによるショットの安定、方向の安定 が
 自信や安心感を生み 気持ちよく振れる
👉飛距離が伸びる という二次効果も期待できます。
445TL-5-1
構えやボールの位置なども フェアウェイウッドやアイアンなどと
近づいてきますから 悩みの複雑化を避けられます。

 

 あまり短くし過ぎるのは ロフト角度を増やす方向で
 考えなくてはいけなくなりますが、
 11~12.0度位のロフトで済む長さ
 であれば ミスをしても ロフトが助けてくれます。
 どんなロフト角度が良いかも 人それぞれですが、
 大きめのロフトで打つ安心感もあるでしょう。

 ドライバーに悩んだら 短尺「気味」なモノ
 考えても良いかも知れないですよ。」

コメント
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