【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

クラブの効能とスイング

2024年03月22日 20時19分51秒 | ゴルフ


店長「ショット って 向きを変える円運動主体なので
 見る側面によって、着眼点によって 勘違いし易い
 部分が少なくありません。 

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 アドレス時のからだの正面から撮影した場合、
 右打ちの人で 右を向いている時は
 グリップの方が前側(飛球線側)にあって
 ヘッドの方が後ろ(飛球線後方)にありますが、
 フォロー側にあたる 左を向いた時は
 ヘッドの方が前に出て見えます。」

質問「見えますね。」

店長「しかし、これは 腕やクラブをロックしていた、としても
 向きを変えた結果、そう見えただけ であって
 後ろに有ったヘッドがグリップを『追い抜いた』訳では
 ないんですね。」

質問「今なら分かります。」

店長「コレは シャフトをしならせて/しなり戻す
 ヘッドを意図的に走らせる、ボールを弾く なんかと
 共通しているのですが、
 ヘッドがボールを動作として追い越す と考えている人
 にとっては ゴルフクラブ、特にヘッドの効能は
 正しいモノにはなり難い のです。」

質問「やはり そうなんですね。」

店長「誤解をまねき易いので 正解から言って置きますが、
 地面にあるボールを打つ場合、
 クラブの長さによって その強弱、大小はありますが
 ヘッドが下がり行程、
 グリップや上り際 になります。」

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質問「ボールを上から打つ であっても…ですか❓」

店長「はい。
 意図的にする必要はありませんが、
 インパクト時は グリップ自身は高くなり始めます。
 ただ ヘッドの高低は まだ 下がり途上 です。

 ところが ボールを弾く、
 ヘッドがグリップを追い抜く、
 シャフトをしならせて しなり戻して打つ、
 と考えている人にとっては グリップの移動は停止、
 ヘッドは上がり過程 に非常になり易い ですし
 そのヘッドの上がり加減はかなり急激
 です。


 ヘッドの重心位置の効果 を
 インパクト時の ボールとその重心位置の関係 と
 考えている人が多い…大半だと思いますが、
 そうではありません。

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 例えば 重心が高い、もしくは重心深度が浅い モノだと
 グリップを前に押す力(量)が弱く、
 重心が低い、重心深度が深いモノの方が
 グリップを前に押し出すチカラが強くなります。

 要は どうグリップを動かすか✊ なんですが、
 シャフトをしならせて しなり戻す人にとっては
 インパクト付近では グリップは止めるモノなので
 それとは違う効果になってしまいます。

 ヘッドも上がり際に打つタイプになり易いですから
 重心が低い、重心深度が深い と
 そのヘッドの上がり具合が増えてしまいます。
 グリップにも負荷がかかりますから
 より強い止める、留める力が必要になります。
 
 代表的な例では そう言うタイプの人にとって
 FWとUT では 重心の高さは UTの方が低いですが、
 重心深度は かなり大幅に FWの方が深い、
 重心の高さは 数ミリ 5~8㎜程度の差ですが、
 重心深度は 10㎜以上、大きいモノだと15㎜差がありますので
 FWの方が よりヘッドが前に出ようとします。
 つまり ヘッドが跳ね上がり易い というコトです。
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 当たり前ですが、重心を深くする構造の為、
 形状も FWの方がソールが長く、奥行きがある。

 チョロしてしまったり、
 ダふっているのに トップだったり、
 そう言うタイプの人にとって FWは構造的に苦手
 尻もちし易い 機能であり、構造なのです。」

 そして、同時に シャフトをしならせて~しなり戻して、
 ヘッドがグリップを追い越して打つ と考える人は
 硬めのシャフトを好みます。
 硬めのシャフトをそのような使い方をすると
 しなり戻しを早めにせざるを得ません。
 
 ヘッドターン、ハンドターンタイプの人であっても
 グリップがボールを追い越してから ソレを行う
 のであれば、ゴルフショットしては成立しますけれど
 早めにソレをする必要があると
 グリップ、クラブそのものの進行が『より一層』滞りますから
 ボールをあおり打ち、しゃくり打ち、
 ヘッドの上がり行程でのインパクトの率はかなり高くなります。

 元々、グリップを移動させるコトが打撃 と考えず
 ヘッド、ヘッドと考えているから余計ですね。」

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スイングをゴルフクラブの面から考えてみましょう

2024年03月22日 00時25分50秒 | ゴルフ

店長「スイングをゴルフクラブの面から考えてみましょう。
 もう少し ゴルフクラブの『効能』について考えて頂くと
 ゴルフスイングに対する理解度は深まると思います。」

質問「どんな面です❓」

スクリーンショット 2023-09-21 231606店長「そうですね。
よくある例ですけれど シャフトが柔らかい と
なんとなくですけれど 大きくしならせて
ソレで弾いて飛ばす🥎
 と良いような…気がしますよね。」

質問「そうですね。」

店長「しかし、ゴルフクラブの打面には
 方向とかボールの上がり、回転などを司る角度 が
 備わっていて 1度位のプラスマイナス は良いですけれど
 縦横-立体的に 同じような角度で打てないような方法だと
 ゴルフと言うゲーム性にそぐわない。

 まぐれ当たりを追いかける遊びになっちゃいます。

 もう 死語 になりつつありますけれど
 『反発係数』なんてのもありますよね。
 まあ コレって 販売・製造側の政治的な意図が大きいんですが
 ゴルフスイングに「ボールを弾き飛ばす」という印象を
 強く植え付けてしまったので 大変 罪なコトだと思います、
 実際には、科学的には、その全くの反対で
 ボールを弾かない、ボールを歪ませず、
 逆に ヘッドの方が歪む、
 その双方の歪み率を近づけて ボールをつぶさないよう
 にするモノです。

 ですので ボールをつぶせない打ち方の人や
 ヘッドスピードの高くない人には恩恵は殆どありません。
 逆に それによって ボールが浮かない、上がらない、
 空を浮遊している時間を維持し難くなった人が
 とても増えているように感じます。」

質問「そうなんですね…。」

店長「シャフトの話しに戻りますけれど
 シャフトを意図的にしならせて、しなり戻して
 という行為には グリップの止まり、グリップが移動していない、
 というのが不可欠になります。

〇Rさんの夏 2023 - frame at 0m39s

 打ち手が ヘッドを『直接』持っている訳ではないので
 ヘッドの移動には グリップの移動が不可欠の『筈』なのに
 その逆を追いかけるコトになります。

 この誤解って 教える側の人にもかなり多いような気がします。

 ある程度 自然にシャフトが動く、
 弊社で言うトコロの 硬くない、柔らかいシャフトであれば
 特に その意識をせずとも、特別な行為を取り入れなくとも
 シャフトはしなります。
 グリップ部を意識して止める必要性はありません。

〇空中(立体)ズリズリ - frame at 0m35s

 シャフトはしなれば 元に戻る、
 復元しようとする作用が働きますが、
 当然、それはヘッド側にも、グリップ側にも働きます。
 ヘッド側だけにそれをするには グリップの止め が必要で
 グリップの止め は 運動速度の低下につながります。
 ヘッドを振った方が 『気分』は
 速く振れるような、強く振れるような そんな気分に
 なれますけれど 止めるという行為には
 その分の負荷がかかりますので 故障の原因にもなります。

 手打ちで悩んでいる人がいるとしたら
 手打ち と シャフトをしならせ~しなり戻して打つ は
 言い方を変えた同じモノです。
 嫌だと思っていることを 率先している可能性があります。
 ボールを弾いて打つイメージがある限り、
 インパクトでの グリップの止まり、
 クラブの移動とからだの回転の分断は必ず起こります。
 そして、それは悲しいコトに
 強く打つドライバーショットではなく
 アプローチショットの苦手に直結し、
 年数や経験の量に関係なく、永遠に続きます。

〇左向きと左腕のつながり - frame at 0m40

 そのシャフトの復元のチカラを
 グリップ側にも掛けて上げれば、
 グリップはより前に進もうとし、運動の助力になり得ます。
 その方が負担が少なく、ヘッドスピードアップに利用出来ます。
 フェース、ヘッド、角度などの問題も
 より小さな幅の中の変化に留まります。

 自分の運動ではしならないような、
 しならせなければいけないような硬さを使わない、
 そして、シャフトがしなったら ソレを
 自分の運動促進に使う
、っていうのが道具だと思います。」

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