店長「ブレイクラインをグリップエンドで割る
その感覚に馴染めたなら
あとのポイントは
『ハンドファーストを維持する為のリリース』だと思います。
『リリース』とは
曲げた、短くした利き腕、
右打ちの人であれば右腕ですね、
これを伸ばす、元の長さに戻すとき
『いったい何をするのか』
『何を動かすのか』 です。
手打ちの人の場合、
この『リリース』が打撃の全て
と言っても過言ではありません。
スイングの外周 ヘッドの通るであろう円
その外周に対し、ヘッドをその外周に押しつける、
時計の針 のように 外周に対して垂直と言えば良いのか
そう言う風にするモノ、
それをする為 腕を伸ばす
と考える人が多いかな、と思いますが、
そのイメージが からだの回転の役割を腕が奪ってしまう のです。
![(クラブ扱いのイメージの比較_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/3/f/3fef2456.jpg)
ブレイクラインをグリップエンドで割るイメージを前提に、
腕を伸ばすことで
ヘッドでは無く、クラブ、シャフトを外周に押し付ける
そう言うイメージが必要かと思います。
その言うイメージを持っていないと
運動した時に発生する不可抗力~遠心力
その遠心力と仲良く出来ません。
腕のリリース、腕を伸ばす作法で
円の半径になるようにクラブを動かすと
ソコでかかる遠心力によって
行う前の円が 違う形、歪んだ形になってしまい
遠心力を利用する、手助けさせる ではなく
遠心力に振り回される形になってしまいます。
言うなれば 腕をリリースする、クラブを持った左腕をリリースする、
のであって ヘッド(の重さ)をリリースするのではありません。
クラブを遠くに投げる と言う部分では
ヘッド(の重さ)をリリースするのは正解ですが
野球のボールを投げる のと違って
クラブを投げる競技では無く
そのクラブでボールを打つ競技なので
打撃の強さ とともに、打撃の正確性、安定性が必要です。
放り投げた ヘッドの重さ
それで 正確に、安定してボールを打つのは
計算上、不可能ではありませんが、
繰り返し同じようにするのは
部活のような訓練/メインテナンスが必須になります。」