【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ヘッドはグリップを追い抜きません

2021年04月08日 22時03分34秒 | トレーニング

ヘッドはグリップを追い抜きません

 

 

【アプローチだけでなく 通常のショットであっても】

 

ボール越しに、

アドレス時のからだの正面から定点観測をすると

一見、ヘッドがグリップを追い抜いたように見えますが、

それは 単に『からだの向きが変わった』から

 であって 動作として ヘッドがグリップを追い抜くコトはありません。

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右手のリリース感とからだの向き #Shorts

2021年04月04日 20時00分51秒 | トレーニング

これは Rさんだけでなく
一度は体験として やって頂きたい のですが、
ごくごく 軽いショットで良いと思います。
ボールを置いての軽~い素振り位で良いと思います。 

➀トップの位置からやってみましょう。
 スイング、ショットはスローですが、
 強く叩きませんが、スタートは
 一番深いトップの位置が望ましい です。

➁寝かせ気味の方、その傾向の強い方は
 トップの体の向き のまま、
 右腕を 伸ばし始める位のつもり で
 スタートしてみましょう。

 外(アウト)から振る「つもり」でもいいかも、です。

✋このドリルの最大の目的は
 からだの向きの変更 と
 腕の曲げ伸ばし(利き腕の動作) を
 同時に行う感覚 です。
多くのゴルファーは
🔴からだの向きを変えている時、腕は止まっていて
🔴腕の曲げ伸ばし は からだの止まった時、行われます。

手を使っちゃいけない
手打ちはイケナイ と言う意識の表れかも知れませんが…。


テークアウェイで(結果的に)手で上げてしまったり
オーバースイングやシャフトのクロスもそれが要因の場合も
少なくありません。

クラブを寝かしてしまったり
最終的に インパクトそのものを 手だけで行う のも
それが要因だったりします。


スイング、ショットは 手は使います。
半分は 手で打ちます。。。 もっとかも。
でも からだの向きも混じる だけと考えて良いでしょう。
からだの向きの変更👉ターンに関して
 手がしない と言うだけ かも知れません。

安定と、再現性、そして 飛距離に対する最大効率
を考えると 交じり合った状態の方が
双方の作業が少なく、シンプルで済みますので…。


リリース の勘違い❓_Momentリリース の勘違い❓_Moment(5)






Rさんの例で言うと
手で打っちゃいけない意識が強いので
ダウンスイングで先に体だけ向きを変えます。
グリップを置いてきてしまう傾向が強いので
からだの向きで 低さを確保できる期間 を逸して
手で 下に振らなければならなくなります。
からだの向きの変更にグリップが付いてこないので
回転の遠心力で グリップが高い状態で
ボールの方に出てしまい、それによってクラブが寝ます。
👉フェースで当てるには ヘッドターンが必要になりますが
 からだの回転は半分終わってしまっているので
 アームローテーションが必要になります。
 それをするには からだを止める必要が生まれます。
👉低さが確保出来ていないので、届かせるには
 今度は先行してしまったからだの回転を止め、
 その反動で アームローテーション、左右のグリップの
 上下の入れ替えが必要になります。


右手のリリース感とからだの向き_Moment


からだの向きの変更と右手(右打ち)の兼ね合い は
右手を伸ばした時、左腕にどういう圧力がかかるか
と言っても良いかも知れません。


Rさんの場合は 左グリップの下に㊨グリップを入れよう、
グリップの上下を入れ替える動きが多いので
右腕を伸ばすコトによって 左腕を上に上げる、
左肩に上への圧力がかかっています。
届かなくなるといけないので 余計体が止まります。

右手を伸ばすコトによって
 左グリップは 傾きに沿って、
 からだの回転通り 横へ、横へと逃げるモノ 
です。

 重さによって からだの向きの変更、
 移動に対して グリップを付かせる のが
 右手の役割 とも言えます。

 それは最終的には同時です。

 同時ですが、今までの習慣、感覚からすると
 右腕の伸ばし(押しと呼べるほどのモノではありませんが)
 右腕の伸ばし『始め』の方が先 と考え
 トライしてみた方が良いでしょう。

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ボールは止まっている…筈です

2021年03月24日 21時06分05秒 | トレーニング



からだ というのは その言葉の通り
からだです。
皆さんが動かそうとしている部分は 肩で、
それは腕の一部で体ではありません。

922a6798


ほぼ9割近いゴルファーは
腕だけでテークバックし、
そのせいで クラブが大きく開き
ロフトがどうなる、以上に 
フェースがボールに向いていないので
フェースで打つため、ヘッドターンをします。

そのヘッドターンですら、
基本は クラブを持った自分が からだを回せば済む
筈の問題です。

アドレス・・・ というのは
その構えが打撃の基準になり、
打ちたい方向によって
スタンスの向き 等が決まってきます。
ミスは致し方ないにしても
結果のズレ を 修正しながら
スイングの確率、ミスの防止、ミスのパターンなどを
掴んでいくものです。

よく言われますが
「ゴルフは 止まっているボールを打っているのに…。」
まあ 野球やテニスとの比較だと思うのですが、
皆さんは 本当に止まっているボールを打っていますか?

アドレス時、
ボールはだいたい 左股関節~左ひざ の前辺りにあります。

スナップショット 1 (2018-02-13 13-07)


 脇道に逸れますが、
アドレスの向きの スタンスがクローズ、オープン によっても
からだに対するボールの位置がかなり大きくズレます。
その曖昧な クローズ度合いやオープン度合い によって
ボール2個程度は簡単にズレてしまいます。 これ要注意です。

アドレス時の ボールを左靴かかと/左ひざの正面 としておきましょう。
スタンスの幅によっても異なりますが、胴体にとっては左胸の前 あたりですね。

しかし 振り遅れてしまい、体が大きく開いて インパクトを迎えると
靴~スタンスにとっては 左靴かかと ですが、
脚にとっては かなり中(右)に入ります。
右靴までズレたでしょうか・・・。
mh
そして 胴体にとっては
㊧の胸の前にあった筈のボールが
右の胸よりもさらに右になってしまいます。

この時に注意する・・・いや 注意しても無駄なんですが、
単に体が開いただけで ボールは大きく中に入る形になりますが、
これに更に 体が上を向く動作 が入ると
更に ボールは右に移動する形になります。

そして 困ったことに 手で振るスイング、フェースターンするスイングの場合
からだが開くのと
からだが上を向くのに
関連はありますが、規則性がないので
毎回 その度合い、関係はバラバラ。

つまり インパクト時のボールと自分の体との位置関係に
規則性がないのです。

✋これって ボールが動いているのと同じじゃないですか?


体の回転に同期して、体の回転で打つのであっても
タイミングのズレなどによって ボールと体の位置関係はズレますが
それはシンプルに一種類のモノで済みます。
シンプルなミスで済むので 修正が容易、
自分で気づけば ラウンド中でも修正することが可能です。

oto_Moment



振り遅れの手打ちのスイング(スイングと呼ぶのが正しいかどうかは割愛します)では
ダウンスイングと呼ばれる行為が始まるところが
一番左サイドがボールに近く
インパクトに近づくにつれ、左サイドはボールから離れていきます。(体が開く)
イコール どんどん ボールが中に入ってきます。
そこから 肩で上に振りますから
からだが上を向くので さらにボールが中に入ります。

ですので ショットのたびに ボールの位置が動いていることになります。

結果、アドレス時 左胸の前にあったボールを
体の右横 90度近くも中に入れて打つのですから
いったい ぜんたい アドレス時のスタンスの向きや
アドレス時のボールと体の位置関係には何の意味があったのか
というほどのモノです。

そうなると 深刻な問題は・・・
勿論 体のねじれによる故障は深刻ですが、
技術的な部分で深刻な問題が発生します。

 アドレスの構えや向きに重要性が薄くなるので
アドレスの意味がどんどん消失していくでしょう。
トッププロ…と呼ばれている人たちのアドレスを見ても
なんだか 奇妙なものが増えています。

昔 某大物プロが
「プロが練習するのは当たり前。
 練習して体を壊すようなスイングじゃあ
 プロとして飯が喰っていけないぞ!」と言っていたのを思い出します。

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パッティングやアプローチでよく見るショルダーターンの罠

2021年03月13日 21時33分11秒 | トレーニング

アプローチショットやパターストロークで
よく見る方法に
ショルダーストロークがある。
駄目なストロークの代表それは、ハミングバードの視点では
パターだけに限らず、ショット、要するにスイング全般に対し
諸悪の根源とも言える。



ショルダーストローク は それをする本人にとっては
ヘッドが真っ直ぐ動いているような「錯覚」
・・・・
視覚的に真っ直ぐ動いているので
真っ直ぐ行くように「錯覚」
してしまうのだが
決してそうではないので 実験してみた。



『フェースの面の向き』と言う言葉があるけれど
多くの人は、シャフトを軸としたヘッドの回転に
フェースの向きと
『勘違い』している人も少なくないが
ロフト角度もフェースの面の向き だし
ロフト・ライ・ヘッドの向き
それらの複合によって決まるもの。

CDのケースを使って実験してみると
良いかも知れないが
オリジナルの状態で 片側を上げて
ライ角度を一定にしておいても。。。
このように ロフト角度が変わると
全体の複合した フェース面の向きは
こんなにも変わってしまうのです。

IMG_0003
IMG_0004


例えば グリーンの花道から ピンまで10m
のアプローチをしたとしましょう

簡単に 左右に 1m~2m前後ずれることになるだろう


002001003






概ね視覚的には真っ直ぐ動いているヘッドも
これだけの『向きの違い』を生むのである

当たり方とか打ち損じ とか
はっきりと「ミス」によって
距離や方向がぶれてしまうのは修正も可能だろうが
ミス…と呼べないこのズレを修正することは
意識としても非常に難しいだろう。

006005009







ショルダーストローク(ゆりかご)の動きは
常時、左右の肩を上下に揺さぶるので
ヘッドの高さの変化が激しい上にロフト変化が激しい

☆ロフト変化による打ちだしの方向のズレ
☆ヘッドの高さ変化
☆ロフト角度の変化

これらを同時にインパクトに揃えるのは神技に等しく
正直、毎回偶然待ちをしているようなショットに
なってしまうのは明白だ。



それと忘れてしまうガチなのは
体を固定して 肩を揺さぶっているから
ずれが少ない と勘違いしているが
肩のラインを底辺とした 逆三角形を固定して
肩を揺さぶるという事は
シャフトの延長線上・上方に頭がある ということになる。
もう一度見てほしい。
006005009






打ち終わったコマ では グリップエンドの向きは
アドレスよりもかなり右(飛球線後方)を指すような
そんな格好になる。
故に、打つ前に想像しているよりも
かなり上向きに 頭が右にずれ 上を向いてインパクトする
ことになるので、ショルダーストロークする人の
殆どのショットが ヘッドが上に動いていている時
煽り打ちでインパクトを迎えるので
必ずと言っていいほど 
歯で、トップ気味にボールを打っている・・・・

 だからインパクト音が汚い

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スイングの軸

2021年03月04日 15時58分28秒 | トレーニング

非常に怪しいゴルフ用語、ゴルフスイング用語
だと思います。


◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
個人的な感想、印象では
スイングの軸は
アドレス時 背骨に沿った傾きの有る柱
体の中にあるというよりも
 からだを動かす為の 支柱 みたいな感じです。 

スナップショット 2 (2015-04-14 13-48)


伝わり難いかとは思いますが…。

スイングの軸、動作の軸、
は からだのどこかの箇所 を
軸にして動きましょう という意味合いではなく
クラブ も含め、自分の体と言うパーツを
からだの向きの変更、からだの回転という 運動に
「軸の有る動きになるか」「そうでないか」
ということなんだと思います。


具体例で言えば
手で振る、
フェースローテーションが入ったスイングの場合
からだの回転、からだの向きの変更に対し、
それよりも半径に小さい クラブのみがターン
しかも その回転は 元のからだの回転とは
 微妙に違う角度、方向に働き
クラブ単体が円を描くような動きです。
多くは 左グリップなり、グリップエンド
辺りが 支点、軸点になる 動き ですが、
人間は 何かに固定された機械 ではないので
大きな動作の中に 別の回転運動が入れば
当然、それに影響を受けます。

小堀2020_Moment(4)(手打ち 手振りのパターン_Moment(3)







フェースローテーション であれば
グリップエンドに対し、ヘッドの方がたくさん、
そして 速く動かそう とします。
知っての通り、ゴルフクラブは
先端に 重さの集中した構造ですので、
 長さ、速さ が掛け算でより一層重さに加わります。
ただ闇雲に振る速度を競う遊びであれば
 そういう方法もあるかも知れませんが、
ボールは決まったところに置かれていて、
 しかも 飛ばす方向や距離などが重要になりますから
当然、その動作によって発生する重さや遠心力など の
 不可抗力を 自分が反応して処理しよう とします。
ヘッドを振れば 振った方向、振った量分
 引きながら打つコトになります。
ヘッドを前に出そうとすればするほど
 自分は後ろに下がらないと上手く行きません。

話しを元に戻すと
本来、からだの向きを変える からだの回転では
どこかに支点、軸点のある動きになり易いのですが、
その中に また 別な負荷の発生する動作。。。
 ◉しかも 遠心力と言うモノが大きくなり易いゴルフクラブの構造
が 元の動きとは別な円運動をすれば
 元になるその動きには 軸点が無くなる、
 もしくは 軸点がブレる動きになるでしょう、

 なって当然、と言うコトです。


この写真で見ても
002001







左の写真は クラブ単独が円を描き
右はクラブは 円状に流れています。
当然、グリップエンドの先に「打ち手」は存在するのですから
クラブ単体の軸点 と 打ち手の軸点がズレていたら
「軸の有る動き」にはなりません。

413445







それをして 軸の有るスイング、無いスイング
と言うのが 元々の意味合いだと思います。



まあ 軸の無い動き の方が圧倒的に多く多く、
それを推奨するプロやレッスンも多い今日、
 それで 安定して 遠くに打てるのであれば
望んでいない人に意見をするつもりはありませんが、
軸の無い動き、自分の動作とクラブの動きが別 な場合
やはり そのひずみは (ゴルフクラブは壊れにくいですから)
カラダの故障の原因に成り得る、なり易い と思います。 

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 右向き奮闘中

2021年02月20日 16時56分15秒 | トレーニング

Jさん 2021年バージョン

 

腰、骨盤に対し 胸や肩をひねる
一般的なスイング…ですが、
「歳のせいか、回らない」 は正解で
歳に関係なく、
その 捻じれ差を自発的に作ろうとする自体
 無理があります。
   …自分で自分にかける プロレスの寝技 ですね。

捻じり差を作るコト自体 無理がありますし、
痛みや忌避があるので
「クラブの、ヘッドの重さを利用しよう 」
と言う言葉を 自分で好きに解釈し
反動をつけて クラブの重さで左腕を振る
クラブの重さを使って 腕を体に巻き付けるような
テークアウェイの取り方も 結構 よく見かけます。

シリーズ ココを治してみましょう❸_Moment(4)



正解 から 先に言えば
腕の生えている部分 肩は
それが乗っかっている胴体
骨盤が向きを変えるから
位置が移動する、
ゴルフ用語で言うと 肩が回る のです。

アドレス時、気を付け のような
㊧腕と胸が直角に近い関係 であったのに
トップへ行くと ㊧腕と胸がくっ付いてしまう
平行 になってしまう
90度近くも左腕を振ったコトになります。

これが 手打ちの始まり って言うか
これ 振り戻さないと 打てません からね。

それを 骨盤の向きに代替え させる訳です。

M2019810L!_Moment



弊社では クランチと言って
 右ひじを外め、上めに張って を推奨していますが、
若林純一 2021_Moment(2)Jさんの場合、であれば
やはり もう少し上目に動かす方がよいか と思います。
と同時に、㊨のお尻も動かす と言えば良いのか、
確かに 右ひじをやや外め に張る はありますが、
右ひじの大きな移動自体は 上記の左腕と同じく
胴体が向きを変えるから 大きく移動するので
もちょっと お尻と肘のシンクロ をしたい ですね。

部活 ではありませんが、
テークアウェイ、トップにおいて
 回転差 が出来て辛いのは
軸足、右打ちの人にとって『右脚の股関節廻り』です。
背中の張り 肩甲骨の下あたりの張り
 向きの変更の目安 にしている人は
そのまんま 肩と腰の捻転差 ということになります。


また 右ひじをやや外目に張る は
テークアウェイ時、左腕、左肩の押しによって
倒れてしまい易い、寝てしまい易い クラブを
右ひじで支える ということもポイントになると思います。
  ⇒テークアウェイ時点でクラブを寝かさない

右ひじを曲げ 外目に張りますが、
それは 肘が外に出るのであって
右手自体は からだの幅の中にいます。
曲げるコト によって 左腕を引っ張るのではなく
曲がるコト によって 左上腕が上がる習慣欲しいですね。

 

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ゴルフ用語◆不可抗力

2021年01月21日 15時48分54秒 | トレーニング
 このブログに関連する中によく使われる言葉です。

辞書を引いてみると

  人間には抗えない、逆らえない力 一般の事を指します

この言葉は 保険用語や法律用語 不動産用語に中にも
頻繁に登場します。
 そして この言葉の反対と言う意味では無く 対になる言葉が
  「仕方がなかった」
というのがあります。

GOLFsystemWORKS K99


車の運転中に頻繁に起こる事ですが
車がカーブに差し掛かります
その車の性能、路面状況、タイヤの性能や状態によって
車は道なりに走ろうとするスピードに対し
外に飛び出ようとする力が働きます
 どのスピードからは 各シチュエーションによって異なると思いますが
必ず タイヤの向いている角度よりも ややずれたアングルに
車は進むのでしょう。  確かこれをスリップアングル と呼んでいたと思います

自分の動かした物、自分自身にも 動かした方向やスピード、強さに対し
必ず 自分の意に反するような力が掛かる訳です。

ですから 車の場合 その総合的な性能を超えてしまった場合
外に飛び出るような事故になってしまったりするのです
            {運 転 は 気 を 付 け て}

それと同じで ゴルフクラブにも
動かしていない時は 長さ×重さ だけで済んでいますが
動かしている時には それにスピードの二乗倍 以上の力が
かなり複雑に掛かります。

ゴルフクラブを スウィングと言う中で動かせば
クラブ全体には 外に膨らもうとする力や 下に落ちようとする力
クラブヘッドにも 独自にその力が加わり
動かしている最中 ずっと複雑に力が掛かります。


良い練習方法とは言えませんが
人のいない 広い所で クラブを離す スウィング中に放り投げる
指示をされると 意外や意外 初めて行う人は
自分の意図に反した あらぬ方向にクラブを放り投げてしまうモノです


☆ボールを打つ
☆クラブを振る
  この行為には 重力が存在している限り
  絶対に いろいろな重力 遠心力 等 不可抗力が存在します
  殆どの場合 その不可抗力に動かさせられている と言っても
  言いすぎではありません。

ある程度 その不可抗力を計算に入れて 上手く打とうとしても
その不可抗力は 全部を計算式に出来ないほど複雑で
特にヘッドを振ろうとしている
シャフトを振ろうとしている   ヘッドターンをしようとしている人の
不可抗力は 無限のバリエーションを持っていると言って良いでしょう

  それを味方に付けるか あくまでも人力によってそれにアガナウか
    そのどちらかだと思うのです

ゴルフクラブの場合 かなり立体的に動きますし
かなり動かすものは偏芯・偏重した物体です




道具…辞書から抜粋してきました

(1)物を作り出すため、あるいは仕事をはかどらせるため、
  また生活の便のために用いる器具の総称。
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具


ゴルフの場合 当然 (1)が正しい筈です
 人間の体だけでは あんなに遠くへ あんなに正確には
 ボールを飛ばすことが出来ませんから…


しかし 道具を持った方が難しくなってしまうのは
  (3)の回答です。
本来は 人間が楽をしたい 作業効率を上げたい 為に存在する
筈の「道具」が人間を苦しめる  
 本末転倒……この言葉、まさにこの為にあるような気がします

人間が1000回も10000回も繰り返し 出来ない動作
 答えの出ない動作   ゴルフショット以外に何かあります?
  そろそろ その行為 動作 
   そのモノの目標が間違っている って気付いても良い頃?
     じゃありませんかね


    楽する為    効率を上げる為
こんな便利な世の中になったのに
 道具を持った方が上手く出来ない
  こんなコンピューターが進んだのに
   基本設計 基本構造は変わらず
    原点の形はあまり変化のない ゴルフクラブ
   
   それに「理由」が隠されているって思いません?
   それを無視し 体の動かし方ばかり考えていても
   こんなにやっても こんな人数でトライしても
   こんな長い歴史を過ごしても答え見つからなかったんです



     自分の側から クラブを見るのではなく
     クラブの側から 自分を見つめる時が来たのでは
                   ないでしょうか
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アプローチから掴む 飛ばすからだの回転

2021年01月20日 19時58分12秒 | トレーニング

アプローチショット で
 是非 覚えて頂きたいのが
ショットの基礎 となる からだの回し方 です。

動作 にですので
 コレを言語化するのは非常に難しく
伝わりにくいモノになりがち ではありますが、
その からだの回し方 を
 クラブのメカニズム から追いかけてみましょう。

まずは アプローチで言うところの 『距離感』
 は ヘッドスピード ではなく、
 クラブの振り でもなく
 腕の振り でもなく

⇒ からだを回転させる 動作速度 です。





この 『からだ』 というのがどこを指すのか
ゴルフスイングにとっては厄介ですが、
ロフトというコトを考えると 自ずと答えが出てきます。

クラブを振る、腕を振る、
 では 例え その速度が上がったとしても
 同時に ロフトが増えたり
 ヘッドの入射軌道が上向きになったりし
 折角、速度をあげているのに
 それが距離に反映されません。

アプローチにおいては 「わざと」
そうやって打つコトもない(ポッコン) とは言えませんが、
通常のショットのコトを考えると それは避けたいトコロ。
 😢 振っているのに飛ばない のは辛いですね。
(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(4)(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(3)






足でからだをまわそう とすると
 胴体はねじれてしまいます。
胴体を捩じると 腕の長さの関係 が合わなくなります。
足は からだ~胴体をまわす、胴体の向きを変えるための
軸足を作るためのモノで
足を使って からだを回さない とは言いませんが、
向きを変えるための軸足作り ではあっても
廻るコトそのものを足でやるのは ゴルフ向きではないでしょう。

胴体をねじらない で 廻す、向きを変える 感覚は
人によって異なるかも知れませんが、
腰回りと同期して 肩を動かす でも
腰回りと同期して 腕を移動させる でも
どちらでも良く、ようは 胴体が一つのユニットになって
向きを変えられるのであればOKです。

胴体の向きを変えれば 腕も振られるように見えますし、
クラブも振られるように見えますが、
ロフトや入射角度が変化してしまうような
クラブの振り、腕の振りは 距離のロスやミスにつながりますし
胴体をひねる 捻じる は 痛みの原因、
 若者と呼べない年齢の人にはお薦めできません。


胴体の向きの変更、からだの周り、回転に対し
クラブヘッドは遅れます。
どうしても 取り戻したくなる気持ちは分かるのですが、
勇気をもって 遅れっ放し で どう打つか、
動作の加速に対し、徐々に遅れる、
徐々に自分にまとわりつこうとするゴルフクラブを
 どう フェースの下向きに変えるか は
腕の作業ではなく、腕の付け根の、からだの姿勢次第です。

アプローチの距離感 ⇒ からだの回し具合 は
 そのまま 飛ばすためのからだ使い、クラブ使いにつながります。

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からだの回転 スランプのパターン~右向きの質

2021年01月18日 15時23分33秒 | トレーニング

重要なポイントですが、
ちゃんと意味を掴まないと
スイングの迷路のぐるぐる回りが
頻繁に起こってしまいます。

意味が分かれば
例え、練習に頻繁に行かなくとも、
ラウンド中にスイングに迷いが出た時など
対処の仕方が分かるのではないかと思います。



✋アドレス ~テークバック~トップ
 この流れの中での 右打ちの人の右向き
 は とても大切ですが、
 その大切なモノは
 右向きの量 ではなく
 右向きの質 です。
       ⇒からだの回転の役割、意味

20190525gc5_Moment(2)20190525gc5_Moment(3)20190525gc5_Moment











✊確かに 質は悪くとも
 テークバック~トップ時に ある程度の右向きの量を確保すれば
 ダウンスイング~インパクトまでの「時間と空間」を稼げるので
 応急処置的には大変有効デス✋

video_Moment(4)



 ゴルフクラブ は 長さ(シャフト)があり
 一方の端に重さが集中した形状で、
 打ち手は重さのないその反対端を持って使います。
 そして 打撃部には 距離や回転、上下左右の方向を司る角度
 というのが番手ごとに存在し、
 それを出来るだけ安定させて使うことが理想です。

 故に 出来るだけ毎回同じようにしたい、扱いたいのですが
 なかなか上手く行かないのが ゴルフの面白く、難しいトコロです。

 スイング動作は どの道 からだ、
 良い悪いは別にして、人によって そのからだがどの部位なのかに
 差が有ったとしても、 その体を回してボールを打ちます。


✋からだの回転の質
 テークバック時の右向きの質   とは
 からだの回転する、向きを変える速度や量 ではなく
 そのからだの回転、向きを変えるコトが
 ダイレクトにクラブを動かすコト、
 からだの回転がクラブの移動と直結しているか どうか です。

MVI_0873 (2)(2)_MomentMVI_0873 (2)(2)_Moment(5)












 からだの回転とクラブの移動が直結していれば
 テークバック時 右向きの量を増やせば
 だいたいのことは解決しますが、
 からだの回転とクラブの移動が直結しない
 腕で振るスイングにとって、からだの回転の量は
 円の量、円を増やしているだけに過ぎず
 増やしても その手遅れ量の関係は何も変わらないですから
 からだの回転に大きな意味を持ちません。
 (手で180度 からだの回転で90度 合計270度 みたいな感じで)
 結局、意図的、意図的でないにかかわらず
 インパクト付近を手でさばいている、
 手を返している、フェースローテーションしているのならば
 右向きにはあまり大きな意味がないので
 無意識のうちに、いつの間にか 右向きの量が減ってきます。

 どの場面においても スイングは
 望ましいアクションも、望んでいないアクションも
 必要なコト以外は数球で淘汰、自然に消えていきます。


 からだの回転がクラブの移動が直結していなくとも
 スピードを上げるために 助走路としての右向き は
 まあ 正確には右向きではなく、テークバックに似たねじり ですが… 
 ▼量が少ない
 ▼腕力が低下する
 ▼握力が低下する
 ▼アドレス・ボールの位置が悪い

 等の幾つかの要素が重なってくると ミスが多発し
 それを 本質 である 👉からだの回転で直接クラブを移動させる
 という修繕ではなく、もっと強く、速く 手を返すとか
 テークバックでのクラブの捻じり方を変えるとか(例えばシャッターフェースとか)
 ダウンスイングでよりインサイド、聞こえはいいですが、より寝かす
 とかで 応急処置をすると より問題は複雑化し、深みにはまっていきます。

PCC


 手で振りたくない、ヘッドを返したくない、フェースローテーションしたくない、
 人であっても、テークバック~ダウンスイング等で
 グリップよりもヘッドを多く動かしている人は
 好き嫌いに関わらず ヘッドを返さなければいけないので
 ラウンド中、自然と必要性の低い右向きはどんどん浅くなっていきます。
 スイング動作中に修正の効く許容範囲を超えると
 大きなミスが出だし、そこで右向きを増やしても
 単に円弧が大きくなるだけですから 問題は解決しません。
 

意識や素振り、練習等で
右向きの質、からだの回転の質、意味 というのを
掴むことが 本質としてとても大切です。

からだの回転がダイレクトにクラブの移動につながる
コトが 頭でも、体でも理解出来れば
からだの回転 の 部位として どこがからだなのか も
身に付くようになりますし、
フルショット、ハーフショット、コントロールショット
そのスピードコントロールを どこでするのかも
分かってきますから、アプローチも良くなってきます。 

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スプリットハンド から分る『軸運動』

2021年01月08日 17時28分08秒 | トレーニング





この二種類の画像の比較をご覧ください。
(両手離(両手離し(両手離し(



腕のクラブさばきとからだの回転の関係_Moment腕のクラブさばきとからだの回転の関係_Moment1腕のクラブさばきとからだの回転の関係_Moment2





上がハミングバードの推奨している
両手離し(スプリットハンド)ドリルで、
下が ごく一般的なスプリットハンドドリルです。

動画では判り難い かも知れませんが、
右グリップの移動する量 と 左グリップの移動する量 が
かなり異なります。
スプリット…両手を離して持っているので
 強調されていますが、基本は同じです。

ハミングバード式(仮称)では
右グリップと左グリップの移動量も、移動方向もほぼ同じ です。
それによって 腕の長さの調整などが要らず、
左半身 と 右半身が同じ量だけ動き易いので
意識は一切していませんでしたが、 (結果論ですが)
よく言う 軸運動 というコトになります。

それに比べ 一般的に行われる ハンドターン式(仮称)では
倍とまでは言えないですが、明らかに
右グリップの移動量の方が左グリップより多いです。

また、ターンが必要な為
移動していく方向も 右と左では異なっています。

この 両グリップの移動法 では
右/左のそれぞれ半身 は同じように動くことが出来ません。
また 両グリップの移動方向が異なるため、
㊧グリップ~左半身は横方向の移動が強く なりますが、
㊨グリップ~右半身は縦方向の移動が強く なりがちです。
右グリップの移動量を増やしたいので よりそうなる傾向は強いでしょう。
これでは 軸が左右の真ん中にある運動は難しくなります。

!肩を縦にまわす なんて理論は
ここから派生しているのかも…知れません。

逆に言えば 左右のからだ、左右のグリップが
同じ量、同じ方向に動いてしまっては
手を返すこと(フェースローテーション)が出来ない訳ですから
からだ の役割は それを耐えるため 止まる
動くのを我慢する というコトになるのですが、
それを「からだを使って」と言うのは、ちょっと的外れに思えます。



からだの厚みのコトは抜き にしても
㊧半身/㊨半身、その移動が同じように
同じ方向に 同じ量 動くからこそ
からだの真ん中に 「軸」 が形成されるのでしょう。

だとするならば、からだの両脇にある腕
そして 両グリップは
同じ量、同じ方向に動かさないと
それを作り出すのは難しくなる…と思いませんか❓

両腕が、そしてその付け根が、
そして 両グリップが
似たような量、似たような方向に動くことが
『からだの回転で打つ』 なのではないでしょうか❓

ハミングバードでは この両手使い を
「スイングに組み込んだ形の刷毛塗」と呼びます。

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