【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

『上から打つ』ってなんですか❓ どんなですか❓

2024年07月01日 23時47分57秒 | ゴルフ
【対決】ヘッドの返し派 VS からだの返し派_Moment(3)


ST「今日はショットでよく言われる
 『上から打つ』って言うのを教えて下さい。」

店長「あああ よく使われますよね。
 アプローチやバンカーなんかでも
 その言葉が使われたりする訳ですが…。

 単純に 入射角度、
 ヘッドがボールに向かって
 ある程度の高さから 低くなって入ってくるサマ
 だったり、する訳ですが、
 実は "肝心な部分" が抜けていたりします。

 二つの写真をご覧ください。

IMG_1142IMG_1144







 左右とも 高さとしては
 ボールに対しては上から入って来ています。

 入射『角度』としては 左の方がキツイ、
 数値で言うと 大きな数値で入ってきていますが
 アプローチなどで言うと 特殊な場面などを除き、
 ショット全般で言われる 『上から入れる』は
 どちらが正解だと思います❓」

ST「う~~ん どちらもOKじゃないですか❓」

店長「正当な意味での上から打つ は
 イコール 強い球を打つ と言う意味も含みますので
 目指すべきは 右の写真だと思います。
(こする つかまえる_Moment(3)(こする つかまえる_Moment(2)







 左の写真は バンカーやラフなどでの
 脱出を優先した場合に使われる "上から打つ" で
 特殊、もしくは非常時と考えて良いと思います。

 そう言う意味では 正統な上から打つは
 入射角度はありますが、その角度はやや緩く(シャロー)で
 特殊な上から打つは 角度はキツく(スティープ) なりますね。

 同じような力加減で打つと仮定して、弾道としては
 左の画像のショットは やや遅い弾道で、高く飛び出て、
 一番高くなるトコロが手前で 全体として放物線を描くような
 そんな球になります。

 用具との絡みで行くと
 クラブが長くなって行くと
 ロフト角度にかからわず
 弾道の頂点(最も高い場所)がどんどん
 真ん中に寄ってくる、手前になる が
 『上から打つ』の反対になる訳です。

スクリーンショット 2024-06-11 220258

 右の画像のショットは やや早い弾道で 低めにライナー目に飛び出て
 一番高くなるトコロは奥 直角三角形のような弾道になります。」

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シンプル、でも効果的なスライス防止策

2024年06月30日 20時51分01秒 | ゴルフ

店長「スライスが多く出るのは 長物が多いと思いますが…。」

質問「そうですねー。」

店長「短いモノは 縦の回転が多い、
  1800rpm(横回転) / 5500(縦回転) ≒ 800 / 2500
 曲がりが表に現れる 分母(縦の回転数)が多いです。
 ドライバーだから 曲がる というのは嘘じゃないですが、
 それは長さと言うよりも ロフト角度が少なく
 分母になる 縦回転が少なくなるからです。
 
 ロフト角度の多いモノ
 大きな曲がりは当然、少なくなりますが、
 同時に 短いモノは 長いモノに比べ
 アドレス時の明確な目標が取り易い と言うのもあります。」

質問「そう言われれば そうですねー。」

店長「長いモノは 目標としての着弾点、距離が
 遠いですから アドレスの目標取りがぼんやりしている。

NSAJ 8

 ボールが曲がることを計算に入れると
 コースなりに立つ、地形なりに立つ、
 というコトが行い難く、目標が取り難い、
 風景に対して 斜に構える必要が多い と思います。」

質問「ソレは言えますねー。」

店長「引っかけやフック、スライスを含め
 アドレス、セットアップの向きに対しての
 曲がりや方向のズレ などを考慮に入れ
 目標を設定する訳ですが、
 スライスを考慮に入れ 少し左向きに構えた時、
 ボールは通常よりも 中に入り易くなります。

 フックや引っかけを考慮に入れ 少し右めに構えた時は
 その逆で ボールはやや外め、右打ちで言うと左め
 になり易い…。

 スライスが出易い人が
 ボールを中に入れた時、右打ちで言うと右めに置いた時、
 よりスライスし易く、
 ボールの飛び出る方向も右に行き易くなります。

003005







 コースなり や ティーグラウンドなり よりも
 左に目標を取る場合、
 『ボールを中心、軸に』
 自分が後ろに下がる✊ のですが、
 ついつい その場で 向きだけを変える、
 特に、一度アドレスに入ってから
 何気なく 左を向いてしまう場合など
 ミスが出易い環境を自分で造ってしまう、
 というのは 大変多い例です。

 練習場などで真っ直ぐ向いて
 ボールの位置を左右に動かすよりも
 向きによる ボールの位置ズレは
 遥かに大きく、気付き難いモノ😧 です。
 😧いつものボールの位置よりも
 ボール3個分ズレてしまっている なんてのは
 結構、よく起こってしまいます。
002001







 アドレス、セットアップのルーティンを決める、
 目標に対して いつも通りのボールの位置
 慣れたボールの位置で打てる手順を構築しておく✋
 は スライスなどのミスショット対策の
 一番の防止法と呼んでも 過言ではありません。」

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スライスはどう防ぐ? 治せる?のか

2024年06月28日 22時53分58秒 | ゴルフ

質問「質問です。
 スライスはどうやったら治せるのでしょうか❓」

店長「スライス…ですか…
 最近のゴルフクラブ事情では
 昔よりも とっても少なくなったと思いますが。。。

F2TuBf8W4AAJGlq

 先ず、スライスって どうすると『出せる』と思います❓」

質問「ヘッドの移動軌道に対して
 フェースの向きが開いている角度、度合いが
 大きいからですか⁈」

店長「そうですね。

 パターストロークで意図的にやってみると分かります。

 右打ちで言うと
 フェースを右に向けたまま打つ 
か❓

IMG_0548IMG_0549








 フェースの向きは同じ、開いていないけど
 ヘッドの移動軌道を よく言う『外から』にして
 フェースの向きが開いている
のと同じ状況を作ってやる。

 そのどちらか、その混合 のいずれか です。」

質問「一般的な アウトサイドイン ですか❓」

店長「そうとも言えますが、
 アウトサイドインと言う言葉に踊らされてしまうのは
 コトをより複雑にし易いので
 とりあえず 後の話しにしましょう。

 スライスの問題は
 ボールに右回転が入っているコト…
 結果、として ボールが右に曲がるコト よりも
 フェースの向きに『伴う』 ロフトの増え です。

 ボールに右回転が入っていても
 ロフトが増えず ボールの縦回転が
 そのクラブに対して 適切、程よければ
 問題は無いと思います。
ドライバー入射角度yoko
 ドライバーショットで言うと
 平均的なヘッドスピード 37ms前後で
 ボールの回転数が 2000回転台後半であれば、
 例えば 2900回転の縦回転 としましょう
 その 2900回転に対し 3割に当たる
 900回転位の右回転で有れば
 出球の方向は別として
 右に大きく曲がることはありません。

 満足できるか、どうかは別として
 距離も ほどほど です。

 おおよそ ですけれど
 目安となるのは 縦回転の3割を超えてくる…と
 ボールは目に見えて 曲がり始めます。
 コレは 左回転のフックもだいたい同じ です。

((((((((_Moment

 右回転のショットの場合、
 その分母に当たる 縦回転も増え易い ので
 意外なほど曲がっていない コト が多く
 それに伴う 出球の『右への飛び出し』が事故の原因
 だったりします。」

質問「多いですね。
 それはどう防げるでしょうか❓」

店長「まず 事故の原因 の 最大と言えるのが
 『不注意』によるもの です。」

質問「不注意❓」

店長「そうですね。
 交通事故や一般の事故、火災などと同じです。

 ゴルフのショットの最大の不注意は
 『アドレスの向き と ボールの置き位置』
 によるモノです。」

質問「ああああああ😧」

244eb714

店長「ボールも飛ばない、真っ直ぐ行かない、
 OBになっちゃう、コースの外に出ちゃう、
 そう言う球のかなり多くの要因は
 スライスを治す のではなく
 アドレスへの注意『防げる』可能性があります。」

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グリップ バックラインの活用

2024年06月27日 23時00分36秒 | ゴルフ



質問「グリップのバックライン、
 どこに と言えば良いのか
 どの部分に合わせて握れば良いのでしょうか❓」

IMG_0772

店長「握り方もそれぞれですし、
 どこと言うのは 自分なりの基準で良い と思いますが、
 ラウンド中や練習中に 疲れてくると
 総じて 右打ちの人であれば左、左打ちの人であれば右、
 グリップが緩んできます。

 緩んでくる というのは 言葉とは反対になってしまいますが、
 深くなってしまう や
 より手のひらで握るようになってしまう、
 または フックグリップが強くなってしまいます。
IMG_0795IMG_0794





 右打ちの人であれば左グリップが深くなったり
 フックグリップの度合い
 手のひらの甲の向き具合がより上向き
 になると
 その反対の右手のグリップの入れドコロが無くなるので
 左グリップと右グリップの距離、間合いが離れます。
 👉これを 緩み と言うですけれど🙄

 左右のグリップの密着度が変わりますと…
 当然、構え方にも影響があります。

 ご自分でやってみると分かりますが
 いつもより 指一本分離して構えると
 アドレスが決まりにくい、落ち着かなくなると思います。

〇アドレスとグリップ_Moment(3)


 それが ダイレクトにミスの原因にもなりますし、
◌ボールの見え方が変わっているので
 ボールの置き位置がいつもと変わる。。。
◌グリップやアドレスが落ち着かないので
 早く終わらせようとして テークアウェイが浅くなる。。。
 などなど ミスの原因になる訳ですが、
 そういうことが起こりにくいように利用出来るのが
 グリップのバックライン ですので…

 これはあくまでも ヒトツの例で
 こうじゃ無ければいけない、なんてことは全くありませんが、
 ある程度 指側を主体に握る(グリップする) として
 バックラインは 出っ張った部分、尖った部分ですので
 指の関節と関節の間に当てると 少々、痛いというか
 違和感を感じ易い人も居るでしょう。

 ですので 通常時、平常時は バックラインを
 自分の指の関節、私であれば 第一関節に合わせておくと
 指の関節部分は バックラインの尖った部分を
 吸収できますので、痛くないですし、違和感も感じにくい。
 平常時は バックラインは有るんだけど『無い😶』

IMG_0772

 ところが 疲労等で グリップに変化が訪れると
 バックラインの尖った部分が 指の関節ではない、
 ふくらみのある部分にズレるので
 バックラインを認識できる、感知出来てしまう。

 そう言う使い方も有るんじゃないかと思います。

 そして グリップを修正するも良し、
 グリップはそのままで
 アドレス、ボールの位置を再確認するも良し、
 疲労が来ているので 無理をしない判断、決断に変更するも良し、
 なにより 自分の状態を確認できる(サイン・シグナル)
 とても 良いツールだと思います。」

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NEW L型ブリストルパターG2 ラウンドレポート#2.3.

2024年06月25日 23時57分54秒 | ゴルフ

【モデルチェンジ版 L型ブリストルパターG2】  

 

その後、2回のラウンド機会を得、投入しました。

ラウンド的には #2、#3 となります。


写真一番左(テフロンブラック)が 旧型になります

#2 ラウンド

ベントのポテトチップスグリーン。

 

県の シニア・レディース 大会を 2日後に控えた

 とても 速く 転がりも 良い グリーン。

 

大会を控えているので、

ピン位置は グリーンがあまり踏まれ無いことを考慮してからか、

一番手前が多く、そして 奥か 左右の端っこ。

 

従って 傾斜がキツい。

 

上からは 超早く、下からは 打たなきゃならず、

横からは 曲がりまくり。

 

結果は 32パット。

3パットは 一回。

これは、仕方無い 状況でした。

G2 初めて見た同伴競技者は、

「あんなに ゆっくり打って 何故 届く?」

と 最初から最後まで 言われており、混乱しておりました。

 

 

 

#3 ラウンド

#1 ラウンドと同じ 芝目・傾斜のキツい 高麗。

 

エアレーション後は 小さくなっているけど、

ある程度の ボコボコ で、芝が育って来たので

 #1 より 止まりぎわ で 突然曲がる。

ダルビッシュ投手の 高速スライダーです。

真っ直ぐ転がり 止まりぎわで 極端に曲がる。

 

結果はスリーパット2回の32パット。

スリーパットは 逆目の15m 程のパットを打ち損じて

 かなりショートしたものです。

 

7000y 越えの フルバックティ使用だったので、

長い、外からの パッティングもありましたが、問題無し。

 

グリーン ボコボコでも パッティングに負荷無し。

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NEW L型ブリストルパターG2 ラウンドレポート

2024年06月24日 20時37分56秒 | ゴルフ

 L型ブリストルパターG2 NEWバージョン 販売開始 : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

先週 「G2」 の突然の到着。いや 襲来!

チョット長めの 超重めの グニャグニャ 。

G2  spec     550g (ヘッド重量 )131cpm

現在 25悶絶クラブ(ドライバー 120cpm 流し)を使っているし

 以前は 105cpmのドライバーを使っていた 自分なので、

柔らかさへの耐性は持ち合わせているとの自負がありますが、

この 「G2」 は・・・

 

G2 (ヘッド)550g  131cpm

ファットB   530g    140cpm(推定)

進化版       482g    146cpm

 

本日 G2、ファットB、進化版 を 持って コースへ!

コースは 芝目がキツく 傾斜も大きい 高麗グリーンの ホームコース。

今年は 芝の育ちが悪いらしく、5月中旬なれど

マダラに育っていて しかも エアレーション後が

 クッキリ残っていて ボールは 飛び跳ねながら

 反復横跳びして 転がる? 様な 状況。

スティンプメーターは 8.5 の表示。

パターを試す様な コンディションでは無いのかなぁ~~~

  と思いながら、練習グリーンで 20歩程度の 登りの逆目を

 進化版、ファットB、G2 の順番で 打ってみました。

L型ブリストルパターG2 NEWバージョン 販売開始 : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

最初は 進化版。3球打つ。

使い慣れておりますから 、

一発目から ジャストタッチで距離ピッタリ。いつも通り。

 

次は ファットB 。3球打つ。 これも いつも通り。

どちらも いい感じ。

 

最後は G2! 3球打つ。

 30cm ほど オーバー。

そして 打感が全く違う。

打感を感じないと言うのか 感じる打感が小さい。

重いからか柔らかいからか それとも重心が高いから???

兎に角 30cm ほどオーバーで 気持ちよく 距離が打てています。

また、「打ち出し直後に ボールが跳ねない」 様に感じる。

進化版に戻り 3球打つ。打感を大きく感じる。若干 ショート。

ファットB 3球。これも 打感を感じる。若干ショート。

G2 3球。距離 良し!

 

これを 数回繰り返して、G2 でのラウンド開始。

パッティングの結果は スリーパット 無し。

40パットやむなし の悪条件でありながら 31パットは 出来過ぎでした。

 

G2 は 距離が打てる 性能がすごい と思います。

素人の自分は いつも キチンと打てている訳では無く、

寧ろ ミスヒットの連続だと思うのですが

 G2 がこれを助けてくれている。

ですから グリップは ゆるっと握って

 バックスインしたら 何もしない的に 打ってやれば

 所望の距離が打てる。パンチの入る 余地の無い パターだと思いました。

 

飛び跳ねながら 反復横跳びする様な

グリーンコンディションにありながら、

所望の距離が打てたのかの要因を考えてみると、

「打ち出し直後にボールが跳ねない」様に感じることが

関係しているのでは無いでしょうか?

 

こりゃぁ~~~  困ったなぁ~~~

ファットB リシャフトして・・・  うぅ~~~ん

 

  😊😊楽しくパッティング出来ました。

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『L型ブリストルパターG2』 Q&A

2024年06月23日 22時01分30秒 | ゴルフ

 IMG_0520

Q:グラファイト(カーボン)シャフトを採用していますが なぜ ですか?

A:ハミングバードでは 特に スチール/グラファイト に対する
  こだわりはありません。

 パターだから だけでなく、アイアンやウッドに関しても
 オジサンゴルファーによって 楽! 簡単! スイング覚えやすい!
 モノであれが どの素材でも良いと思います。

 日本のゴルファーの特徴なのか、どうかは調査のしようもありませんが、
 素材に対するこだわりがとても強い気がします。

 スチールだから どう・・・ とか、 カーボンだから どう・・・だとか
 この二つにシャフトとしての性能差はありません。

 素材としての特徴 ですが、
 スチール素材の最大の利点は 工業生産性が高いコト!
 つまり 同じモノが大量に安価で作り易いコト です。
 そして 最大の弱点は 単一素材であるが故にレパートリーが多くないコト です。

 ✋意外に思うかも知れませんが、
 スチールとカーボンでは 圧倒的にカーボンの方が「強く作れます」
 ですので 軽く造る限界も 柔らかく造る限界も スチールの方がすぐそこに…。
 造れない というコトです。

 一方、カーボン素材のシャフトは 形状の制約、外径内径の制約 以外
 かなりの自由度があります。 カーボン自体 元々アクリルを焼いたモノなので
 軽いですから 逆に重くする時 内径が取れない という制約の為
 重くする限界が有ったりします。

 ブリストルパターでは パッティングもショットと考えの元、
 出来るだけ小さく、出来るだけ少なく、出来るだけゆっくり であっても
 必要な距離を打てるようにする方が 簡単、 楽 と考え
 より転がりの良い、より遠くに飛ぶパッティング になるような
 シャフトの柔らかさを求めた結果、グラファイトに行き着いたに過ぎません。
 (カラーは傷の目立ちにくい ガンメタリック 黒に近い灰色のメタリックです)



IMG_0501IMG_0502







Q:ヘッド重量550gと聞いていますが、L字型特有の厚みのない形状 なのでしょうか
 全体のサイズ感を教えてください。


A:ヘッド素材は S15C 軟鉄の中でも柔らかい素材ですが、
 比重はごくごく普通の鉄 と変わりません。
 その素材で 通常のパターヘッドの 1.6倍 の重さを造るには
 厚く、高く、大きなものにするしかありませんが、
 ネックの高さにはルール的な制約があります。
 
 パターの形状は 心理にとても大きく影響しやすいので
 落ち着いた 安定した形状が必要ですが、
 だから と言って 大き過ぎるのは 格好悪いでしょう。
 (1986年マスターズ優勝時の ジャックのパターには吹きました)
 全体のバランスを考え 形状を造りました。

IMG_0571

 まあ パターの形状を比較すると
 このパターの特徴が良くわかるかも知れません。

 ボールが良く飛ぶ、良く転がるのは
IMG_0616 確かに  300g強の一般パターヘッドと 550gの重量差
 そして シャフトの柔らかさ もあると思いますが、
 一般のパターは パターヘッド下部に重量を集め過ぎています
 俗に言う 低重心化 ですが、
 ボールを上げる必要のない パッティングに
 必要以上の 低重心化 深重心化 する
 意味が私には見えません。

G2モデルになった ネック部の長さを更に取り
より良い転がり、伸びのある球 にするための

適切な重心の高さを設定しました。
IMG_0567
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ボールの上りと回転は  物質的なロフト角度に任せる

2024年06月22日 19時00分58秒 | ゴルフ

店長「アプローチショットについての酒飲み話で
 ヘッドはこう入れて来る…みたいなモノを見かけます。
スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)
 たしかに アプローチショットは
 ロフトの大きなクラブですることが多いので
 『結果』 としてはこうなりますけれど
 ショットのイメージとしてはあまりよろしくありません。

IMG_0727

 もしも…ですが、
 ロフト0° のクラブでアプローチした時、
 リーディングエッジが ボールの下に入る、
 ボールの下側を打つ のではなく
 フェースはかなり ボールの上面に当たります。
 ウエッジクラブ 35~35.5inの長さでは
 特殊なショットを狙わない限り、
 通常、4~5°位 上方からヘッドは入りますので
 ロフト0°のクラブであれば
 打面である・フェースはボールの
 赤道より上側に当たることになります。
スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)
 笑ってしまうかも知れませんが、
 ロフト0°である限り、例えウエッジの長さであっても
 よく言うミート率は 1.4を越えます。

 そこで ゴルフクラブに ロフト角度と言う「逃げ」
 があると ボールの推進力・ボールスピードは
 打ち出し角度と回転に分散して行きます。

 お使いのアイアンのボールの打った跡、
 打痕を見ると ロフトの小さな番手では
 ボールのディンプルの跡が見られ易いが、
 ロフトが大きくなってくる番手になると
 フェースの上方に ボールが逃げる跡、
 その割合が大きくなって来ます。
 これが ロフトの役割ですね。
IMG_0489IMG_0486





 ボールの下にフェースを入れるイメージが強いと
 ダウンスイングを必要以上の丸く振るコトに
 なり易く、アタックアングルがどんどん無くなります。

 入射角度が緩くなると
 実質ロフトも増えてしまいます。
 
 理屈上、20ヤードや30ヤードを距離を
 フルショットで打つ方が簡単そう…? な訳は無く
 実際、ウエッジのロフトは60°位が限界で
 70°や80°のロフトや巷に無いのは
 危険性が有るのと ものすごく使い勝手が悪いからです。
 ヘッドスピードが高くなく、練習量が多く無い
 アマチュアにとって 55°前後が
 ちゃんと打撃出来る最大のロフトと言えるでしょう。

 それ以上のロフトになってしまうと
 打ち加減と距離が非常にブレ易く、
 ミスの頻度も跳ね上がります。
IMG_0481IMG_0482







 クラブを丸く振ろうとすると
 当然ですが、グリップの進みが滞り、
 からだが後方、右打ちの人であれば右に 残り易くなります。
 ダフリやトップの要因です。
 どんどん ロフトが増えてしまう…
 イコール難易度が上がってしまうのです。

 昔から言われますが、ボールの上りと回転は
 物質的な ロフト角度に任せる は
 アプローチに限らず とても大切なコトです。」

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ロフト角度の活かし方/殺し方②

2024年06月21日 21時43分17秒 | ゴルフ


店長「ボールに向けて、ヘッドを入れて来る
 入射角度の基本、基準は
 クラブを持った打ち手が
 それを 固定/半固定したまま
 からだの向きを変えることです。

 『上から打つ』の思い込みで
 手回り、腕周りで ヘッドを、クラブを、
 下に振ってしまうと
 それぞれのクラブの 長さによる違いが出難く、
 正しく クラブを動かしてくる に比べると
 必要以上に
〇打ち出し角度が高くなり
〇ロフトなりの回転(スピン)よりも少なくなります。

IMG_1137

 やり過ぎは勿論ダメなので、
 意図的にアッパーに打つのはお薦め出来ませんが
 そういうクラブ扱いの人が
 宙に浮いているボールを打つ
 ドライバーが得意だったり、します。

 しかし、この入れ方には
 かなり致命的な欠陥があります。

 アプローチショットもそうですが、
 ドライバーに至るまで
 スピンはある程度の数値、数が無いと
 安定配給し難くなります。

 ドライバーの飛び という点ではマイナスですが
 3500回転であれば 繰り返すのは簡単ですが
 1800回転という 0に近い方の数値は
 ものすごく微妙な差によって 大きく変わるので
 ある程度の訓練が必要です。

ボールを拾う

 弾道の 機械計測をたくさんすると
 距離と回転の関係が かなり比例関係にあることに
 気付くと思うのですが、
 これは アプローチショットにも当てはまります。

 ヘッドを振ってしまうと スピンが少なくなるので
 距離コントロールが難しくなります。

 また これは致命的 なのですが、
 ヘッドを丸く振ってしまうと
 ボールの下にヘッドを入れねばならず
 それは 食器の乗ったテーブルクロスを
 食器を倒さず 引き抜く に似ていて
 インパクト付近の速い速度が必要になり
 距離コントロールをしたいけれど
 遅く振るコトが出来ない

 という永遠の矛盾が付いて回ります。

 緩めにショットなのに
 インパクトはガツンと…
 急加速が必要になるのですから 怖いです。」

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ロフトの活かし方①

2024年06月20日 23時11分36秒 | ゴルフ


店長「ゴルフクラブって その見た目から
 長い棒なので その長い棒を振り回したくなる、
 ついで ヘッドスピードってのも段々、気になって来ます。

2643_TW-U_3_toe

 ゴルフクラブの長さって言うのは
 確かに ヘッドスピードを生み出す
 長くなれば その数値・速度数値も高くなるのですが
 クラブの長さは
 ロフトの一部と言えば良いのか
 そのロフトを活かす機能の一部でもあります。

 クラブを速く振りたい
 その気持ちは痛いほど分かるのですが、
 クラブを丸く振ってしまうと
 ロフトの効果が無くなるというか
 薄くなるというか、
 番手や機種によって ロフトが異なる、その意味が
 活かされなくなってしまいます。

 クラブセットの中で
 長いドライバーから短いウエッジまでありますが
 真ん中辺りのクラブはまだ良いのですが
 長いモノはその振り方が スライスの要因になりますし、
 ボールの浮力不足にもなり得ます。
 短いモノは ヘッドをボールの真下に入れる必要があるので
 遅い速度で振るのが難しくなりますし、
 必要なスピンが得られなくなるので
 距離の打ち分け、距離感が身に付き難くなります。
 
 長きに渡って 苦しむ原因、
 場合によっては 終生苦しむ原因になる。

 その大元になるのが ロフトの使い方・活かし方の
 勘違いだったり、します。

IMG_1142

 ゴルフで言うトコロの
 上から打つ とは
 高い低いの 高いトコロから打ってくる
 インパクトに向けての『下へ 下へ』
 という意味合いでは無く
 そのクラブの長さなりの入射
 その入射に対する ロフト角度 を作るコトです。

 数値で言うと
 例えば 30度ロフトのクラブ
 可能性としては フェアウェイウッドの場合もありますし
 ユーティリティ、アイアン 3種類があると思います。
 フェアウェイウッドは一番緩い角度で
 入射して来ます。番手で言うと9番ウッドとか11番ですので
 入射角度は 1度とか、2度です。
 長さ順に ユーティリティでは 3.4°
 アイアンもほぼ同じですが、若干多めで 仮に5°とします。

 地面基準にインパクト状態を見ると
 フェアウェイウッドは 28°  30(ロフト角度)-2(入射角度)
 ユーティリティでは 26° 30-4
 アイアンでは 25° 30-5 という具合です。

IMG_1144


 ドライバーはクラブ長が長いですから
 入射角度は 0°であったり、
 ティーアップしていますから
 アッパー 2°であったり 3°であったりしますが、
 (意図的にする必要はありません)
 それも 上から打つの延長線上 です。」

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