幻獣図鑑 ～妖精？怪物？ トロール～

小説（誰も見てないだろうが・・・）に登場してきたトロールのご紹介を☆

トロールは北欧（特にノルウェー）で知られている幻獣です。

日本などでは一般的に怪力な巨人とされています。
大きな鼻や突き出たほお骨を持っていてその容姿は醜悪（ぶさいくってこと）です。
知能はあまり高くなく、棍棒などを振り回して狩りをしています。
洞窟や廃墟に好んで住んでおり、侵入する者を無条件で攻撃してきます。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」、「ベルセルク」に出てくるトロールはこのイメージのものですね。
“龍の末裔”にでてくるトロールもこのイメージを使っています。

ところが、本場ノルウェーのトロールはいたずら好きの妖精です。
置いてあったはずのものが見当たらない、そんなときはトロールが隠してしまったのだと考えられているそうです。
顔は相変わらず不細工ですが、どこか愛嬌のある顔ってことでむしろ愛されています。
ノルウェーのお土産物屋さんにはかならずトロールのマスコットが売られているようですよ☆
こちらのトロールは「トトロ」や「ムーミン」のもとになっているようです。
（ムーミンはムーミン・トロールというトロールの一種だそうな）