新しいハンマーヘッドだとぉっ！！？？

な・なんだ、あれは・・・？
・・・・データにない！？
新型のハンマーヘッドか・・・・！！

なーんて会話がなされたはずはありませんが、このたびアメリカで新種のサメが発見されました。
和名では「シュモクザメ」と呼ばれていますが、かっこよさの問題で今回は英名の「ハンマーヘッド」と呼ばせていただきます☆

ハンマーヘッドとはその名の通り、顔の形がトンカチ（ハンマー）に似ていることからそう呼ばれています。
大きなものは6mにもなり、人間を襲うこともあるようです。
しかし、その面白い形からなかなか好感度は高いようですね。


さて、今回発見されたハンマーヘッドの仲間はまだ命名されていませんが「アカシュモクザメ（スカロップ ハンマーヘッド）」と言う種類によく似ているようです。
今回発見されたのも、アカシュモクザメを研究しているフロリダの生物学者がDNAを調べていたところ、同じような外見のアカシュモクザメから異なったDNAが見つかったことからたまたま発見されたようです。

しかし、世界的に分布しているアカシュモクザメと比べ今回発見されたハンマーヘッドは非常に珍しい種であり、サウスカロライナ湾付近でしか繁殖できないのではないかと考えられています。
これからは、この種がいなくなってしまわないようにハンマーヘッドが安心して育児ができる環境を整えていかないと・・・ってな感じだそうです。


なんにせよ、新しい種が発見されるとワクワクしますね。
ただ、今回の場合は「アカシュモクザメ」に似すぎているので、「アカシュモクザメモドキ」とか「ニセアカシュモクザメ」なんていうかわいそうな名前がつかないことを祈っています（笑）