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UMAを追って ~モケーレ・ムベンベ~

2006-08-25 | UMAを追って
まずは“モケーレ・ムベンベ”と大声で10回叫んで見ましょう。

・・・はい、なんだか楽しくなりましたね
よかったよかった(笑)

すいません、遊びました。
さて、この変な名前のUMAはアフリカのコンゴ共和国の奥地にあるテレ湖にいると推測されています。
体長は5~15m、長い尾と首を持っているようです。
また、太い足で4足歩行しています。
その目撃情報を総合して、竜脚類(恐竜の1種)の生き残りだとされています。

18世紀ごろからたびたび目撃されており、何回か調査隊も派遣されています。
主なものとして、1980年にシカゴ大学の生物学者、1988年に早稲田大学の探検部が現地に赴いて調査しています。
シカゴ大学の学者は、このとき有力な話を現地の人間から聞き出したようです。
その話を物語風にしてご紹介します。
ちなみに脚色しまくりですので話半分でお願いしますww


1959年、それは暑い日のことだった。
テレコ周辺にすむピグミー(現地に住む低身長の人々をこう呼ぶ)の男が1人で狩りに来ていた。
すると、テレ湖へと繋がる水路の付近で今までみたこともないような大きな生き物に出会った。
「モケーレ・ムベンベ・・・」
とっさにそう判断した彼は村へ急いで知らせに行った。

以前から作物の被害などがモケーレ・ムベンベのせいだと考えていた村人は退治することに決めた。
目撃した男の話だと水路からテレ湖に向かって歩いていったようだ。
そこで、目撃現場の水路とテレ湖の間に4つの柵を作り、モケーレ・ムベンベが出てくるのを待った。
すると、湖から2頭の巨大なモケーレ・ムベンベが姿を現した。
槍で追い立てると、2頭は狂ったように暴れ出した。
4つの柵のうち3つは突破され、1頭には逃げられたが何とか1頭をしとめることに成功した。

そこで、戦果を祝い、村中の人間でモケーレ・ムベンベを食べることにした。
このとき、1人の少女だけは隣村に行っていた。
解体するのに3日3晩かかったが、その日の宴は今までにないほど盛大なものであった。
村をあげてのお祭り、男も女も老いも若きも一丸となって楽しんだ。
しかし、突然何人かの村人が苦しみだしたのだ。
心配した村人も同様に苦しみだす。
翌日、隣村から少女が帰宅したときには村人は全て死に絶えていた。



はい、嘘のような話です。
ただ、こんな言い伝えがあることは事実です。
このことからモケーレ・ムベンベの肉には毒があるとされています。
なぜかこの話を聞いたときに、ドラゴンボールのヤジロベーを思い出しました(笑)

さて、その正体ですが、恐竜の生き残りだともサイやカバを見間違えたとも言われています。
もともとピグミーたちは“人間に危害を加える大型の生物”をモケーレ・ムベンベと呼んでいたようで、カバを見てもサイの絵を見せても(現在はコンゴ共和国にサイはいない)モケーレ・ムベンベと認識したようです。

なんにせよ、いまだに謎な生き物であることは間違いありません。
ここは是非、藤岡隊長に調査していただきたい!!

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