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別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

「絶対的権力者」という失笑

2010-04-28 22:38:33 | 選挙
「政治不信が高まることは全くない」

資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、検察審査会が起訴相当とした議決についての、民主党の小沢一郎幹事長の発言です。

見事なまでの思い上がり、極度の認識不足、はなはだしい政治センスの欠如、異常なまでの気位の高さなど、著しい能力不足を露呈しています。

政治不信は誰かが操作できることでしょうか。彼にとって、やはり国民とは自分の使用人程度の存在でしかないことを悟らせました。

だからこそ「絶対的権力者」と、失笑されるのだと思います。

しかし、どんなに強気を装っても、衰えがはっきりと見えてきています。その一つが、老体に忍び寄る衰えです。

いかつい顔に威圧的な表情を浮かべて、周囲ににらみをきかしているつもりでしょうが、にじみ出る黄昏は隠しようがありません。

しかしそれは体力的な一面だけではありません。

誰に対して、二人は「優しい人」でしょうか?

2010-01-31 07:41:53 | 選挙
「この2人を見て、こんなに優しい人が、なんでこんなにいじめられるのか。悔しい気持ちもある」

鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の政治資金問題に関する民主党の輿石東参院議員会長の発言だそうです。

この種の話には必ず、きっちりと計算された抜けが用意され、詭弁であることを隠し通そうという魂胆がまる見えです。

そもそも、誰に対して、二人は「優しい人」でしょうか?

すべての人にとって「優しい人」であると感じさせますが、本当にそうでしょうか?

実は自分、あるいは自分たち、つまりは運命共同体として、ともに恩恵にあずかるごくごく一部の少数者にとっての「優しい人」であることを、ぬけぬけと表明しているにすぎません。

さらに、この人たちにとって、共通するのは、「なんでこんなにいじめられるのか」という、非常に強い被害者意識です。

他者の異論、反論を許さない絶対的な支配の構築を画策する一方で、弱者を演じようとする、手垢のついた手法をさらけ出しています。

彼らが好んで使う「国民」の意識とは、すでに埋めようがないまでの開きができていることを露呈させたという意味において、すこぶるすばらしい発言と感じさせました。

「国民の皆様」の寄り倒し

2010-01-19 02:02:56 | 選挙
あのお方のことですから、自発的にいさぎよく辞任するはずがありません。

積年の執念、怨念などが絡み合い、欲しくてほしくてしょうがなかった最高権力者の地位を手に入れたばかりです。

しかし、別の考えをするなら、しばらく好きなように遊ばせておくのも一つの方法だと思います。

その間、調子に乗って、権力に固執する者の悪態や戯言を存分に見せたり聞かせたりすることでしょうから。

そして現在、自分の地位があるのも親分のおかげだとする、チルドレンと称されるミニ権力者亡者どもも同様に薄っぺらい論理を展開して、今以上に再び物騒な「戦争」だとわめき散らすはずです。

でも、「戦争」といったって、日本国内のことですから、ひょっとして「内戦」を意味しているのでしょうか。

いずれにしろ、将来再び、見せかけの自称・民主主義メッセンジャーどもにだまされないためにも、悪態を楽しむ余裕をもちたいものです。

「国民の皆様」と言葉では持ち上げながら、その実態は「国民の皆様」をないがしろにする集合体だということを、彼らはすでに露呈させています。

最近のこのゴタゴタで厳しく問われるべきは、あのお方の政治姿勢です。政治資金規正法違反かどうかは関係機関が調査すればよいこと。

強面ぶりを誇示するかのような仏頂面。そして、説明はしない。ま、本当は説明できないほどの口べたなんでしょうが。

記者の質問には制限をかける。そして、すねる、ふてくされる、あげくの果てがあの一本調子の工夫のかけらもない下手な演説です。伝わるものがまったくありません。

長年にわたる自民党政権の悪政に耐えながら、「国民の皆様」は生き延びてきています。ここで再び、前政権政党を上回る圧政や言い逃れをしようとする者たちに対しても、現在の状況ではかなり苦しいことですが、なんとしても耐え抜き生き延びる必要があります。

最後には、「国民の皆様」の鋭い切れ技である、寄り倒しあるいは突っ張りが発揮され、大義名分を掲げてスゴスゴと引き下がることになるのは間違いないのですから。

独裁的? いえ、そのものだと思いますが。

2010-01-09 14:25:20 | 選挙
「わたしと小沢幹事長に似ている部分があるとすれば、それは『ぶっきらぼうな物の言い方』だろう。丁寧に、優しく語り掛けるタイプではない。口数も少ない。そういうところが独裁的だとか何だとか、勘違いされる要因だと思うよ」

民主党の輿石東参院議員会長(幹事長職務代行)が、昨年末に時事通信のインタビューに答えた発言です。

小沢一郎幹事長といい輿石といい、両者に共通するのは他者への責任転嫁、あるいは強い被害者意識だと痛感させます。

自ら「丁寧に、優しく語り掛けるタイプではない。口数も少ない」と認めています。では、政治家はどのようにして自分の意見表明を行うのというのでしょうか。

まさに、自分たちは正しいことを行っている、しかし他者がそれを認めない、あるいは理解できないでいるという論理です。

それとも古い政治手法や権力意識に凝り固まった人物たちですから、ぶっきらぼう、威圧的、口数が少ないことに価値観を見出しているのでしょうか。

いずれにしろ、より明確になったのは、現代社会における有権者の意識をまったく把握できず、分析さえできない能力の持ち主であることをさらけ出したことは明白だと感じさせる発言です。

二人にはとうてい理解することは不可能でしょうが、「独裁的」どころではありません。存在自体がこの時代にいかに大きな迷惑をおよぼしていることか。

夜明けは遠い! 

2009-11-04 23:20:50 | 選挙
今回、新たに権力を掌握した連中が解放勢力と思い込み拍手喝采で迎えた人々は、そろそろ目覚める時がきたようです。

解放者が実は独裁者であったという歴史は、ありふれたことです。

口下手だと自認する者は、実は自らの見解を述べるコミュニケーション能力がないだけではなく、他者の声を聞くという点においても大きく劣っているのが実情です。

それだけに、彼にできることといえば、望んで望んでようやく手に入れた最高権力を駆使して、他者の存在を無視し続け、物理的な強制力をもって、自らの野望の実現だけに突っ走ることくらいです。

しかも、彼は私兵ともいうべき、無邪気な集団を得ました。無邪気集団ですから、誰一人として、異議を唱えようとはしません。権力という甘いエサを目の前にぶら下げられているわけですから、彼らが歩を止めるわけがありません。

思考停止を喜んで受け入れている新人どもは先兵となって、物理的強制力を存分に発揮し始めようとしています。

最近、「原敬以来の、真の民主主義を確立するのが私の使命だ」などと、その足下にもおよばない人物の名前を挙げ、自らに正当性があり、多くの人々が自らの決起を待ち望んでいるような戯言を述べています。

ところが、実際に行っていることは、自己否定、あるいは自らの意識改革さえできない、若いときに独善的な振る舞いを強行し続けてきた権力者を間近に見て会得した、非常に古い政治姿勢に忠実であろうとしているだけのことです。

自民・公明を下野させた程度で、安泰の時代が訪れるわけがありません。これからも次々とエセ、あるいは傀儡の登場。そして熾烈な権力闘争や内紛が勃発することでしょう。

夜明けは近いと思いたいのですが、まだまだ長い紆余曲折の時代が続くと思います。

暴君の発言に聞こえますが?

2009-08-29 19:18:57 | 選挙
「国民生活を無視した自民党に投票して政治に文句を言う資格はない。棄権する人も同じ」

民主党の小沢一郎代表代行が、街頭演説でこのように強調したと、毎日新聞が伝えています。

これ、どういう意味でしょうか?

自分に反対した奴には、それ相応の覚悟をしろということでしょうか?

暴君の発言に聞こえますが。

長く辛い寒い季節は嫌いです。

異なった考えを表明する有権者への報復、それとも沈黙を強いるつもりでしょうか? 

あるいは、多様性が当然とされる社会の萌芽は、「豪腕」でつぶされるのでしょうか?

不幸、不運の二重苦

2009-08-09 09:15:37 | 選挙
民主党の小沢一郎代表代行が、久々にほざきました。政治家としての過去の行動、言動を忘却の彼方にすっかり追いやってしまったのでしょう。

数々の自己責任を、他者に転嫁した発言に聞こえます。朝日新聞が伝えています。

「世界中の先進国で半世紀も政権が変わらない国は日本だけだ。後は北朝鮮だの中国だの、ああいうところばっかり。独裁国家ならいざ知らず、民主主義国家で半世紀以上も政権が変わらないのは日本だけだ。これはもはや民主主義じゃない。外国人は日本のことを本当に民主主義国家だとは誰も思っていない。おかしな国だなあと思っている。本当なんですよ」

彼から、念押しを必要とされる人は誰一人いません。ましてや世界情勢を、レクチャーされる必要性などはみじんもありません。こんなこと、とっくに知り尽くしています。

民主主義国家を独裁国家に仕立て上げてきたのは、いったいどこのどいつでしょうか。

日本独特の長期独裁政権の中枢に潜り込み、ぞうきんがけを始め、時の権力者にこびへつらい、独裁政権の頂点への順番待ちをしながら、有無を言わさない強権で、強固な権力構造を支え、また作り上げてきた一人が、小沢本人ではないのでしょうか。

ところが権力闘争に敗れると、一転して、自分が真の改革者のあるような発言と振る舞いを繰り返し、古巣を批判。

日本を「おかしな国だなあと思っている」のは自分自身だけであって、「ちゃんちゃらおかしい人」とあきれかえっている人の方が、どれだけ多いことか。

ここで、かつてのように戯言をまき散らし、人をまだ欺くことができると思う浅はかさは救いようがありません。

例え、政権交代となっても、けっして小沢個人への支持ではありません。それどころか、本来であれば、先の事件で政界を引退し市井の人物となっているべきところを、口べたを逆手にとって逃げ切り、今も能力と実力のある政治家だと、自己満足的にとどまっています。

もし政権交代がなされれば、閣内に入ることはなくても、権力の蜜の味に群がる人物らにより、政権党の実力者としておだてられ、権勢をふるいかねません。

自民党とは異なった恐怖政治の始まりだけは、なんとしても避けたいものです。

自民党が政権の座から転げ落ちるとき、変わって政権政党となるのが、小沢、鳩山という人物が主となる民主党だということ。これほど不幸、不運だと感じさせることはありません。

小沢一郎がおとなしくなると思います?

2009-05-12 05:51:19 | 選挙
決断できない小沢一郎民主党代表が、追い込まれてついに辞任しました。しかし、プライドだけは異常に高いだけに、それなりのことを言ってのけてます。

「私が民主党代表として総選挙に勝ち、総理大臣になることを願っていてくれたことと思います」

よくぞ、このような妄想をいだけたものです。あきれかえりますが、やはり彼の本質は自己愛に過ぎません。

また周りの茶坊主的発言も、驚きです。

鳩山幹事長は「100年に1人、それぐらいの大変大きな器の政治家」と、大賛辞をおくっています。決断力のない人物と判断力のない人物、このコンビは彼らが願ってやまない歴史に名を残すことがきっとできるでしょう。

渡部恒三最高顧問は「国民世論に応えて、自分が命をかけた政権交代をすると。まさに立派な賢い判断をしました」と言っています。

本当のことが言えない、憐れみを感じさせます。ここまでズルズルと引っ張った結果、小沢の行動は結局のところ、自民党に塩を送ったことでしかありません。

しかし、権力欲に40年以上も取り憑かれてきた小沢が、これでおとなしくなるのでしょうか?

辞任したのは代表だけです。

「なぜ離党、議員辞職をしなきゃいけないんですか」と、発言するように、ことの本質を小沢はまったく理解できないでいます。

被害者意識にさいなまれた小沢のこれからの行動は、一つだけです。いよいよ小沢の本領が発揮される恐い時代に入ったと思います。

中川クン、自分自身をもっと誇りに思いたい?

2009-02-21 20:39:40 | 選挙
またまた中川昭一・前財務・金融相のご乱交ぶりが報道されています。

バチカン博物館を観光した際のハチャメチャぶりです。

「衆議院議員中川昭一公式サイト」と誇らしげにうたうホームページには、<日本と世界、そして自分自身について。メディアが伝えなかった、中川昭一の“本当の声”をお届けします。>というコーナーがあって、ここで真意を出前のように届けているのかと思いきや、まったく触れていません。

それどころか、何も感じ取れない殿は、こんなのんきで的はずれなフレーズを堂々と載せいています。

「格差社会? 今こそ、チャンスにあふれた、可能性の時代だ」
「自分たちの『国』、そして『自分自身』をもっと誇りに思いたい」

長年の深酒が原因ではないかと想像させるにじゅうぶんな、やや崩れた笑みの顔写真を大きく掲載しながら。

衆議院議員中川昭一であるから、この問題に対して「体調が悪かった。関係者に迷惑を掛けることになり、申し訳ない」と中川の事務所が発表するだけで一件落着ということなのでしょうか?

これが、肩書きのない酔っぱらいが行った美術品に対するお触りであったら、大問題でしょう。

思い出すのは、フィレンツェの大聖堂に落書きした日本人大学生の一件です。

たった一人で、自費で、現地に飛び、自らの行動に対して決着をつけなければと思います。

それともまさか、「『自分自身』をもっと誇りに思いたい」と、今もってとりつかれているわけではないでしょうね。

丸見えの、底なし沼!

2008-12-25 18:06:20 | 選挙
「腐り切って、国民サイドの政治が機能しなくなっている自民党」

民主党は「国民の生活が第一という基本的な考え方」

民主党の小沢一郎代表が、こう発言したと伝えられる。

ところが、どんなに大ぼらを吹こうと、大風呂敷を広げようと、太鼓を打ち鳴らそうと、国民は喜びも期待も、踊りもしない。

丸見えの、底なし沼!

どれほど政策が素晴らしかろうと、人望のない人が叫んでは、その後の仕打ちを予測してしまう。

現代日本政治の悲しきどん詰まり。