出張前の本屋、ビジネス書を探しに行った新書判のコーナーで見つけたこの本。
読んでる最中にあまりに面白かったのでtwitterでかなりつぶやきましたが、
すげーーーーーーーーーーーっ面白いです!
ヤマハの社員を経て現Vestax社長となっているサウンドデザイナー椎野秀聰氏が、
今まで係わって来た80にも及ぶブランドの楽器についての製作秘話や裏話。
プリンスが映画パープルレインで使っていた、
H.S.アンダーソンのテレキャス「マッドキャッツ」(表紙のヤツね)
を生み出した人と言えば解り易いでしょうか。
70年代のGreco、ESPの立ち上げ、ChandlerのOEM、
今なおファンの多いVestaxのギター、ベース(今のVestaxはDJ機器のメーカーとして有名)
ジャズギターの老舗ブランドD'Angelicoに至るまで、
様々な名器を生み出しまた係わって来た楽器に対する造詣、拘りがメチャクチャ詰まった一冊!
ギター好き、楽器マニアと言うより、若いミュージシャンにこそ読んでもらいたい。
楽器の基本的な構造が解りやすく書かれているし、本物のギターがどんな物なのか、
職人の経験値を無視して、コストパフォーマンス優先で量産された、
そんじょそこらの楽器屋に吊るされているギターが如何にダメなのかがよく分かる。
ギターを演奏する人間ならコレを読んでおくだけでも、
自分のギターに対する認識が変わると思う。
印象に残ったエピソードをいくつか紹介すると。
70年代日本にまだ納得のできるギター弦が無く、
でも日本で生まれたギターに外国の弦を張るのが嫌で、
スウェーデン鋼の買い付けにニューヨークまで行った話とか、
日本製ピックアップがどうしていい音を出さないのか...を突き詰めて行ったら、
コイルを巻く日本の技術の高さ精度の良さが裏目に出ていた。
海外製の適度にいい加減な巻きの粗さが生み出す程良い歪みが味になる...って話とか。
ギターはたとえ入門者用の低価格品であっても、
弾き易くバランスを考えて作られ、キチンと調整されてさえいれば、
Fのコードが押さえられないなんて事は無い...て話とか。
ギブソンやフェンダーの精度検査を日本でやっていた話とか。
僕も昔から感じていた、ノイズも音のうちで余分を排し過ぎた
キレイ過ぎる音は深みが無くなり詰まらない...とか。。。
もう、目からウロコ! 個人的にモヤモヤしていた事が、
この本にしっかり書かれていて、共感出来る事ばかり!
読みながら思わず「やっぱり!」とか「でしょー!」とか声を上げてしまいました。
最近ギタービルダーとして名の知れている百瀬氏や杉本氏の名前も出て来る。...
そう言えばムネやんが前に使ってたAKAIのギター1997も出てた。
(ムネやんもう売っちゃった?)
この本! 是非! 是非! 是非!!!!!!
読んで下さい!!!!!
※ちなみに最近....Vestaxのベースを1本。。入手しました。♪
読んでる最中にあまりに面白かったのでtwitterでかなりつぶやきましたが、
すげーーーーーーーーーーーっ面白いです!
ヤマハの社員を経て現Vestax社長となっているサウンドデザイナー椎野秀聰氏が、
今まで係わって来た80にも及ぶブランドの楽器についての製作秘話や裏話。
プリンスが映画パープルレインで使っていた、
H.S.アンダーソンのテレキャス「マッドキャッツ」(表紙のヤツね)
を生み出した人と言えば解り易いでしょうか。
70年代のGreco、ESPの立ち上げ、ChandlerのOEM、
今なおファンの多いVestaxのギター、ベース(今のVestaxはDJ機器のメーカーとして有名)
ジャズギターの老舗ブランドD'Angelicoに至るまで、
様々な名器を生み出しまた係わって来た楽器に対する造詣、拘りがメチャクチャ詰まった一冊!
ギター好き、楽器マニアと言うより、若いミュージシャンにこそ読んでもらいたい。
楽器の基本的な構造が解りやすく書かれているし、本物のギターがどんな物なのか、
職人の経験値を無視して、コストパフォーマンス優先で量産された、
そんじょそこらの楽器屋に吊るされているギターが如何にダメなのかがよく分かる。
ギターを演奏する人間ならコレを読んでおくだけでも、
自分のギターに対する認識が変わると思う。
印象に残ったエピソードをいくつか紹介すると。
70年代日本にまだ納得のできるギター弦が無く、
でも日本で生まれたギターに外国の弦を張るのが嫌で、
スウェーデン鋼の買い付けにニューヨークまで行った話とか、
日本製ピックアップがどうしていい音を出さないのか...を突き詰めて行ったら、
コイルを巻く日本の技術の高さ精度の良さが裏目に出ていた。
海外製の適度にいい加減な巻きの粗さが生み出す程良い歪みが味になる...って話とか。
ギターはたとえ入門者用の低価格品であっても、
弾き易くバランスを考えて作られ、キチンと調整されてさえいれば、
Fのコードが押さえられないなんて事は無い...て話とか。
ギブソンやフェンダーの精度検査を日本でやっていた話とか。
僕も昔から感じていた、ノイズも音のうちで余分を排し過ぎた
キレイ過ぎる音は深みが無くなり詰まらない...とか。。。
もう、目からウロコ! 個人的にモヤモヤしていた事が、
この本にしっかり書かれていて、共感出来る事ばかり!
読みながら思わず「やっぱり!」とか「でしょー!」とか声を上げてしまいました。
最近ギタービルダーとして名の知れている百瀬氏や杉本氏の名前も出て来る。...
そう言えばムネやんが前に使ってたAKAIのギター1997も出てた。
(ムネやんもう売っちゃった?)
この本! 是非! 是非! 是非!!!!!!
読んで下さい!!!!!
※ちなみに最近....Vestaxのベースを1本。。入手しました。♪
読んで読んで。マジで良いから!
手放すことはないと思います。
あんなスペックどこも作らないでしょう(笑)
って、いつの間にVestaxを!?
大学の頃、ちょっと弾いただけで、一目惚れした数少ないベースでした。
金無くて買えなかったけど。
1997手放したらいかんで~。おれもベース探そう。。。
>neurotiquesさん
知ってる ... つーか。neurotiquesさんも日頃感じてる事だと思うっすよ。
お勧めっすよ!是非!!!
http://www.j-guitar.com/sp/sea/view_detailt.cgi?pid=12322123
お探しのベースでしょうか?
そうそう。このベースですよ~。
結構狙ってます。。。