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~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

チャラい漫画を読みました。

2011年10月30日 09時33分24秒 | BOOKS
「中村メイ子をかきならせ!」って訳の分からないタイトルの漫画です。
2~3年前に完結してる漫画なんですが、何でこんなの読んでんのかって言うと、
テスコのギター メイクイーンが主人公なんですよ。。。メイクイーンだからメイ子。。。(⌒-⌒; )
古道具屋の倉庫でデッドストック状態のまま40年間眠っていた1968年製のビザールギターが
ふとしたキッカケから眠りから覚め、女の子に変身してしまうという。何とも強引な設定。
で、目覚めさせた男の子に「私に40年分の称賛を浴びせなさい!」とか言ってバンド組ませるっていう。。。

昔オリジナルのメイクイーンを持っていた事があって、
うぉーーー!何じゃこの変な漫画わぁ!と食いついたのですが、
ストーリーは正直言ってイマイチ。1巻目は設定の新鮮さで持って行けた感じだけど、
2巻目以降はしっかりストーリを組めてる感じが無く継ぎ接ぎな印象。
たぶん人気がイマイチで編集部にいろいろ言われて四苦八苦したんだろうな。。。と思った。
4巻目の終わり方見ても突然で打ち切られた感 丸出し…。

メイクイーンってギターは当時のギターの中でも高級機種の部類で、
かなりしっかり丁寧に作られていたギター。
セミアコ構造のボディにテスコのピックアップのコンビはなかなか他には無い独特な音色を奏でる、
ただ、その特異なルックスから便器ギターだのジャガイモギターだの、
不名誉なあだ名で呼ばれる事が多くいいギターなのに人気が出ない。
使うプロもいなかった。不運なギターなんですよね。

僕自身もルックスに魅かれて探して入手してみたものの、
セミアコとして使うには見た目が特異だし、ガレージパンクみたいな大音量で鳴らすにはセミアコが使い辛く、
いろいろ試すものの結局使い道が無く。
また丸っこいフォルムが災いして座って弾く事がまず出来ない。って欠点もあって、
手放した覚えがあります。

でも、そんなところはさておき、この作者。
メイクイーンたけでなく、ジャパンヴィンテージ、ビザールギターに対する造詣がハンパなく。
楽器の描写もやたらと細かくて正確。
作者自身がかなりのビザールギターマニアの様で、


僕的には正直ストーリーと関係無い部分でニマニマしてしまう部分が多く、
そう言った点で「買い」な漫画でした!


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2 コメント

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Unknown (とうさん)
2011-10-30 21:42:18
ギター弾きとしてはちょっと読んでみたいです♪
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Unknown (span21)
2011-11-03 10:13:31
>とうさん
ギター弾き。。。にお進め出来る程の内容はないですよ。。。
返信する

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