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~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Ibanez / MC900

2014年11月24日 17時48分56秒 | BASS Collection
もう将来はMCミュージアム作ろうかと思ってますspan21です。
はい、また来ました ibanezのMCベース。
コレはMC924になる前のMCベース、最初期のMC。MC900ずいぶん前に紹介したMC800と同時期のベースです。



ずいぶん前に2度…(^^;; 持っていた事があるのですが、
一つは塗装が剥がされロゴも無いと言う超ジャンク状態の個体、しかもその時はMC900という品番が存在する事も知らず、
924のバリエーションの一つかプロトタイプかな~と思ってました。
もう一つは、塗装がボロボロでキズだらけの超ジャンク状態で、両方とも手に負えず程なく手放してしまってました。

が、今回入手したのはとても状態が良く、
この状態の900はコレを逃したらもう手に入らんじゃないかと思い逝きました。


ピックアップはお馴染み僕の大好きなスーパー4


コントロール周りはノブの欠けや劣化も無く綺麗な状態。

右上から左下にかけて
ボリューム、アクティブゲイン、ピックアップセレクター、EQのON/OFF
下段が3バンドEQになっていますが、
このアクティブゲインは要らんな~(´Д` )
代わりにトーン付けて欲しい…。

それと、アウトプットジャックも一緒に並んでますが、
924なってからはサイドに移りますので、この仕様も900ならでは。


ブリッジはメッキが剥げてメキメキになってるのが多いのにコレはピカピカ。


ネックもほぼ真っ直ぐ指板は真っ黒なエボニーです。



ヘッドもとても綺麗な状態。



1弦ペグの取り付けが一個だけちょっと傾いてるのはご愛嬌…(^^;;


ボディバックは小キズはあるのですがあまり目立ちません。


バックパネルの形は924と違っていて斜めになってます。


MC好きな人は見ていて若干違和感感じたと思うのですが、
ボディフォルムが少し違っています。
初期924と並べるとよく分かります。

大きな違いはフレットが22フレまでしかなくカッタウェイが浅い。
またその分ピックアップが間伸びして取り付けられている事。
全体的に間伸びしてると言うか鼻の下伸ばした顔みたいです…( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) Շ"ਭ꒭ね~”

画像で見ると900が細く見えますが実際のサイズは逆に少し幅広です。
GrecoのGOBシリーズの方がひょっとしたら近いかも知れませんね…(^^;;

ヘッドの大きさは同じですが、ペグの経が小さく、ロゴ、トラスカバーも小さいので、こちらも間伸びしてる…(^^;;

ナットの違いも見逃せません。
924はブラスと牛骨のハイブリッドなのが、
900はブラスのみで作られてる。

バックを比べるとコントロールキャビの違いの他にも、
スルーネックのボディ際のカーブの付け方が違ってるのが分かります。


ネックの幅は同じ様ですが900の方が厚みがあります。

肝心の音の方… ブリッ!としたスーパー4ならではのアタックの効いた音は共通ですが、
924はリアだけでもコリコリした使える面白い音が出るのですが、
この900は残念ながらで使えない感じです。
フロントやミックスの音は924をもう一回り図太くした印象で、原始的と言うか、粗野と言うか、荒くれ…と言った感じ。
ピックアップ位置に寄るところが大きい様に感じましたが、
全体的に0号機と言うか、まだこなれて無い発展途上なベースですね。
2924に至るまで時代と共に洗練されて行くのですが、どの時代のMCが良いかはその人の好み次第…d( ̄  ̄)

ここまで来たらMC全種類集めてミュージアム化したいな…(´-`).。oO


あ、それとこの900、専用ハードケースに入って来たのですが、
ケースの外見は見慣れたMCシリーズのケースなのですが、
924を入れようとしたらつっかえて入りませんでした。(^^;;

このケースもレアと言えばレア…でしょうか。(^^;;




コメント (2)
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