on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

大打鼓盤2010ベース後記

2010年09月06日 22時00分20秒 | バンド活動
一旦〆たものの、
今日、芸集のチラシもってノムホ寄って話ししてたら、
大打鼓盤メンバーがチラホラ。。。話してるうちに、
そういやベース...色んな弾き方したなぁ~。と思いだしてしまい。
今後の整理の意味も込めてベースについての追記です。

用意したベースは2本

>Fender JAPAN OPB-51EX(ゴールドペーズリー)
 s pi caで使っていたピンクペイズリーOPB-54と見かけは単なる色違いに見えますが中身は別物。
 OPB-54はボディ角が面取りされていてPBに近くホールドしやすいのですが、
 この51はスラブボディ。ボディ角がそのままでゴツッとした印象。
 (http://blog.goo.ne.jp/span_21/e/e7e7c04762cda62475a29100b7fa0a17)
 ボディの質量も若干多いという事になります。
 また、PUもFenderオリジナルではなく、Seymour DuncanのSCPB-1が搭載されていて、
 オリジナルより少し太い印象。
 大打鼓盤で使用するにあたって、弦をフラットワウンドに張り替え、トーンは「0」で固定。
 太く、ウォームでモコモコした音色。サスティンの無い、古くさいイナタイ感じを狙いました。

>Greco JB-550 (70年代Gnecoロゴ期)
 (http://blog.goo.ne.jp/span_21/e/c162b01aa4aa091cc74fe5725da5e285)
 昨年の 大打鼓盤でも使用しましたが、
 今年も16台のドラムを相手にする...その中で負けずに抜けてくるベースは...と考えたら、
 やっぱりこのベースになりました。
 骨太で芯があってガッツと張りのある抜ける音! これ以上にガッツのあるベースに
 僕はまだ出会った事がありません。何でもアリな現場で一番信頼できるベースです。


以下、セットリストに沿って、各曲においての留意点メモ。

■ 1st Stage

>Dee Lite 「Groove is in the Heart」 (Vo:SupLi、Rap:松永信二)
--
OPBのモコモコ太い音で1つのフレーズを延々繰り返し。
オリジナルはブーツィーコリンズが弾いてます。
ドラムの止まる所はベースは止まらず、ベースの止まる所はドラムが止まらないって言う。。。
打ち込みならではの、しっくりこない曲構成に四苦八苦...テイ・トウワめぇ~。
フレーズは簡単なのに本番当日まで苦労しました。

>姫神 「神々の詩」 (Vo:かんからネーネーズ)
--
コレもOPBで演奏。
輪郭をハッキリさせず、ボーカルの後ろに重低音が広がる感じ。でも歯切れは良く。
溜めて溜めての後ノリに注意しながら、シンプルに。弾き過ぎないように注意しました。
音源聞いてもコード感が曖昧で、何度も拾い直し。。。
最後はちょっと違ってたかもしれないけど、
他の楽器隊の皆さんに僕の拾ったコード進行で無理矢理合わせてもらいました。

>king crimson 「21st century schizoid man」 (Vo:海堀賢太郎)
--
Greco JB-550で演奏。ガッツリ芯のある音でトーンもフル。
足元のベリンガーのプリアンプのOVERDRIVEツマミをセンターくらいに上げて、
若干歪ませて弾きました。そもそもプログレに疎い僕はほとんど始めて聴くこの大曲に苦戦。
序盤からテンポアップするところあたりまでは割とフレーズが分かりやすかったのですが、
中盤のギターソロ~キーボードソロのあたり、動きまくってて何弾いてんのかさっぱり。。。
コリャ無理だろ! って半ば諦めかけてたんですが、それでも少しづつ拾ってたら、
実はずーーーーーーっと、1コードで弾くポジションが派手に移動しているだけなのが分かった。
で、完コピは無理っぽいけど、そのスタイルだけ応用して自由に弾くんなら出来る!
と思ったらグンと楽になりました。だので、僕...リハの度に弾いてるフレーズ変わってたと思います。。。
が、ドラムソロが上手から下手に移動して行くに従って、
上手の奥に居る僕からはドラムの音がどんどん小さくなる。。。
最後のソロが終わるタイミングをリハで何度か見失ってしまったので、
もやし君に頼んで最後のキメは「なるだけ派手なアクションで叩いて!」とお願い。
音はほとんど聞こえて来ないので、目で見ながら合わせました。
後はキメ! コレはもう練習あるのみで、
ミーティングの時 後藤君がスティックでテーブルを叩いて見せてくれたのをiPhoneで録音。
それを繰り返し聞いて、合わせるしかなかった。。。
本番では賢太郎のスティックをガン見してたと思います(画像の瞬間がたぶんその時の)
でもプログレって難解だけどやってみると面白いね。
kenちゃんにちょっと話したけど、ユートピアのサポートでsofe machine経験してなかったら、
こんなプログレやれてなかったかも知れない。。。


■ 2nd Stage

>Rage Against The Machine 「Bombtrack」 (Vo:松永信二)
--
Greco JB-550で演奏。
これもまぁ。自分じゃまず聞かない類いの曲で、
いしぱら氏や賢太郎が「超有名な曲!」って言ってたけど、私。???で、全く知りませんでした。
最初拾ってみた時は1フレーズの繰り返し。。。と勘違い。
Bメロで微妙に変化してるんやね。開放弦の使い方がAメロと逆になるので、
慣れるのに時間が掛かった。ひたすら溜めて溜めて行き過ぎなくらい後ノリに弾いてちょうどいい。
音作りはガッツリ芯のある音でトーンもフル。プリアンプのOVERDRIVEツマミを9時くらいまで上げて歪ませました。
Aメロはフルボリュームで、Bメロはペダルを6分くらいに下げて、弾き方も若干ソフトに...と、
激しいけど単調になりがちな曲調にメリハリを付けました。

>井上陽水 「傘がない」 (Vo:古川さん)
--
Greco JB-550で演奏。
曲のダイナミクスが幅広いので、ペダルは全開にしておいて、
前半はソフトに白玉のみをシンプルに、後半の盛り上がりでガツっ!っと、
曲を通して指のタッチで強弱をつけました。
途中ソロっぽいフレーズでもっと攻めたかったんだけど、
思いの外、古川さんの声がソフトだったので、やり過ぎてもいかんなぁ~と自重しました。

>THE BLUE HEARTS 「1000のバイオリン」 (Vo:本多春奈)
--
OPB-51EXで演奏。
当初のイメージは、JB-550でバキバキにして、松井常松の様なダウンピッキングで、
ガシガシ攻めたいところ....だったのですが、リハで春奈ちゃんの声が思いのほか細く、
弾き倒すと掻き消してしまいそうだったので、OPB-51EXの指弾きに変更。
グイグイ感はキープする様にしながらも、
5度、7度を挟んだメロディアスで華やかなフレーズに変えてソフトに弾いてみました。


■ 3nd Stage

>ルパン三世'78(Tp:みぞきん,Sax:風太)
--
Greco JB-550で演奏。
スカパラバージョンって事で、オリジナルアレンジとは違ったグルーヴィーな弾き方。
当日になって「1番もう一回繰り返し」ってのが決まってちょっと焦ったけど、
コレは...特に苦労しなかった。SAXの風太くんが上手いからそれをフォローするってくらいと、
みぞきんのぶち切れ具合を見物してましたです。

>Queen 「we will rock you」 (Vo:ひろっさん with 東京小鳥キッス)
--
この曲ではベースお休み。
ベースを置いてサブステージに回って見物してたんですが、
後半ムラムラ来ちゃって戻って岩倉さんのシンバルを叩きに。。。。
してたら岩倉さんが下からすっとスティックを差し出してくれて、
それ持ってステージ奥の壁際を移動。
大ちゃん~西森さんのシンバルまで叩きに行ってました。

>すかんち 「恋のマジックポーション」 (Vo:のむさん)
--
Greco JB-550で演奏。
もう。何も考えてません。。。ノムさんもそう声量あるほうじゃ無いけど、
構わずガシガシ弾き倒しました。途中飛び跳ねながら弾いてたら、
ビール箱の上に敷いたコンパネが跳ね回って、
スタンドに立てておいたOPB-51EXが倒れそうになっていたらしく、
隣のギター、マンゴメリーさんが押さえてくれたのだそう。。。後で聞きました。すんませんです。
最後ベースを頭上に掲げてピックアップ辺りを叩き倒してたんですが、
客席から見えてたのかな????

--

てな感じ。よーやったよなー。。。
さ。切り替えて芸術集会! 逝きます!!

コメント (3)
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