『斬(ざん)』

移転しました。
移転先:http://souryuusei.blog61.fc2.com/

相手に伝えるということを意識しよう

2006年03月28日 | 想った事、感じた事
感度の高さ:後日乗

を読んでの触発です。

優れた人は、皆「感度が高い」ということだ。
 知人に優れた人がいる。これはオレが優れたと感じているだけで、他人がどう思っているかは知りません。

 優れた人は感度が高い。確かに。

 その知人も感度が高い。仮にその知人をTさんとしよう。

 Tさんの感度の高さは、対人能力にある。
 Tさんは営業マン。まさに対人能力がそのままビジネスに直結している。
 Tさんの営業は、全ての人に対して営業スタイルだ。社内でも社外でも、とにかくオレの知ってる限りのTさんは、常に営業スタイルを崩さない。

 その気の配り方は半端ではない。一人一人に対して全て一対一で考えて対応する。相手が何を求めているか、何に不満を持っているかなどを把握して先手を打って、その要求や不満を見出し解決していく。中途半端な数字重視で、社外ではへーこら営業スタイルだが、社内では別人格という三流営業マンではない。そして、そのTさんが凄いと思ったのは、コミュニケーションを図る時。

 相手が理解できるように、相手に合わせた会話をする

 ともすると、自分の言ってることは、全て伝わると勘違いしがちだけど、コミュニケーションにおいて、一番大事なことは、相手に自分の考えや思いがちゃんと伝わり理解してもらえることだと思う。多くの人は話を聞く場合において、相手の言ってることが例え分からなくても聞き返したりせず、分かったフリをして、その場を収めてしまいがちである。しかし、相手に伝わるように話すと相手にはそれが伝わり、相手の思いや伝えたいことを理解しようとする。

 つまりTさんには、相手が理解しようとする話し方が出来るのです。言うまでもなくTさんの営業成績は常にトップです。オレはこの能力を持っている人は感度の高い優れた人だと思います。
 
 一流の高級クラブのママやNo1ホスト、人気占い師。

 これらの人を当て嵌めてみてください。全てこの能力に長けている人たちといえるのではないでしょうか。しかも全て高給取りです。そこで、コレをブログに当て嵌めるとすると、

“相手は読者”

“伝える方法は記事”


ということになりますね。
 読者に伝わる記事を書くこと、読者の求める記事を書くこと。これを意識することが大事だと思います。ただ、これは読者に媚びるということではありません。自分が納得できる記事が即ち読者の求める記事でしょう。なぜなら、読者はあなたの記事を読みに来ているからです。

 後は、いかに読者に伝わる、読者の心を揺さぶるような記事を書けるかを考えていけばいいでしょう。

 それは『やりたい事をやりたいようにを優先する』のコメント欄で☆YAS!☆さんが仰った
コメントやTBが貰えるような文章を書いてみたいと思っています。コメントって勢いが必要な気がしているので、読み手をそういう気持ちにさせるような、思わず突き動かすような文章を書けたら……と思うのですが
 と、同じことが言えると思います。

 そして、「感度の高い人」とコミュニケーションをとっていくことも重要だと思います。そーゆー交流先をブログで見つけることも必要だと感じます。また、ブログでそーゆー気持ちで記事を書いていると、普段でも自然に相手に伝わる文章が構成できるので、それが言葉に変換されて、相手に伝わる話し方が出来るようになっていきます。

 それは少しだけ

「感度の高い人」

に近づけるのではないでしょうか?


[参考]
304 Not Modified: ブログは3人に向かって書け。
BLOG STATION:書く文章は誰のため?
webdog: 衆院選が終わって思うこと
シナトラ千代子 - ブログで語りかける相手は四人でいい。
Life is beautiful: 「書くように生きる」ことのススメ
[V]: 伝えたい人に、伝わる言葉で

[TB:感度の高さ:後日乗]