THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

フランスとの別れ

2014-09-30 01:29:14 | セッション記録
フランス、パリでの最後の日、私はお気に入りの教会と場所に挨拶するために

サンシュルピス教会を訪れた

教会の前には噴水があるが、催しを行っていたため、噴水は止められていた


教会の門に近づくと、教会の鐘が響いた

ノートルダム大聖堂の時もそうだった

私が訪れると必ず、鐘が鳴りだす

まるで、私を待っていたかのようだった


そしてなんと教会で今から結婚式が行われる前だった

新郎、新婦が歩きだし、家族が集まっていた


不思議なことに、私がいくところは殆どが、結婚式が行われる瞬間だったり
ミサが始まったり、鐘が鳴ったり・・・・

まるでそれらは、もう何百年も前から、この日のこの瞬間を、
私のために準備して待っていたかのように感じさせた

すべての瞬間はパーフェクトに用意され、そのタイミングは
ものすごい奇跡なのだ

人との出会いも、人生そのものも・・・

私は一歩一歩、パリを歩きながら、パリにしばしの別れを告げていた

このフランスは、私をずっと、ずっと待っていたんだ

何百年も何千年も時を超えて・・・・


青く澄んだ空

空気

緑の葉

川の音

教会の鐘

街ゆく人々




最後の夜は勿論、ルーブル美術館のピラミッドへ

最終日は姪っ子とルーブルへ

ぐるっりと回って、建物の上に立って見下ろしている存在たちに
挨拶をして回った

ずっとここにいたかった

魂の故郷、原点がこの地にある

私はこの土地に癒された


遠い過去を思いだすように、私の意識は時空を飛び越え
今と過去の交差の場所にいた

すべてのものと呼吸し、この土地と、地球のすべての生命体の声を聞いていた

大地の鼓動が風に舞い、すべてと一つになっていく

それはまるで地球そのものの声だった


私は守られている

深いところで何の心配もいらないことを知っていた

そしてすべての人の人生が、この地上に降りて流れていくのを見ていた


すべての人が繋がっていて、守られていて
完全なるハーモニーの中でダンスをしているのを
私はずっと眺めてみていた


「生命の声を聞く者」の私の魂が、生命の喜びのダンスを感じていた


なんて美しい世界・・・・

仏陀が最期に遺した言葉
「この世界は本当に美しい・・・」その声が聞こえるようだった


生きていることが、どういうことなのか
地上で肉体を纏い、人間体験をする

それがどれほどすごいものなのか・・・・

「泰三さん、あなたの人生は素晴らしいものでしたか?
泰三さん、この美しい世界をあなたは見ることができましたか?」

私は泰三さんに語りかけていた

彼はこう答えていた

「友子、今、僕は君の目を通してみている
君の感覚、感性、君の触れるものを、僕は感じることができる
この美しい世界を、この天からでなく、地上にいる友子の感覚で感じることができるんだ

これは生きていたら出来なかったことなんだ
友子の中で生き続ける、友子の中に入るよって言った意味が分かったかい?
それが僕と友子との約束・・・友子が生きる意味だよ」

彼の息を感じながら私は、ずっと空を見ていた
空に星が出て、空の色が深く濃くなるまで
ずっと離れることができなかった


飛行機で日本の上空まで来ると
大きなもので包まれているのを感じ始めた

日本のスピリットが大きな手を広げて
受け止めてくれている

飛行機は、その手の中でフワリと着陸した


ようこそお帰り

まるで母の腕の中に帰るようだった


地球と交信し始めた私の魂は、もはや何も恐れることがない

妹が空港で待っていてくれた
最初から最後まで私を見守ってくれた

姪っ子のいづみがラインで一人になって寂しいよ~って
それから、私が帰った後、大雨で寒くなったと連絡があった

妹の旦那の秀ちゃんは、いつものように変わらず
お帰りって・・・

感謝というフィーリングでいっぱいになった


出会ったすべての人にありがとう

それは泰三さんが最期にみんなに遺した言葉と同じだった








人生は運命か?それとも選択か?

2014-09-27 05:28:53 | セッション記録
今日も青空

残り少ないパリでの時間

お気に入りの場所を何度も訪れ、フランスの土地の風を全身で楽しんでいた

いつもの公園・・・・パソコンで執筆していると

先日会ったおじちゃんが・・・・

今日は2時間以上も話をした

彼と話をすることによって、コミュニケーションがとれることの
面白さと、お互いを理解しようとして、相手の国の言葉を覚えることができることに
喜びを感じていた

食事に誘われたが、さすがにそれは断った


向こうの男性は、女性を女性として扱うことに慣れている

それが相手への礼儀なのだそうだ

友人が沢山いて、チベットのダライラマの国から来た人の事とか色々話してくれた

私はルルドの泉の話をした


夕方、夕陽を見にいつもの場所へ・・・・





















なんて美しい

オーヴも沢山見える

シーンと静まりかえったような空間

この地上のすべての生命が神の創造物・・・・

壮大に生み出される一つ一つのものに生命への畏敬を感じる

ここにすべての始まりと終わりがある


宇宙の始まりと終わりΑ(アルファ)とΩ(オメガ)

私はこの瞬間に立ち会っている

師が言っていた

「すべての瞬間に立会いなさい」

人生のよき時も、悪しき時も、人生はただ通りすぎる

その瞬間に立ち会うのだ



眠れずに昨日の夜はずっと「フォレストガンプ」を見ていた

この映画が大好きで何度も繰り返し見ていた

映画の最後の方の場面で、ずっと好きだったジェニーとようやく結婚した後、
すぐにジェニーが亡くなり、そのお墓の前でフォレストはジェニーにつぶやく

その言葉がずっと頭を離れなかった


「僕は分からない
本当はみんなそれぞれ運命を持っているのか
それともみんな風に吹かれて漂っているだけなのか・・・・
でも僕は両方だと思う
たぶん両方が同時に起きるんだと思うんだ」

彼は人生に対する問いかけをここでする


私の中で大粒の涙がこぼれていた


泰三さんと「人生は運命か?それとも選択か?」
の音声を議論してメルマガで出したのを思い出していた

泣いている私の横で
泰三さんが傍にいて、笑っているような気がしていた

その日の夜は、泰三さんの胸の中、腕の中で私は深い眠りについた






ノートルダムの鐘

2014-09-26 03:18:40 | セッション記録
フランスに帰ってきてホットする

私はこの上なくパリが好き

いつものメトロ
いつもの街並み

でも毎日が新しい

もう既に自分の故郷のように思える

イタリアにいても、パリに帰ってきても
ずっと青い空

こんなことは前代未聞、あり得ないとフランスの人たちは言う

イタリアに生えている樹はあまり美しくない
鈴虫の鳴き声が聞こえたのは嬉しかったけれど
フランスのこの美しさには勝てない

街路樹はプラタナス・・・川べりは菩提樹






この実が鈴なりと呼ばれるプラタナスの樹の実



本当にすべてが美しい


イタリアから帰ってきたら、夏から秋になっていた


スカイプで仕事を済ませ、掃除と洗濯(手洗い)食事の準備を済ませ

姪っ子が帰ってくるまでの間、大好きなノートルダム大聖堂へ・・・・

歩きながら、私は目をうるわせていた


すべてが私のために存在している

大いなる流れが、大いなる意思が、私をここへ導いている

風が、太陽の光が、木々がそして街行く、通り過ぎる人たちが

すべての中に神の息吹を感じる

この美しい街も建物も、川も人も鳥も・・・
すべてと繋がっている

私は完全に一つなんだ



夕陽の中を歩きたかった
永遠に時が止まったかのような時間が流れていった


ノートルダム大聖堂まで、わざわざセーヌ川沿いを歩けるように
少し遠くの駅で下りた

ノートルダムに着いた瞬間、鐘の音が鳴った

それはまるで、祝福されているかのように
私を待っていたかのように
鐘はいつまでもいつまでも、長い時間鳴り続けた

聖堂の前の広場で、私は佇みながら
鐘の音が響いていくのをじっと聞き入っていた

鐘が鳴り終わり、祈りを捧げるために聖堂の中へ

夕方の最後のミサが行われていた

入ったとたんに讃美歌が流れ

ロウソクの光の中を歩いていった




















帰りはまだ明るい

夕陽が青い空から下りている







夜になってもずっと帰りたくなかった





バチカン市国、サンピエトロ大聖堂、最後の審判

2014-09-25 18:25:06 | セッション記録

バチカンは一つの独立国
イタリアとバチカンの2つの国に行ったことになる

初日に着いてすぐ、バチカンへ
サンピエトロ大聖堂へは2日目に午前中と、午後の2回訪れた

大聖堂は十字の形をとっており、その真ん中に聖ペトロが埋葬されている地下がある

聖ペトロはキリストから直接鍵をもらっており、その鍵は天国への鍵だとされていて、
唯一鍵をもらったのがペテロなので
一番の弟子だったということだった

ただ実際はペテロがそこに眠っているかは議論がされているとのこと


システィーナ礼拝堂ではミケランジェロが書いた最後の審判を見た
この礼拝堂は、礼拝堂というより、パワーがありすぎて、静かに礼拝するという感じではなかった

圧巻という感じ


昔、師に言われたことがある

過去生で天上に天使の絵を描いていたことがあるんだ・・・と

私はきっと職人であり、画家でもあったのだろう

とても気難しい、頑固な職人・・・

私はミケランジェロではなかったが

ミケランジェロはきっと、そんな気質を持った人だったんだろうなと思った

残念ながら写真は撮れないので見せられないがこれは資料画像だ



これはラファエロの画







サンピエトロ大聖堂の中














バチカンを守っているスイス兵





サンピエトロ広場のオベリスク





スペイン広場

オードリーヘップバーンの映画でローマの休日という場所が沢山

トレビの泉は修復中。でもコインを投げるプールが用意されていて、そこにコインを投げた

うまく入れば、又ローマに戻ってこれるという言い伝えがある

無事、シュート。

スペイン広場では修復中のものが出来上がったということで
ポリスの楽団が演奏していた

オードリーヘップバーンが、この広場でジェラートを食べた

私もキウイとマンゴーのジャラートを・・・

びっくりするほど美味しい



これがメトロ

ジプシーやスリに会わなかった

ポリスが厳重に見回っていたからかな・・・


私のお気に入り


馬車が多かった

馬は大好き


これが真実の口

ちゃんと写真を撮ってあげるよって・・・

映画の撮影どおりに今も変わらない風景なんだと言っていた




コロッセオは、ここで大変な殺し合いをしていたと伝わっているが
本当はそうではないと言っていた

昔はテレビがなく、娯楽がなかったので、猛獣と戦う剣闘士がいて、
ベンハーという映画に出てくるラッセルクロウのような人は
実際にいたのだそうだ

でもライオンとかトラではなく、像とかキリンとかで、扉を開け像の尻をムチで叩くから
像が鳴いて、みんながびっくりして、それを猛獣と思っていたと言っていた

その戦いを見て、みんなが楽しんでいたということなのだが
実際に、死刑などでは、ここでライオンに襲わせたりとかがあったらしい

歴史が伝えているのが本当なのかは定かではないと常々感じることだ


ローマに来た時に歩きながら、神々のエネルギーでない方を感じることも沢山あった


これを見てほしいのだが、これ悪魔のサイン

そしてここを歩いていたら、鳩が実際に首なしで死体となっていた
それをキジのような鳥が食べていた

バチカンも神のエネルギーと、そうでないエネルギーの両方がある

英語のガイドがいてアメリカのツアーだったと思うけれど
横で耳に入ってしまった


バチカン美術館の入り口あたりにいる、名札を首にかけている人に注意してください
彼らはマフィアです

それを聞いてびっくりしてしまった

実はその前に私も声をかけられていたからだ

私は日本人ということを言って逃れたが・・・・

そのガイドのおじちゃんが言っている後ろに
実際にそのマフィアの団体の一人(唯一の女性だった)がいて
おじちゃんは振り向いて、ごめんなさいと言っていた

清濁併せ持つ

インドのように、聖なるものと暗闇の悪なるものが
交じり合っている

これでいい



サンピエトロ大聖堂では

ただ私は、やはり吸い込まれるように、真ん中へまっすぐに進んでいった
そこだけエネルギーが違っていた

私はカバンから泰三さんの遺骨を取り出して、そのエネルギーを一緒に感じていた





ずっと離れられなくなっていた

最後に訪れた時は、なんだか涙が止まらなかった




何が起きているのか分からず、ただただ、柱にもたれかかり、祈りを捧げていた

「すべての人に神の恩寵が注がれますように・・・

そして私の魂が行くべき道を示してください」


私の魂は完全に静かになった



すべての人と繋がっていることを深いところで感じていた

そして完了のフィーリングで満たされていた



私がここに存在するのは、すべての人との完全なる融合で成り立っていること

その交差するフィーリング・・・

宇宙から・・・そして地球のスピリットからの

音楽が聞こえてくるようだった



イタリアからフランスへの帰りの飛行機の中で
あの何とも言えない美しい光が差し込んできた

それはオレンジ色にさらに美しい光がオーラのように輝きを増したような
光だった

泰三さんはこれを見ているんだ

この美しい光の中で、彼は存在している


まるで天国のように、機内の中が光でいっぱいになっていった

一瞬の出来事だった

でも永遠の時間がそこに存在していた


私は大きく息を吸い、目を閉じた

私は一瞬、泰三さんと同じ天国に行ったんだ

そう思った


「もう大丈夫・・・・
私はもう大丈夫

残りの生きている時間を、私の魂が指し示す方向へ

私の一瞬一瞬を・・・・
魂の放射していく

泰三さんと離れることはない

現世で色々なことも起こるだろう

でも、それでも命がある限り・・・
放射し続けるよ」

泰三さんに向かって何度も何度も

「愛してるよ」

そう言いながら・・・・

私は再びパリに
フランスに帰ってきた



帰ってきたら、妹に奇跡が起きていた

「すべてはタイミングだ・・・・」

と泰三さんの声が聞こえてきた


その日はお彼岸だった









新しい魂たち

2014-09-24 12:19:15 | セッション記録
イタリアに来て様々な出会いがあった

イタリアは物価がフランスより安く、日本人に対して、本当に優しい

私に合わせて、根気よく話しを聞いてくれるし、
ぶつかっても、笑って大丈夫だよって言ってくれる

英語が通じるのが何よりも嬉しい

買い物も自然にできる

今回は日本人の現地ツアーに参加したりして、
新婚旅行のご夫婦や、フルムーンなど、色々な人と
会話した

カナダのトロントに留学していた26才の女性には、
飛行機のチケットの印刷をお願いするために、夜遅いツアー到着だったのにも関わらず、ホテルから遠いのに、
到着近くのホテルに、パソコンを使わせてくれるように、交渉してくれた。
結局、日本のメールにアクセス拒否がかかっていて、出来なかったのだが、優しさが伝わってきた

あるご夫婦は、最後に私の手をとり、来年はいい事がありますように…と去っていった

みんな一期一会の出会いだった

日本でのトラブルは沢山あって、その度に国際電話をする
でも一番、色々な事を助けてくれてるのは、いつでも妹なのだ

その他沢山の人が応援し助けてくれている

イタリアを後にする為、タクシーを待っていたら
、私の中を静かな声が流れてきた

「すべての人は自分の道がつけられている
その道に進めるように、地球上のすべての魂が
協力をしている
後はただ…与えられるものを受け取るだけでいい
絡み合い、影響をお互いに受け取りながら
私達は、ダンスをしているのだ」

これが人間である事の由縁だ

今からの子供たちは、新しい魂で、葛藤を私達のようにはもっていない

彼らは、常に自分の可能性へ向けて瞬間を生きている
私達の時代は、規律や、礼儀があり、人に合わせる事を教えられ、自主独立する事に罪悪感がある

子育てが大変なのは、時代が違うゆえに魂の持って生まれた役割が違う魂たちが、
今いる私たちを変容させていくからだ

時代の変容の架け橋となっている我々の時代は、古いものと新しいものの両方を見ることができる
見届けるみたいなものだ
ところが、ずっと同じところに維持し続けようとする変化への恐れで
それを異物とみなす・・・
ようするに、ゴミのように扱ったり、批判的にみたり、イジメや批判がそれにあたる

古い時代に変化したくない魂たちは、大抵、社会から邪魔者扱いされるのだ
違う人種とみなす
そしてそれを強制して直そうとする

でも彼らは彼らのままなので、古いところへは戻りたくないのだ

そして、こういう現象が現在の教育の場で見られる

教育者が、ノイローゼになってしまうのだ

もし、周りでちょっと変わっているなとか、学校へ行けないとか、イジメにあっているとか
そんなことがあるのなら、もっとも違う視点で見てみてほしい

彼らは今後の時代をどのように担うのか・・・

けして現在の社会に強制されてはならない

これは社会と喧嘩をしろということではない

闘ってはならない

自分であり続けていいのだということなのだ

社会の現象は、いづれ変化していくだろう

そしてきっと未来に、今の時代は前へ習えで大変だったんだねって
伝わっていくことだろう

見届ける私たちができることは、彼らを彼らのまま、見ること
そしてできるだけ、自分の内側で何を表現したいのかを
私たち自身が模範となり体現すること


こどもたちの世界は、実はずっと自由で進んでいて、次の世界を創りあげるのだ

子供を信じ、それを認めるならば、その子供は
真の自由と自己確立へと向かうだろう

妹の子育ては、頭が下がる

彼女の子供たちは、自分の道を見つけ、進むだろう

彼らは、世界を担う若者であり、泰三さんがやりたかった事なのだ


イタリアで、私は色々な気づきを得た

私は今、自由で、そして・・・満ちている



イタリア サンピエトロ大聖堂

2014-09-21 18:40:02 | セッション記録

イタリアに到着♪
フランスとイタリアは、協定条約を組んでいるため、
税関を通らないから、スムーズに到着
飛行機で二時間

ここに来た理由はハッキリしている

バチカンに来る事

ホテルのチェックインがまだなので、メトロに乗って
バチカンへ

着いたら、スゴい人…人…人…

ローマ法王が話しをしていて、画面に映し出された

前にはオベリスク

泰三さんの遺骨を取りだし、一緒に参加


讃美歌が美しく、録画しようとしたら、

またしても、画面が勝手に動く現象が…




しばらく佇み、祈りを捧げた

イタリアは、英語が通じるので、買い物がしやすい

しかも安い

ただ街並みは、あまり綺麗ではない
フランスがいかに美しく、住みやすいが分かる

人がよく、人なつこい

人間性は好き

沢山の人種の人の中にいるのが当たり前になっていて、
この感覚が居心地がいい

明日はシスティーナ礼拝堂

今日はもう寝る



エネルギーは電気系に現れる

2014-09-20 21:01:22 | セッション記録

人が大きな変化をすると、家庭にある電気製品が壊れるのです




実は泰三さんが言っていた

「俺は電気が消えたり、よくするんだよ」って


泰三さんが亡くなって、すぐに3台あったパソコンが全部壊れた

データーのバックアップがあったので、無事データーを取り出せた

3台とも一斉に壊れるなんてあり得ない

泰三さんが家の中にいる場所は、殆どの時間がパソコンの前

しかも天気を動かすのが好きで、よくやっていた


葬儀の帰りは大雨

それまでは晴れ

これを涙雨というのだろう
49日をすぎても、不思議な現象は続いていた

夜中になるとパソコンの音が鳴って、タイピング

うーむ。

私はこういう仕事をしているが、実は懐疑的である

データーを集めたりしないと気がすまないし、
納得しないと信じないのだ


今日の出来事は、偶然では済まされない出来事だった

しかもこれを書いている最中にも、突然、私のパソコンだけがネットから外され
書いていたデーターの途中から大事な部分を全部消したのだ


隣のいづみのパソコンは繋がっていたので妹にラインでそのことを話していた


今日の出来事は
日本で重要なやりとりが、3ヶ月たってもまだ終わらない
私も妹も、さすがに怒ってしまった

普段は二人とも声を荒げて人に接することはないが
怒らずにはいられなかった

沢山の人に迷惑がかかっていて、早く事を進めなければならない事なのに
まだ進まない

いい加減限度ってものがある

お役所関係は常にこんな感じ・・・

それでどうしたら早く事が進むかを指示して、お願いをする必要があった

フランスから電話で、細かく提示してお願いをした

でも怒りのエネルギーは消えなかった


泰三さんに怒っていた
「あなたの後始末に、みんなが大変な思いをしている
天にいるんだから、ちゃんと動いて!!」

別に泰三さんが悪いわけでもないのだが・・・
ぶつけるところがなかった

その瞬間、wifiが切れた

あり得ない

そして空は青いのに雨が・・・・

びっくり


心を静めるために、ノートルダムの聖堂へ向かった

ノートルダムの近くに公園があり、wifiが繋がる

そこで、はやく連絡を取らなければと
妹とラインをしていた

家にいた姪っ子のいづみが
不思議なんだけど、私がいなくなったらネットに繋がったよって連絡が来た


しかも雨はすぐに止んだ

雨が降りそうな天気ではなかった

太陽が出て天気雨


そんな力は私にはない

霊が強い思いを発すると、電気が壊れると聞く

カメラが撮れず、録音できないとか・・・

これだけなら、まだ偶然で終わりにできるが

このメールを書いていたら、突然ネットが繋がらず、書いていたものが殆ど消えた

それで同じ文章は書けない

その後も不思議な現象は続いている

全部電気関係と音だ・・・

ふう

ため息


明日はイタリア
バチカンに行く

ヨーロッパは霊や不思議な出来事が沢山ある

荷造りを終え、ちょっと窮屈かもしれないけれど、泰三さんの遺骨を
割れないように、小さなお骨入れにしまい、カバンに入れた

窮屈でごめんね

でも、明日は3時半に起きるの

忘れないけど、早めにカバンにしまわせてね

片割れはいつも私の懐にあるから大丈夫





これが公園

天気をみてほしい

青空なんだ

雨は10分も降っていなかった


パリはマロニエ、プラタナス、菩提樹の樹でいっぱい

ここは菩提樹の樹々・・・

菩提樹の下でお釈迦様が悟りを得たと言われるが・・・・

本当に美しい


泰三さんの声が聞こえるようだった

「友子・・・・・・・・・・・・・・」



ピラミッドの魔法

2014-09-20 04:38:39 | セッション記録
夜のルーブル美術館のピラミッド・・・

晴れて空が青い時に一度見てみたかった


メトロはいつもの出口からは出れず、違う出口を探す

夜9時になるのを待って、ルーブルへ

アーチ型の天井の建物を抜けて、前からピラミッドが姿を現す


近くでサックスの音が聞こえ、ルーブルに隣接しているレストランではテラスで
ワインを飲む人たちが・・・・


空は青く、私は大きく息を吸った














丸い白いものは月ではなくオーヴ

すごく沢山・・・

携帯でブログを見ている方は、オーヴが見えずらいので、画像を押して拡大すると見える


噴水の水の音

空を見上げると、空からピラミッドに向かって光が下りているように見える

ここは祝福されている場所だ


ポケットから泰三さんの遺骨を出し一緒に歩く・・・

なぜなのか、すごく祝福されているのを感じる

小さなエッフェル塔の模型を売っている黒人の青年が
人懐こく、安くしてあげるから買って~と売り歩いていた

いつもの風景なのに、なぜか今日は嫌な気がしない

噴水のところに腰をかけ、空を見上げていると
カップルが写真を撮ってほしいと言ってきた

携帯によってはカメラが暗く、キレイに写らないのがあるから
必ずチェックしてもらって、2回撮るようにしている

フランスに来て思うのは、よく写真を撮ってとお願いされることだ


その後、三つ編みをいくつもした黒人の青年が、声をかけてきた
知らない人との会話は楽しい
話すとその人の人となりが分かる
そして、大抵はみんな誠実で、頑張って生きている

しばらく噴水に座り、ぐるりと一周してから帰宅した

アパートから20分もかからない場所なので
帰国するまでに何度も訪れたいと思った




空は快晴

空から光が・・・・
UFOが見れるかな・・・

今ならもう、何も怖くない


おおシャンゼリゼ

2014-09-20 02:55:15 | セッション記録
ダン・ブラウンの世界が好きで、
彼の世界は、私のビジョンやクリエイティブ性を引き出してくれる

ダビンチ・コードや天使と悪魔などに出てくる教会、美術館

イルミナティ、フリーメイソン、秘密結社、ユダヤ教、エッセネ派、スーフィズム・・・・・

過去生で、歴史書を書いていたというくらいだから
世界の人々が生きた証を書き記していたのだろう

昨日、妹が私を救ってくれたお陰で鬱も出ず、コンコルド広場に行ってきた

フランスのパリの造りはとても面白く、凱旋門を中心に12本の道路が放射状に広がっている

パリの中心がシテ島、ここにはノートルダム大聖堂がある

真っ直ぐ線を引く道がシャンゼリゼ大通り

コンコルド広場を通りその先が凱旋門に通じるようになっている

反対側にはルーブル美術館



コンコルド広場の噴水





オベリスク



コンコルド広場から広がる凱旋門までの道(シャンゼリゼ大通り)

マロニエの木が美しく、落ち葉の中に栗のようなマロニエの実が・・・(食べれない)

伝説では、マロニエの木の下で愛を誓うと、永遠の愛が継続されるとのこと
マロニエの木の下で待ってるねとかいうフレーズはここから来るものだとか・・・・

シャンゼリゼは、歌にもなった程、本当に美しい景色
コンコルド広場から、凱旋門まで、マロニエの木の下を、落ち葉を踏みながら歩いた

美しい老人がベンチに座っていた




歩きながら、泰三さんを思い出していた

おじいちゃんと、おばあちゃんになっても、ずっと手を繋いで歩くこと

老々介護が私の夢だった

泣きそうになったので、私は慌てて再び歩き出した


帰って来ていつもの公園で執筆をしていたら、おじちゃんが声をかけてきた
公園は子供がいっぱいで、ベンチは相席になることはよくあることなのだ

隣に座ってもいい?から始まったおじちゃんは、私がパソコンしている間
すっと話しかけてくる
人懐こい

僕はクリニックで仕事をしているんだ
君はイタリア人かい?日本人かい?
僕はイタリア人で、今はフランスに住んでいるんだ

又ここに来る?
僕の名前は~~~
君は?
子供が好きなのかい?

彼はフランス語とイタリア語と英語を混ぜて話しをする
私が言葉が分からない時は、彼はゆっくりとジェスチャーを加え
話をしてくれた

又公園で会ったら、話をしようよ
話をすると上達するよって・・・・
私は英語で話しをしていた

最後におじちゃんは、握手をして、颯爽と帰っていった

人間だから分からなくても、誠実さがあれば会話になるものだなと思った
さすがイタリアから来ただけある


泰三さんが亡くなって、私の中の怖いものがなくなったお陰で
言葉を話せなくても堂々とパリを一人で歩いている

肝が据わっているのは、以前からだが、
まるで泰三さんが私の中に入ったように感じる

一人ではないと魂は言うが、肉体意識は一人ぼっちを感じる

生きている間は永遠にあなたの妻なのだ


葬儀に入る前に葬儀を仕切ってくれた三村さんが私に伝えてくれた

「友子さん。パートナーが亡くなって死別するということは、生き別れと違うのです。
死別とは、永遠に結ばれるということなのです。
だからあなたも泰三さんも、もう浮気はできないのです。
これは第2の結婚式なのです・・・・」

「彼は最後にあなたを選んだのです。あなたは長谷川泰三の妻・・・・
これからもずっとそうあり続けるのです」

葬儀の時に私の傍にくっついていた泰三さんが
この言葉を聞いて、私が泰三さんをすごく愛してることが分かって
すごく照れながら喜んでいた
その喜びの感情が熱さとなって飛び込んできた
一緒にいた三村さんも、それを分かっていた

三村さんだけが、私の右側に泰三さんがいることを当てていた


喪服を着るときが一番ドキドキした

彼は生前「友子の喪服はきれいだろうな」と言っていた

色々なことを思い出すのは、辛くてできないでいる
少しずつ、頭では思い出すことができるようになるだろう

妹が私の今後の人生を後押しするかのように
色々とお世話をしてくれている
その愛の強さが、私をここへ飛ばし、私の感情をゆっくりと溶かしている


シャンゼリゼを一人で歩きながら、過去と未来と今を繋ぐ時空の中で
シャリシャリと音をたてながら、長い道のりを一人で歩いていった



奇跡の連続

2014-09-18 14:26:58 | セッション記録
私の長年の友人でもあり、いつも見守ってくれている
とある方にメールをもらった

「本当にフランスに行って良かったね~!
ともこさんのパワーがみなぎってるのがよく分かるよ!
そこは私の原点
地上に目的を持って降りた天使♪
一度はその土地に召喚される」

とても嬉しいメールだった

フランスの土地に呼ばれた
そう思うことが幾つもある

その中でも一番不思議なのが天気

フランスでは短い夏がやってきて、9月からは冬に入るとのこと
バカンスは沢山あるが、8月はたいてい天気がよく、日光浴したりするそうだ

でも今年は信じられない現象だとフランスの人たちは言っていた
あり得ないのです・・・と

8月は雨ばかり
9月はずっと晴れて晴天。夏が遅れてきた
ぶどうの収穫の時期だが、天気が悪いため、収穫ができないかも?と言っていた
フランスはワインの産地でもある

私がフランスにやってきたのは8月25日
8月の一週間はずっと雨だった

ところが9月になってから、ずっと晴天
しかも暑い
私は天気に左右される身体なので、すごくいい気持ちですごしやすい

日曜日はバチカンに行くのだが、その前に訪れていないベルサイユ宮殿を見に行ってきた

師であるゲリーに、私の今生の人生を影響している過去生の一つに、
フランスの歴史書を書いていたと言われた
その本はフランスの歴史の教科書にもなったんだ
と言われたことがある

フランス革命では痛みの記憶があるから、その時代にもいたのであろう

日本の転生が少ないと言われたが、なんとなく分かる

そこでベルサイユ宮殿は、過去の何かを思い出すかもしれないと思っていたのだ

肖像画が沢山飾られてあるが、その目を見ながら、
好きになれない
そう思っていた



鏡の間の外の庭園はいい感じ

鏡の間から眺められる庭園から見た鏡の間の外側




庭園には噴水が幾つか設置されていた


美しく手入れされている





これが鏡の間

ここで貴族のパーティーなどが行われたという



王の寝室



ここが王妃の寝室

寝室をとても大事にしていたということだった



個人的に好きなのは紋章



最後は戴冠式の大きな絵画

写真を撮りたくなかったのは、肖像画

なぜかは分からないが、目が本当に嫌な感じだった


それであまりにも早く回り、ガーデンに出た

帰ってから、ずっと頭が痛く眠くなって昼寝をして起きたら

なんと熱が出てしまった

身体が重い
首と肩が重くて痛い
呼吸困難

泰三さんが亡くなってから、私の役割は終わったと思っていたから
フランスが終わったら死ぬのかと思った

そう泰三さんにもお願いしていたし・・・

それでこのまま死んでもいいか・・・とさえ思うほどの熱で
しんどかったのだ

泰三さんとコンタクトをとったが、治してほしいとは言わなかった

妹に連絡したら、何か悪いものでもつけてきたんじゃないの?
ヒーリングはできないけど、追い出してあげる

って・・・・

その後、実はすぐに熱が引いた
びっくりしてしまった

あれほど熱があり、しんどかったのが、まるで何もなかったかのように・・・

妹の思いの力はすごい

それで動けるようになった

日々奇跡が起きている

フランス革命は思い出したくない歴史の一つなのかもしれない

それにしても泰三さんや妹が私を守ってくれているのが分かる


ゲリーが言っていた
「君がここに生きているというのは、誰かに愛されているという証なんだ」


3歳で親に捨てられ、28歳まで笑わなかった私が、この言葉を受け入れるのには何年もかかっている


「自分はどのような存在で、地上にいる目的は何か
肉体を持っている間、自分の魂に可能なビジョンにどれだけ自分を捧げるかの決意をすること」
それが大事なのだと・・・・

ゲリーからの愛だった


ゲリーと同じような言葉を泰三さんも言っていた

泰三さんはゲーテの言葉のコミットメント(献身)が好きだった



「献身を心に決めるまでは ためらいが残る

手をひく可能性もある

効果はつねに薄い

ものごとを始める行為すべてにあてまる基本的な心理が一つある

知らないと 無数のひらめきや立派な計画をだめにする

それは 人が真剣に取り組もうとはっきり決めた瞬間神の意志も動き出すということだ

そうでもなければ とても起きるはずのない様々なことが起きて助けてくれる

決意から 出来事の大きな流れが生じ

都合のよいよい方向にすすんでいく

わが身に生じるとは夢にも思わなかったような

あらゆる予期せぬ事件 出会い 物質的援助が訪れる

できそうなこと 夢見ることを とにかく始めるがいい

大胆さのなかに叡智と力と魔術がある

いま 始めるのだ」

(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
付き合ってすぐに、彼はこの言葉を送ってくれた


しなければならないことが、もしもあるのだとしたら
それは自分を奮い立たせ、力を入れ、犠牲という名の下に置かれる

真のコミットは、それ=自分、そこに境界線がなくなる
こうしなければ・・・ではなくなる

先人たちの言葉は、私たちの間をただ通りすぎるが
人生の中で、その言葉がひじょうに重要な意味を持つ時期が訪れる

その時初めて、その深い意味を知るのだ

その時まで私たちは、人生の同じところをグルグルと回る

ターニングポイントの場所に来るとそれは分かる

まるで、人生のハイライトのように感じる

転生のすべての瞬間がそこに集約されていて
そのポイントの瞬間だけが色濃く光が当てられて見える


泰三さんとの時間のすべての瞬間が私にとってのハイライトだった

彼の最期の顔、最期の涙・・・一瞬で永遠の時

体験した者だけが知る領域がある


師が弟子を早く導かない理由はここにある

「その時まで忍耐強く待っていなさい
いづれその時がくる」

熱から元気になった私は窓を全開にあけ、青空から降りる太陽の光の反射に
目を細めていた


モンサンミッシェル

2014-09-16 06:43:39 | セッション記録
今日15日は泰三さんの月命日。この日はモンサンミッシェルにいくと決めていた

泰三さんの魂は過去生、修道士としてここにいたからだ

遺骨を持ち、早朝バスでモンサンミッシェルに向かった


どうしても彼をここに連れてきたかった
いや、連れてこなければいけない衝動にかられていた

泰三さんは古代ケルトとも関わりがある

森の中で自然と共にガーディアンと呼ばれる存在たちと
彼は交信をしていた

先祖に呼ばれるというが、そういうことなのだろう

モンサンミッシェルは古代ケルト人の聖なる土地だった場所


パリから4時間半くらい

一面のトウモロコシ畑や牧草地が広がり、霧の中に朝陽が上がってきた

到着はお昼・・・モンサンミッシェルが姿を現した



すごいパワー

モンサンミッシェル自体が十字になっている
十字の交差する真ん中のてっぺんに
大天使ミカエルが姿が....




この日結婚式が行われていた
美しい花嫁さんと誠実そうな花婿さんだった



この回廊で修道士たちは瞑想したり、話をしたりするそうだ



この下は沢山の人が眠っている
いわばお墓だ





始まりと終わりを意味する




ここは大天使ミカエルが下りた場所
岩を触るとパワーを得ると言われている



ここが一番感動した場所

古代のヘブライ語なのか祈りの言葉というよりも
ひじょうに強い魔力を持った言語
神々を呼び出しているかのような祈りを聞くことができた

突然、知っているという感覚と、強く魂と肉体を突き抜けるような衝撃だった


どこの誰だか分からないが、引き寄せられるエネルギー

思わず、録画で音声を少しだけ撮った

最後はこれが出迎えてくれた


ずっとここで見えてたものは私が騎士だった時の場面




ここに来て泰三さんとずっとコンタクトをとっていた

一緒にいる時は二人の過去生は見たことがあまりない

でも今回は様々な場面が見えていた

最後、この部屋は今だに、何に使った部屋か解明されていないという部屋があった

祈りの部屋
牢獄
隠れ場所

ヴィジョンが現れては消えていった


モンサンミッシェルの階層は3つに分かれている
一番上が聖職者
次が貴族
下が貧しい人たちの祈りの場所となっている

フランスは貧富の差が激しい
バカンスが多く、日本では考えられないが、貧しい人たちのために
国からバカンス補助というのが出る


いつの時代でも、どこの国でも階級というのがあるのだろうが
泰三さんがいつも一番怒っていたのが、差別だった

偏見と差別

裕福な側にたっても、反対側にいても辛いものだ

どちらにしても、人の尊厳を無視するようなことは胸が痛む

この問題は他や国にあるのではなく
実は私たちの心の中で起きているのだ
自分への差別・・・他への差別

一人ひとりが取り組まなければならない

哀れみと愛は違う

愛は相手を尊重すること
信頼すること

「すべてを神とみなしなさい。そうすればすべてを悟る」

すべての魂は完全なるハーモニーで調和をしている

この調和波動には音がある


帰りの4時間半、私の人生の方向性への答えが
もうすぐそこまで来ていることを知った


いつでも私は私になる

その言葉が響いていた



数字の秘密

2014-09-14 05:22:54 | セッション記録
今日も晴天。でもなぜか私の心は晴れず鬱が続いている

今朝目が覚めた時、師のゲリーの夢を見たのをはっきりと覚えていた

私は特別に寵愛されていて、彼は私に頬をあて、私の悲しみを癒そうとしていた

泰三さんの49日の前日、ゲリーに会うことができた時に
ゲリーは私に近づき、愛を示してくれていた

それで夢の中のゲリーは何か探している人がいるんだろう?と言って
見つけてあげるから、その人の名前を教えて・・・と言った

日本の地図を広げ、何箇所も赤い紙で印をつけた

ゲリーには泰三さんに会いたいと心の中で言っていた


日本では今日は15日。泰三さんの月命日にあたる

携帯が時間ぴったりに光るのは知っていたが、不思議なことが起きていた

11:11

3:33という時間に光って消える

こんなことは有り得ない

見るとぞろ目

まるでこの時間を見なさいと言っているかのようだった


ゲリーが言っていた

「宇宙のすべては数で出来上がっている」

それから夢で666666・・・・

何で6なのかは分からないけれど、フランスに来た次の日にこの数字の夢を見ている

キリストを信じる人たちの間では6は悪魔の数といわれているが
宇宙の摂理の6は一体どういう意味なのかを見てみた

私は既存のデーターを読むのは好きではない
独自の直接の宇宙からの情報を下ろしたいのだ

6は繋がり、人間を意味する
調和、バランス、協調・・・・・・・

沢山ヴィジョンが出てきたので、ここで止める

私にどんな風に下りるかというと
映像と色、音、匂い、幾何学で見える

これを言葉に変換するのが難しい時があるので、イメージで説明することになるのだ


宇宙の謎解きをするのは、既存のデーターよりも、
自ら受け取る方がダントツに面白い

泰三さんが生きていたら、こんな話で盛り上がっただろう

彼は天才だったから、彼がいると私の直感もヴィジョンも
冴えるのだ

二人が一緒にいることは、お互いの能力を無限に引き出すことに等しい

ソウルメイトとは一人の力が無限になり、お互いがお互いを呼びあうことになる

よりパワーアップ、というより自らの光が増すのだ



14日、パリで一番高い丘、モンマルトルに行ってきた





「モンマルトルは、長い間、パリから独立した村だった。


モンマルトルの名は、『Mont des Martyrs(殉教者の丘)』が由来である。

紀元272年ごろ、この丘の付近で、後にフランスの守護聖人となったパリ最初の司教聖デニス(サン・ドニ)bと

二人の司祭ラスティークとエルテールの3人が首をはねられて殉教したと伝えられている。

ヤコブス・デ・ウォラギネの「黄金伝説」によれば、首をはねられたサン・ドニは、

自らの首をかかえながら北のほうに数キロ歩き、息絶えたという。

その場所がサン=ドニのサン=ドニ大聖堂になったとされる。



安いアパートやアトリエ、スケッチのできる屋外風景を求める画家達が後に続き、

19世紀末の世紀末芸術の時代にはモンマルトルは芸術家の集まる街へと変貌した。」ウィキペデア抜粋

あちこちで画家が絵を売っていたり、絵を描いたりしていた
さすが芸術の街





サクレ・クール寺院 はすごかった

ずっと座っていたい気持ちにさせられた

修道女がいてここを守っているのだろう





明日は泰三さんの月命日なので、モンサンミッシェルへ行く予定

ここは彼がとても懐かしく感じる場所だと思う


モンサンミッシェルは、もともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地



アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから

「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。

再び同じ夢を見たが、また信じなかった。

ついに3度目には大天使はしびれを切らし、

今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、

オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。

翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、

ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである

フランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用され、

その後荒廃していたが、ヴィクトル・ユゴーの紹介がナポレオン3世を動かし、

1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった。

ウィキペディア参照



泰三さんは過去生、修道士だった

彼をどうしてもこの地に連れていかねばならない

遺骨を持ち、彼と共に早朝出る



夕方から夜になるのを待って、パリの私の大好きな場所あたりを歩いた







夜の20時半にようやく暗くなり始める
19時はまだ明るすぎる

美しいライトアップされたパリ

長い時間、このライトアップのパリの街を見るために
公園で待っていた

パリに来て不思議なのはグラーチェと言われることだ
それは私をイタリア人に間違えているということなのだ

面白い

セーヌ川では船が乗客を乗せて行き来している

バラの花束を持って、うろつき公園で売る人
ビールや飲み物を売る人

あちこちでミュージックが流れている

ざわついた人波の中で私は目を閉じていた

風の流れだけが私の身体の中をかけていった



詐欺

2014-09-13 03:53:19 | セッション記録
9月11日は妹の誕生日

12日との境に生まれたためなのか理由は定かでないが、戸籍では12日にしてある

私たちは同じ環境に置き去りにされ、私がはっきり記憶しているのは、
近くのアパートの階段で下りられないで泣いている妹を
どうしていいか分からないで、夕方まで一緒に階段にいる場面

今、家族を持ち、子供たちに囲まれている姿を見ることは
私にとってこの上ない喜びである

そしてこの日は9,11
様々なターニングポイントの日でもある

この日、私はなぜか、いつもの自分と違っているのに不安を感じていた
何か微妙にいつも見ている世界が違う

感じ方が違う
ズレを感じるのだ

見るものが自分の目ではない感覚

世界が変わったのか、私が変わったのか・・・

このズレている感じ・・・それは嫌な感じだった


メトロに乗ろうとメトロの定期券(NAVIGO)を機会に当てると

ブーという音と×のマークが・・・・

何度やっても、ブーという音

そのまま機会を通さないで通してもらった


行き先はエッフェル塔

50分かかる

いつもと違う線だが

メトロに乗るのは大好きなのだが、なぜかシ~ンと静まりかえったような電車の中

うーむ、何かが違う

変な感じ

エッフェル塔はすごいパワフル



駅からエッフェル塔までいく道全部に
音楽が流れているが、でもなぜか嫌な感じが消えない

なぜなのかは分からない

理由を考えても、それはとってつけたもの

私の感覚、直感が嫌な感じと言っていた


昨日までフランスが大好きだっただけに、どうしてしまったのか・・・・

エッフェル塔の前の広場で座り、しばらくボーと周りを見ていた


黒人の子供たち(青年)が物を売っていて、ポリスマンたちが自転車で追いかけまわしていた



自転車に乗ったポリスマンと彼らは

まるで追いかけっこをしているかのようだった

本気で捕まえる気はないことを示している


スリや物乞い、子供達が物を売るのは何とも自然

でも堂々と車イスや目の見えない人の団体だと言って、
サインをさせて、お金をとる行為はちょっと嫌な感じだった

Do you speak English? と声をかけている少女たち

Please

そのPleaseの声が耳に障る

素直にお金くださいと言って、電車の中で回る青年や
道路で神様~と拝んでいるおばあちゃんの方が、よっぽど人間らしくていい


ここのところパリにしては晴天が続く

夕方になっても、夜になってもこの嫌な感じは治まらなかった

生命には流れがある

姪っ子のいづみが、大ききないびきをかいていたよと教えてくれた

フランスにきて、ずっとうなされているらしい

Oh God

なんてことだ・・・

そうかぁ。今日は9.11か・・・・

何か色々なエネルギーが噴出しているのかも?と思うことにした



今朝はセーヌ川を歩いていた

目的はサントシャペル教会

昨日長蛇の列で行けなかったところだ


歩いていたら光が再び下りてきて、私は包まれていた

私はパリでも、このあたりが大好き





風の音・・・水の流れる音・・・

私は前世、このあたりをこよなく愛していた場所なのだろう


サントシャペル教会はミュージアムパスがあったので、最後に入ろうと思っていった場所なのだが
うーむ

ちょっと記憶が蘇ってしまったのか、私だけは個人的に好きじゃないかも?と思ってしまった




神がいない

確かにもちろん美しいのだが、神を感じることができなかった


怒り、悲しみ、虚無、欺瞞を感じることとなった
過去生で何かあった場所なのだろう

歴史を知らないので家に帰って調べてみると

「単なるフランドル伯がコンスタンティノープルを占領して皇位を得たり、
神聖ローマ帝国の政治が乱れていたりした時代でもあったため、
サント・シャペルからは、礼拝の場として機能だけではなく、
西キリスト教世界の中心的君主となろうという聖ルイの政治的・文化的野心も読み取れる。
コンスタンティノープルのアヤソフィアが皇帝の宮殿から個人的に行けたように、
ルイも自分の宮殿からサント・シャペルに直接通り抜けられるようになっていた」

と書かれてあった
ウィキペディア抜粋


セーヌ川に沿って歩いていくと大いなる生命体と
そして泰三さんと繋がった

「すべての流れに身を任せ、共に呼吸する
よきことも悪しきことも
すべての流れに流れと一つになった時
そこから光を放射する

これこそが自主独立の意味だ


調和・・・その言葉がおりてきた

自らの中で調和することは
それは何者も立ち入ることのできない領域に入ることであり

過去と未来の恐れを越えるには
常に今、この瞬間にいて自分自身であり続けることなのだと言っていた

禅と錬金術を得ていた時代の私からのメッセージでもあった

恐れから行動すると結果は恐れが残る
しかし、恐れを越え自らの声に従うならば
それはすべてが回りだし、そこに恐れは存在しない

恐れを越えよ

恐れを敵対するのではなく、恐れの中に入りそれを越えよ」

人は恐れを迂回するための方法を行く
それは迂回しただけで残り続ける

声を聞きながら、禅のやり方だなと思いながら、私は再びセーヌ川を歩いていった

パリでは信号が赤なのに渡る
日本人の子供が、どうして赤なのに渡るの?と言っていた
それなのにまだ、交通事故を見たことがない

フランス人は優しく、気品があり、プライドを持っている
この気質が私はとても好きだ

Merci

Au revoir

その笑顔に心が伝わる

この国は人間をとことん優しく尊重している
それがここにいると身にしみて分かる





本当はどんな人たちも、地球に・・・すべての人たちに守られている

そう私の中が、威厳に満ちた声と思いでいっぱいになった


泰三さんからの祝福

2014-09-10 22:12:48 | セッション記録
昨日から涙もろくなっている


凱旋門にあがると、空が青く天から光が降ってくるようだった

風が私の中を流れ、下を見下ろすと凱旋門に向かって真っ直ぐに道がのびている

ナポレオンは家路に着くときは必ず凱旋門を通るようにと兵士たちに言い渡したと言われている

この場所はものすごいエネルギーで、天のパワーをじかに受け取ることができるのだと
ここに立って思った

私はいつのまにか目を閉じていた
どれだけ時間がたっただろう
今と過去とを繋ぐ歴史、時空を行ったり来たりしていた





目を開けると風が吹いてきて、そこには見たこともないような
色のパリの街が広がっていた

これは過去のフランスなのか、それとも今なのか・・・




メトロ(地鉄)を乗り継ぎ、まだ見ていなかった作品を見にルーブルへ

メトロの中で、突然青年が入ってきて、大きな音楽をかけ踊りを踊りだした

メトロの中では、パフォーマンスがあちこちで繰り広げられるのは
よく見る光景だ

でも、今回のは私の目の前だった

手が触れるくらいの場所

他の乗客は見てみないふりをする人や笑っている人

様々な反応だった


私は凝視していた

青年の目は一点しか見ていなかった

踊りだしたのは、マイケルジャクソンの曲、Beat it

でもなぜか彼を見ていて、何かが私の中で動いていた

その時、私の中で声がした

「人間が好きだ」
あまりにはっきりと私の中の声が叫んだので

自分でも内なる声に驚いてしまった

この青年を見ていたら、私の心がそう叫んだのだ


電車を下りたとたん、私の中の感情が溢れ出し、涙が・・・・
止めようにも止まらない

私の中に哀れみなどなかった

この青年は一生懸命で一つの目的にしか自分を向けていなくて
完全に今にいる

誰かに何かを言われるかもとか、恥ずかしいとか
そんな領域にいない
ただ、自分であり続けている

けして裕福ではないだろう

でも彼は今を生きている

そのエネルギーが私の中の何かを動かした
彼の素朴な自分自身であり続ける生き方が、私の魂を震わせた


「自分が自分であり続けるなら、誰も否定などできない」

その声が私の内側から下りてきた

人は覚者を間違えている
本当の覚者は、私たちが思うような姿ではない

この瞬間にいて、自分自身であり続けること

そういう人に出会い、見、触れることができたなら
ただ、その場にいるだけで、何かを受け取ることになる

何かとは、自分の内なるインスプレーション、ヴィジョンであり
魂がそれに触れると、魂が目覚め、自分を知る


次の駅で下りなくてはならないため、全部見れなかったが
ずっと彼の傍で見ていたかった


あまりにも涙が止まらないので下を向きながら歩いていたら、ある紳士が私に話しかけてきた

フランス語なのに不思議と何を言っているかが、この国に来て分かる

彼は泣いているけど大丈夫?って言って私の目を見た

優しい目だった

フランス人は優しい
そしてとてもジェントルマンが多い


それからルーブルに行くために歩いていくと、メトロの中の道端でバイオリンが聞こえてきた

素人でも分かるプロ級の音楽

初めてバイオリンを美しいと思った


カノンが流れていた

その音色が本当に優しくて・・・・
再び私は道を歩きながら、涙が止まらなくなってしまった

この曲は泰三さんがワークでかける曲の一つ・・・

ワークでかける曲を聴くことは辛くてできない

でもバイオリンが奏でるカノンは悲しくなかった

それほど彼女が弾くバイオリンの音が美しく、私の何かを動かした


あちこちで音楽が流れ、ルーブルに着くころには私は声をあげて泣いていた


祝福・・・


そんな声が聞こえるようだった

泰三さんが笑って、私を優しい目で見ていた

「どうだい?俺からの贈り物は気にいったかい?」


私はルーブルに入る前の柱に隠れて涙が止まるのを待った



日本にいると感じることができない沢山のものをもらっている

人種が違う人たちと、密接に近づくことができるこの国で
私は同じ人間として、仲間として、自然に受け入れてもらっている

特別な目で見られることもなく
この国にどこかで守られているとさえ思うのだ

メトロに乗ると特にそう思う
身体が近づくから、色々な人との接触ができる

それは「純粋」
そうとしか言いようがなかった

フランスにしては珍しく青空が続いている

太陽がすべてを光らせて、色濃く見える


空には気球が・・・

いつのまにか私は

地球のすべての生命と共に、歌を歌っていた

空を飛び、ぐるっと地球を回りながら・・・


泰三さんからの愛を受け取っていた


再び見つける

2014-09-10 04:47:04 | セッション記録
泰三さんの動画を見ていた

動画はつけてもすぐに消してしまう


動画の殆どは、私が撮っていて、どういうアングルで撮れば
かっこよく映るか研究をしていた

私たちの立ち位置は決まっていて
泰三さんのお仕事の時は、殆どが私は彼の左側
ステージに立っている時も、ステージのそでは左側にある

寝る時も彼の左側

彼の左顔をずっと見ることが多かった


泰三さんの葬儀の時も、私の右側に彼はいた
はっきりと彼を肉体で感じることができた

彼の思い、感情がはっきりと伝わってきた

亡くなった人が愛する人の傍にいるというのは
本当なんだと実体験した

彼は私の右側か、又は私の身体の中に入っていた

生前、泰三さんは俺が死んだら友子の中に入る
って言っていた

そして「その後、生まれ変わって友子の前に現れるよ」
「二人でサインを決めよう」って・・・・


葬儀を終え、7月8日くらいまでは感じることができた
49日が近づくにつれ、彼の存在を感じることができなくて辛い日々が続いた

「今は彼はやることがあって、今生の振り返りをして浄化をしている最中。
再びちゃんと繋がれるよ。そしたらたぶん夢に出てくるよ」と師であるゲリーが答えてくれた

亡くなったばかりの頃、3日間は、泰三さんが色々心配して
今後どうしたらいいかを教えてくれてた

その繋がりだけが私を生かしていた

同じように愛する家族を失った方に聞くと、やはり同じように繋がりを感じると
私も右側に来たと教えてくれた


すごいと思ったのは、折原みと先生が私たちの写真を撮って帰られ
それを漫画にしたものを見た時、本当に驚いてしまった

写真をとった時はいつもと反対側にいたからだ

なのに、出来上がった二人の漫画、画像構想は私はやはり彼の左側にいるのだ

折原先生すごい!


wifiが繋がらないアパートでパソコンはできない
フランスに来る前に泰三さんの動画を沢山パソコンに入れてきたのを見ることにした

何度も挑戦するのだが、やはり途中までしか見れない
しんどくなる

気が狂いそうになる

泰三さんと繋がると悲しみでおかしくなるので、感じないように
していたのだと、たぶん思う

でも今日はほんの少しだけ
5分くらいの時間だった

彼のすべてが蘇ってきた


泰三さんの匂い

顔の傷、むくみ具合

首の線

足の向き

洋服から泰三さんの温度と匂いが伝わってくる

胸の中のあの温かさ・・・感触

トイレに行って立つ時の回転の向き

ベッドから起き上がる時の重さ

食べる音

泰三さんが私を呼ぶ声

「友子ー友子ー」

車イスを押して話す時の振り向き様の表情


記憶喪失のようになっていたことが
苦しみを避けるために、そうなっていることも分かってはいたが

やはり彼を感じられないのは辛かったのだ

肉体を持った彼との感覚を思い出し、繋がり、ボロボロと涙が・・・


泰三さんに触れたい




もう触れることはできない


葬儀の時の彼の顔

亡くなる瞬間まで傍にいて見守っていたこと

彼の頬から涙が流れていたこと


私は永遠に忘れない

転生を通り越し、何度他に転生しようとも

あなたとの短くて濃い時間、永遠の一瞬を

私はけして忘れない


覚えていて

どこにいようとも、再び私はあなたを見つけることを・・・