THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

時空間移動

2011-08-22 12:28:49 | セッション記録
ここ3日間・・・私は自分のリアリティがこの世界にない世界にいた
世界はそこにある
でも自分は存在していない
今のこの世界に存在していない

私は白い存在の場所にいて、世界が遠く離れていってしまったのを見ていた
みんなとお別れを言って死んでしまった後の世界を体験していた

ドラマが世界には映し出されていくが、私は淡々とその映像を見ている

現実的には、世界に存在しているはずなのに
私の意識や存在は完全に消えてなくなっていた

彼に聞いてみた

「私はここにいないのだけれど、あなたはいるの?」

彼は答えた

「ここに存在している。でも今君がいる場所にも存在している」と・・・・

私は私でなくなっていった

遠い世界から世界を眺めていた

私の側に神はいなかった
誰も・・何もない世界・・・
そこに私は行っていた

私の肉体意識は、遠く離れていく不安を感じているようだった

神の声すらも聞こえない
無の世界・・・

私は死んだ人間になっているのだろうか?
それともパラレルにいるのだろうか?
完全に迷ってしまったかのように感じた

時空間がない世界で迷って帰れないかもしれない
そんな思いが過ぎった

3日後の夜7時・・・ようやく自分がこの世界に戻ってきたことを感じていた

この3日間私は時空間移動をしたのだと、生命の声が言っていた
そしてその移動は、私の完了にとって重要だったと・・・・

透明人間や、時空間移動の話は聞いたことがあるが
まさか自分がそれを体験するなんて・・・
時空間移動で何が起きたかは思い出せないのだ


突然起きて移動するのは怖い

その時やっと生命の声は降りてきた

「あなたは突然それが起きたというが、あなたが望んだことなのだ
あなたは自分がどんな思考を使い、どんな思いをこの世界に投げたかを
完全に把握しなければならない
なぜならあなたなしにあなたの旅はありえないのだ
あなたは自分の放射のすべてに完全に責任を持つ必要がある
あなたがどんな人生を体験するか
そしてそれをどのように奏でていくかは完全にあなたの問題なのだ
外側に問題はない
あなたの内側だけが問題なのだ
あなたの奏でた音・・・歌う音符は、必ずこだまのように
還るだろう
誰もそれを起こすことも、動かすこともできない
どうしたいのか?
何を体験していくのか?
どう反応するのか?
それを常にこの瞬間もあなたが決めている
鍵はあなたが握っているのだから・・・」


帰ってきた私は子供達とテレビを見ていた
24時間テレビだ

「私のお墓の前で泣かないで下さい・・・・・」
その歌声が響いていた

私の手を子供が握った時・・・私は再びこの地球にいることを感じていた

私が選択したこの人生・・・
それと共に一緒にこの時空を分かち合っている存在
これは奇跡なのだ

私は無でありそして存在と共にいる存在であり
私は存在していることを感じている

彼の声が響いていた

「ここに存在している。でも今君がいる場所にも存在している」と・・・・

何重にも見える自分と、彼との時空の交差・・・
魂の交差と肉体がいるこの次元での交差の両方に彼は存在していた
あり得ないことだ・・・

何とも言えないフィーリングが私を包んでいった

それは風の中に包まれるそんな感じによく似ていた
彼は神なのか?それとも私なのか?
その問いかけは浮かんでは消え、それさえも風になっていった










お盆と満月

2011-08-14 09:30:16 | セッション記録
お盆に休暇をとるのは何年ぶりだろうか?・・・・

私は「夏」というこの響きが好きだ
子供達が夏休みに入ると、なんだかワクワクしてしまう

今年は何をして遊ぼうか?
花火はいつだろう?
宿題はどんな風に終わりにする?
まるで自分が子供になったかのように
私の心はうきうきする

今年はどうしてもやりたいことがあった

夜、寝っ転がって空をみて、天の川と流星群を見ることだ

とうもろこしと枝豆を持っていこう
そう考えていた

ネットで調べたところ
流星群は満月で、しかも昼に現れるので今年は見れなさそう

そうこうしているうちに13日のお盆が来てしまった

金沢では、お盆はキリコと呼ばれる箱をお墓の前に吊るす
中にはロウソクが立てられ、灯りがともるのだ
この風習は江戸時代から始まったらしい

先祖の迎え火を保護するということが調べると分かってきた
お墓の前にはお供え物とキリコの灯りで、美しく何とも風情がある

金沢に来て22年・・・金沢の人達の情緒あふれる繊細さと優しさは
昔からの城下町の影響なのだろうか・・・・

夜、私はベッドに横たわった

窓から見える大きな満月を迎えようとしてる月が空を照らしていた
小さい頃、宇宙を夢見ていた

今見ている星は、何万光年も離れていて、ずっと昔に輝いていた星の光を
今見ているんだよな~と思いながらいたあの時の自分が蘇ってきた

私はその瞬間宇宙を飛んでいた
宇宙飛行士のように、私は地球を旋回していた

そしてキリコを上から眺めていた

再びベッドに肉体があることに気づくと
ものすごい深遠なる穏やかさが、私の体の中を流れてきた

それが何なのかは、すぐに分かった

沢山の人の祈りと、先祖の魂を敬う気持ちが地球を流れていた
それは合唱のようにも聞こえた

地球と、肉体を持たない魂達、そして人間である私達の大合唱だ

私達が一年に一度行っているこのセレモニーのとてつもない重要さを
知った気がした

人が一つになる時・・・すべてが一つになる時・・・
奇跡は起こる

何ともいえない静けさの波の中に、すべてがあった

14日は満月だ

月のエネルギーに満たされながら、私はピーターパンになっていった

「信じる心がすべてを可能にするんだ」

生命の声と共に・・・私の中でクスクスが始まっていた

クスクスと小さな子供が笑うような、くすぐったい感覚が広がっていた

私は再び空を飛び、地球を旋回していった