THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

地獄からの生還

2016-12-22 22:31:56 | セッション記録
この3ヶ月は私の人生の中で一番しんどい時といってもいいくらいの

ひどい状況だった


暗闇は永遠に続くかのように、大きな壁で未来を塞いでしまう

闇の中に時々ふと現れる少しばかりの光は

すぐに消え

又再び闇の中に戻らねばならない現実に

気が狂う寸前だった



人間は極限に窮地に立つと

真の自己が現れはじめるのだと聞いていたが

私の生き延びる戦術のマスクは簡単に剥がれ

一瞬一瞬の今に集中しなければならない状況に

追い込まれていった



3ヶ月近くの病院通いの日々

孫の存在が私を救うが、すぐにそれは消え地獄が姿を現した

3つも、4つも問題が重なり

そのどれもが濃いものだった



ある日病院から出て空を見上げると

私は声をあげて泣いていた

それは悲しみの涙でも、悔し涙でもなく

ただただ泣き続けていた

そして何かが完了したというフィーリングが

私を包んでいた



そして車を走らせ家に着くころには

それも又忘れるほどの忙しさが始まった

現実的な問題はまだ続くのだが

私自身が大きく変わった


「スピリチュアルになるんじゃない!人間になるんだ」

師の言葉の意味がいっそう私を動かしていた


何人かの人が私に言った


マスターした人が、こんなにひどい体験をするなんて・・・


時々何かを説明するのに疲れ

そのまま自然のままいたいと思うことがあるが

一から又、説明しなくてはならないのか・・・・

それは私にとってしんどいものだった


ヒーラーであるということが

この時期どれだけ大変であるか


そして利他とは・・・どういうことなのか


自分のためには生きないんだよ

そう言いたかったが

それすらもどうでもよくなっていた



本当に知りたければ

必ず知るだろう



小さなリトル仏陀は

今もなお地獄の中を共に歩いている



お別れする最後の日の

あの目を私はけして忘れないだろう



彼は小さな身体で、今この瞬間に生き続け

自分自身でい続けている



純粋無垢な姿で

何の疑問も持たずに・・・


そして彼の世界では、それは地獄などではないのだろう


お祈りを続けて下さった多くの皆様

本当に心から感謝をおくりたい


ありがとうございました











美しい光が唯一の救いだった

金沢大学病院は本当に美しい病院だ

「暗闇の中の仏陀を見たことがあるかい?暗闇に佇む仏陀は本当に美しいんだ」