THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

統合失調症

2019-10-17 12:39:31 | スピリチュアル

ずっと何年も前になるが、20代の若いクライアントと対面しているとき

彼女は自分は統合失調症だと私に告げた

 

そしてセッションが始まると、彼女を透視していた私を

彼女がそのまま映しているのが分かった

 

そしてセッションが終わると彼女は私にこう言った

「先生、私のことを見捨てないで。私のこと嫌い?」

 

私はなんだか自分がそのまま見抜かれた気がした

 

統合失調症と呼ばれる症状を持つ多くの人は

とても繊細で、あまりにも透明で純粋で

そして人が分かりすぎるため

そのフィーリングに耐えられなくなって精神がバラバラになってしまう

 

通常は精神は異常をきたさないように

ある一定の枠の中に留まっているようになっているが

極から極を知っている彼らにとって

それを無視することはできない繊細さと柔らかさを持っている

よって、相反する極の幅の大きさを自分の中で統合できなくなってしまう

 

純度が高すぎるためとても通常の世界で生きていくのは

辛いだろう

 

だからある程度鈍感である人、または、同じように純度が高く

彼らをジャッジしないニュートラルでないと関わることは難しい

 

黙っていても彼らは、私達を一瞬にして読み取り、傷ついてしまうのだ

 

ここのところ、東京では面白い出会いが訪れているが

その中でも数人、目をひく人物がいる

 

その一人は、とんでもなく破天荒で自由でそれでいてニュートラルで

今後世界を大きく動かしていく、ある意味とんでもなく

どこにもいない、とある人物と一緒に交流している時だった

 

私にこう言ったのだった

「私は統合失調症の人に好かれるのです」

私は一瞬、息をのんだように見上げてしまった

 

その話はとてもユニークなものだった

とある統合失調症の彼と

大企業の何兆ものお金を動かす社長を会わせて一緒に食事をした後

名刺をもらった統合失調症の彼は、その社長に請求書を送ったのだという

 

数日後、その社長から電話がかかってきて、何の請求かわからないけど

払わなくていいのかと聞かれたそうだ

 

統合失調症の彼に電話して、請求書なんか送っちゃだめだよって言ったら

ダメなの?って返答だったそうだ

 

なんともユニークな話だ

 

この統合失調症の人に好かれる破天荒な人物が

どれだけ、ニュートラルで純粋か分かる

 

「幼児達が世界を導くであろう」ネイティブの伝説の言葉が

私の中に響いていた・・・

 

私達が人と交流するとき

何のジャッジもなく、ただそこにいて

その人の本質と共に関わっているだろうか

 

世界は変化している

それはAIに引き込まれて飲み込まれていく世界などではない!

 

私達の魂はお互いの魂を見つけ

それぞれを尊重しながら、繋がりあっていくのだ

 

魂こそ、そして人という本質的な源泉こそが

唯一何にも捉われない、何にも劣ることがない光なのだ

 

私達は本来あるべき世界へと戻っていく

人として、人と本当に関わる時がやってきた


世界は変わる(一つの終わり)

2019-10-11 23:01:18 | スピリチュアル

師はこう言った。

「人生という大海に身を投げなさい

何も掴まず、流れていくのだ

完全に身を委ねて人生の流れを信じるのだ」

 

 何も掴めず、自分の居場所も分からず

どこへ流れていくかも分からない

完全に手を離して流れていく流れ者のように

波は私達を飲み込み、恐れだけが私達を支配する

 

こういう時、人は幾つかの方法をとる

予測をしようと試みて、ありとあらゆる鎧を身につけ、恐れに対処しようともがく

 

もうひとつは、恐れなんかなかったのだと

意識から離そうと、何かに夢中になるか

又は、忘れてしまう

 

完全な意識を保ったまま、恐れを見据え

暗闇の中を通り抜け、身を委ねていくのは難しいだろう

 

「流れていくのだ」

暗闇の中で唯一、道を照らしているのは内なる声だけだ

 

世界は変わる

人々は様々な場所に移動し、次元を移していく

それぞれの道

それぞれのあるべき場所に戻るのだ

 

長男として生まれ、30年間、マザコンだと思っていた息子は

ようやく兄としての務めを終えた

私がいない間、妹たちをまとめ、守り続けてくれた

 

一番下のねねちゃんは、高校の時からの親友たち数人とシェアしながら

住むことになり、家を出ることになった

 

孫娘のゆあのお母さんは、仕事と育児を両立させている

 

それぞれの道を歩き始めることになった

 

子供がいてくれたから、私は生きる意味が見いだせた

もう感謝しかない

 

私は東京で多くの出会いがあった

 

若者たちと話をしていると、彼らは自分を持ちつつ相手を尊重し、

人と繋がりながら、世界を作っていっているのが分かった

彼らはきっと多くの若者たちの心を動かし、リードしていくキーマンになっていくだろう

 

世界の主要人物と交流しながら、世の中を見据え、裏で世界を支え影響を与え

60代で今もなお可能性へとチャレンジし、世界を変化させている人

 

自分の道を貫き通すミュージシャンたち

 

ラスベガスの全ホテル、ファーストクラスを無料で招待を受けてしまう億万長者が

今は、お金以上の幸せを見つけ、人の中で生きている

 

こういう通常では出会えない人との深い交流の場所「禅」

 

「禅」は魂の源泉であり、ここを訪れた人を光らせる場所となっている

 

私はここにいて、そしてこのごろ、特に涙もろく

私の内側の深いことろから、次々と溢れ出す愛のバイブレーションの中にいる

 

弱さの中にいて

風のようで

流れている

 

そして私はこう思う

「これが私だ」