THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

気が狂うこと 私達が信じてきたものは本当に真実なのか

2016-03-29 01:33:54 | セッション記録
疲れすぎると眠れないともいうが
今夜ももうこんな時間になってしまった


3月4月は精神異常者が多く現れるという


生命を表す時、動きを波としてみるが
この波の状態が不規則に動くのが、この季節なのだろう 


私達の肉体は宇宙の星と同じであり
リズムがある


リズムはそれぞれの臓器に対応していて
各々が自らの動きを完璧に果たしながらも
同調しあい一人の人間として機能している


人間は地球の引力に影響を受け
地球は月や太陽の影響を受ける


リズムが一定でない時
調子を狂わす


気が狂うも同じことだ


私がまだ小さかった頃、教会に木立さんという住み込みの
おじちゃんがいた


彼の家系は東大出で、木立さんの両親も
大学の教授だったりしていたらしい


彼は道で浮浪者だったところを、一銭ももたないで

身一つで布教していた当時の教会の会長(育ての父)が

拾い、生活を共にしていたのである


その頃の木立さんの年齢は40代から50代にかけてくらいの年で
まだ若かった


入れ歯がガタガタしていて、しゃべると唾が飛び散る

小学生になった私は、彼といるのが苦痛だった

特に一緒に食事はしたくなかった


お風呂に何日も入らない洋服からは異様な匂いがし

常に咳き込んでいるから、いつ唾が飛び散るか分からない


DNAは怖いもので、彼は数学者であり、IQも高く

東大出だったと聞いているが今となっては確かめようもない



身寄りもなく、もう亡き人となってしまった彼を知る人は

殆ど他界してしまっている


誰も彼のことを知らない

そして思い出しようもない人物だった


彼は統合失調症であり、天才でもある


今になって私にとって彼がとても重要人物であったことを知る

彼の人生が、今の私の仕事の基盤をつくることになっていたからである


彼は世間では機能しない人間として扱われ

ゴミのように捨てられ、誰からも見向きもされずに生きていた

でも私の人生を動かす生命のエッセンスを持っていたのである

彼は私であり、過去生の自分をも思わせる


認めたくはないが

私と彼は共通点があった


DNAにもたらされる精神的集中力とでもいおう



汝自身を知れという言葉から探求者は自らの神聖への旅に出るが
自らのルーツを知ることがいかに重要かを知らされる

私自身を知り

私の意識が目覚めるたびに

DNAの中にある精神的な特徴を認めざるおえなくなっていた



精神的なルーツは父譲りでもある

私の父は芸術的才能を持つ職人であるが

精神的に普通ではない

とんでもない才能は

とんでもない精神によってつくられるのか・・・

唯一尊敬するのは、彼は誰も傷つけることができない大男である




師はこう言っていた


肉体意識、DNAが最も変化するには、生死を味わうことだ

このことが最も大きな変化を促すことになる


欝を体験するのはエネルギーが強くなければ体験できないというのは

このことなのだ


欝を体験する人は仕事で成功できると書いた本があったが

原理は同じだ

このことについて深く書くのはここでは止めよう


今回の私は欝ではない

生命のリズムの、気が

全体がおかしいのを全身でキャッチしている



私はものすごく冷静すぎて面白くない人間だと思っていた


だから集中して我を忘れるという人を羨ましいと思っていたが


実はエネルギーを扱う上で、究極の極限まで自分を持っていくことで

変化しえないものに変化を与え、新しいものを生み出していたのだから

結局我を忘れるくらいの集中して同じようなことをしていたのだ



いつでも突然変異から進化は始まる


気が狂いそうになると、自分が意図的に進化への道を辿るために

自らが起こしているということを忘れないようにしている


すべては自らが起こすことを知らないことが、不安の材料になり迷う

知っていれば恐れることはない










不調和音と歌う

2016-03-19 23:02:38 | セッション記録

私達が自分に気づいていると思っているのは
全体の約3%

殆どの場合、自分の感情さえ
分からないでいる

この分からない部分が多いと
とても厄介なことがある

コミュニケーションにおいて相手が目の前にいるのに
相手が分からない
理解出来ない
自分が勝手に想像した理想、又は敵対相手をつくる

私の師は、すべては幻想であるといっていたが
その意味を理解するものは少ないだろう


コミュニケーションは様々なレベルで起きるが

私達の殆どは、自分の世界の中で、登場人物を
作り、その役を当てはめて人生を生きる

この部分でしかコミュニケーションをしていないのだ

これが第一段階

無意識に気づき始めると、
自己の発見を通して、
本来の相手が見えてくる

これでようやく
様々なものとコンタクトがとれるようになる

仏陀は仏陀にしか出会わない

私は私にしか会うことはない

これが分かると次の段階にはいっていく


ここ数日は不調和音を聞いている

彼らは

本当に求めていることから自分を遠ざけ

何かちがうことを信じ
ちがうことをすることで
自分を納得させようとしている

こういう場合
真実のことを話す

彼らが迷っている幻想の世界には
真実の声しか本当の意味で届かないのだ


「本当に声が届けば、すぐさまそのものは悟るだろう

心を研ぎ澄ませ

静かにしていなさい

躍動の息吹と静寂の間に聞こえてくる

期待も予測もしない

完全に今にいるとき

それは起こる

生命の声が.....」



不調和音と歌う音楽は面白い音がでる

彼らこそが

悟りに到達する準備ができている者である



今日は

クジラとパンダが空を泳ぐ夢をみた

悠々と空を泳いでいく

クジラは分かるがパンダが先にいくのだ

私達がこうだと思っているところに

答えはない

それが覚醒である
















師と共に……

2016-03-06 22:04:15 | セッション記録
眠れない・・・

東京の空は晴れ


夕陽がでると一人になりたがる

ただただ静かにじっと佇み

オレンジ色が完全になくなるまで

地球に交差しながら降り立つ様を見ていたい

2月末からの体調不良は、どんどんひどくなり、
私はそのままにしている

内なる声は響く

「何かが動いたら、ただ抵抗せずにそれを見なさい
理由も何も定義をつけるのを止め
じっと静かに内側にとどまりつつ"けなさい
私と共にあるのです」

人間の私は反応する


どうか私をあなたの傍に.,.

「あなたの周りを見なさい
そこにいつでも私はいる
けしてあなたから離れることはない
あなたの中に、そしてあなたの目の中に映るすべてが私なのだ」

いつだったか師が私に言ったことがある

「ぼくはいつも目が覚めると、ああ又ここに帰って来ちゃったと思うんだ」

師の目が私をとらえていた

私は釘付けになり、彼の魂と一緒に振動していた

師との時間はまるで一瞬で永遠の時間のように思えていた

ずっと、ずっと私は夕陽の中に身をおいていた

もう寂しくて懐かしくて仕方がない




私の中には全く感情に揺さぶられることがない微動だも動かない不動の軸、静と

すべての存在と共に共鳴し振動しあう動が

お互い十字をきっているかのように交差している


この十字の丁度真ん中が無であり、

そしてすべてが包含されている中心軸、
ソウルである

魂と肉体

女性性と男性性

beingとdoing

垂直に天から地に流れるエネルギーと
水平に流れるエネルギー

このことを表している

仏陀は中道を説いたが、

まさにこの中道の場所である




リトル仏陀ゆあちん






彼女の世界には

いいも悪いもなく、ただあるがまま

赤ちゃんは覚者だ


そこにいい悪いと意味をつけるのが親である



できない、わからない存在として取り扱うことなく

仏陀として取り扱いなさい

どんなごまかしもきかない

彼らの前では、

ただ真っ裸で率直に向き合いさらけ出すしかない


過去にも、未来にも生きていない彼らは、

完全に今、この瞬間に存在している

これを覚者という



息子が面白い話をしてくれたのを思い出す

彼は50代60代の上司を相手に

「彼らは根性論で物事のよしあしを決めるから困る」と言っていた

有給をとるお前たちが間違えていると言ったそうだ


時代は移り変わる

その時代に流れるエッセンスは、

「先人の遺体の上に道はつけられる」

というマスターの言葉通りに

親から子へ伝えられていきながら、

古いものは壊され

新しい進化という歴史が繰りかえされる


進化をたどる時に忘れてはならないことがある

いつでも先人の道があってこそ今があることを・・・


そして先にいく者は、固執せず、

変化を柔軟に受け入れ、

軸をぶらさずに叡智を渡していく必要がある


師よ……
あなたと共に