夕空ノート

管理人、天野空流の日々を書き綴る場所です。出かけた際の写真などを中心に書いていこうと思います。

この歳になっても、あんな大きなものが空を飛んでいくことが不思議でならない。

2007-10-17 02:11:12 | 日記
平和にすぎた一日でした♪


さてさて、授業で英語の先生が、ロシアに行くときに乗った「エアロフロート」は危ないということを言っていました。
エアロフロートはロシアの航空会社で、ヨーロッパにもっとも安くいえる航空便は運行されたりしていることで知られています。日本にも北海道などを中心に乗り入れているのですが、そこはロシアです。
ネットで旅の記録などが書かれているところを見る限りでは、この格安がいわくつきで、モスクワでの滞在があり、厳しいチェックがあるだとか、サービスがよくないだとか、故障が多いなどをききます。
パイロットは元空軍のパイロットだとかで、腕はいいのだとか。
そのエアロフロートで運行されている機材が、ボーイングだとかエアバスよりも、ロシアで設計、製造された機材が中心になっています。

その機体が旧ソ連時代に設立されたウクライナのアントーノフの機材。
各種飛行機を世に送り出してきたのですが、中でも有名なのが、現在世界最大の輸送機An-225ムリーヤ。
ロシアの開発したスペースシャトルオビーター「ブラン」輸送用に開発されたのですが、肝心のブランのほうが使用されなくなり、輸送機だけになってしまったというもの。



下がAn225。上がブラン。
ブランが実際に宇宙にいったのはたった1回で、An225が本来の役目を担ったのはこの1回だけ。
このあとソ連崩壊の混乱により予算打ち切り、計画中止となり、An225は倉庫で眠っていたのだとか。
ただその巨大な機体の輸送力がものを言うため、見事復帰。現在も活躍しているというわけです。




タイヤが半端なく多いのが特徴。
巨大な機体ゆえ、片側に3個もエンジンがついているという豪華な装備。
翼の位置がボーイングなどとはあきらかに違っています。

Youtubeにも動画が。




こちらはブランを搭載した飛行の動画





・・・こんな大きな機体でも空を飛んでいくんですから不思議です。
恐るべしロシア。

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