(昨日の続きです)
さて、レッスンが終わり、ルイ君のお母様がお迎えに来られました。
私は、ルイ君が、2小節のリズム打ちも覚えられるようになったことをお伝えしました。
ルイ君のお母様は、とても喜ばれました。
ルイ君は短期記憶の分野が弱点で、
お母様、そして最近はルイ君自身も、そのことを気にしているそうなのです。
「だいたい2回目には、完璧に打てるようになりました。
だから、今日からルイ君は、かんぺきマンになったんですよ~」
と、今日のレッスンの様子をお伝えしました。
そして、「お家で練習する時も、かんぺきマンと呼んであげてくださいね。」と言いましたら
「はいそうします。」と、答えてくださいました。
そして、
「最近ルイは、とても機嫌が悪くて、いつも落ち込んだりイライラしているのです。
私が話しかけても聴く耳を持たないし。。。母親として、落ち込んでいました。
なので、ルイの機嫌が悪い時にも、かんぺきマン~と呼んでみますね。」
と仰いました。
「まあ、そうなのですね。
お母様の言うことに耳をかさないのは、少し早い反抗期かもしれませんね。
私も、息子達の反抗期には悩まされましたから、お気持ちはよくわかります。
どのお母さんも通る道なので、お母様も落ち込まずにいてくださいね。」
とお伝えしましたら、お母様もニッコリ笑ってくださいました。
母親にとって、男の子の反抗期は、どう対応したらよいのだろう~と悩むものです。
今までの反抗と違う、よそよそしい態度を息子に取られると、
もう、どうしたら良いのか見当が付かなくなります。
でも、成長の一過程として見守るしかないのです。
それがまた、難しいのですけどね~