導入期が終わり、ブルグミューラーに入ると、ピアノがどんどん楽しくなります。
でも、ブルグミューラーは中盤以降になると、譜読みも結構難しくなりますので、
合間に、簡単なソナチネを挟んだりして指導しています。
しかし、手が小さい子の場合、ソナチネアルバムを弾くには難しい場合があります。
例えば、オクターブが届かない低学年のお子さんは、
オクターブが沢山出てくるだけで、ピアノの練習が嫌になったりするものです。
そんな時によく使うのが、キャサリン・ロリン(現代アメリカの作曲家)の
【ロリン・ピアノ・コース レパートリー2】です。
この教則本は、バロック期、古典期、ロマン期、現代期~
それぞれの形式に則して作曲された曲が、数曲ずつ収められています。
どの曲も、小さな手に考慮されていますので弾きやすく、
尚且つ、練習が楽しくなるような工夫がなされています。
お手本を弾くと、どの子も「かっこいい」と言ってくれます。
「かっこいいよね。でも、この曲を、◯◯ちゃんが弾くんだよ~」
と言うと、みんな得意そうなお顔になるので可愛いです。
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1時間40分