ららみ先生のピアノのおけいこ

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初心者の教材~ブルグミュラー作曲「素直な心」の練習方法

2018-05-07 | 初心者のピアノ上達への近道

バイエル等の導入教材が終盤に近づくと、ブルグミュラーを併用することになります。

生徒さんの実力等によりますが、ブルグミュラーは全てを弾かせずに、
15曲位を抜粋して宿題に出しています。

ソナチネアルバムの方が簡単な場合もありますし、
名曲集の中から、その子の好きそうな曲を選んで、宿題に出す事もあります。

それでも、ブルグミュラーの第1番の「素直な心」は、なるべく弾かせるようにしています。

なぜならば~

①指使いに気をつけて弾く

②8分音符を、粒を揃えて美しく弾く

この2点を身に付かせる為に有効だからです。

 

指使いの注意点を記しますと

2小節目の右手の最後の音【ファ】を1の指で弾き、
3小節目の最初の音【ソ】を5の指で弾かなければならないのですが、

初心者の方には、ここの部分が非常に弾きにくいようです。

14小節目、15小節目の右手も、同様に弾きにくい箇所ですので、
重点的に部分練習をしなければなりません。

左手の場合は10小節目と13小節目が、弾きにくいと思いますので、
そこも、慎重に片手練習をした方が良いと思います。

指使いを正確に弾けるようになると(部分練習を沢山すると)
自然に8分音符の粒も揃ってくると思います。

音の粒は、弾きながら自分の耳で確認することが大事です。

最後の2小節に、dim.e poco rit. と表記されていますが、
だんだん弱く、そして少しゆっくりめに弾く~と、意味をきちんと指導した後で

「名残惜しいけど、この曲も、これでお終いですよ~と云う気持ちで弾いてね。」と指導しています。

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