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ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

ワークブックの挿絵にも時代の波が

2021-09-21 | 広汎性発達障がい H君

前回の続きです

 

そんな訳で、ハル君はスムーズに
ピアノ指導へ移行することが出来たのですが、

暫くの間は、
ワークブックも続けていきたいと思っています。

せっかく絵や字が書けるようになったのに、
何故か家では全く書かない~
とうかがっていたからです。

レッスン中に、私と共に
鉛筆を使った学習をすることによって、
就学に向けての準備をしていきたいと思っています。

 

 

さて、そんな感じでワークブックを続けているのですが、

最近、気が付いた事があります。

 

それは、ワークブックの挿絵です。

お父さんが、積極的に家事をしているのです。

お料理をしたり、お皿を洗ったり。。。

 

私の息子達が幼児だった20年前には、
そんな挿絵は あまり無かったなぁ~と思います。

お父さんといえば、
車の運転とか、せいぜい公園で遊ぶとか、

そんな場面の挿絵が多かったように記憶しています。

(私の記憶違いかもしれませんが。。。)

 

お父さんが、積極的に家事や育児を行う。

そんな時代の波が、
挿絵にも表れているんだな~と、

改めて思ったのでした

 

 

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ピアノの指導に至るまで

2021-09-19 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年中)は、
レッスンを始めて半年になります。

まだ小さくて、
骨格が柔らかかったのと、
リズム打ちが苦手だったので、

ピアノのレッスンを始める時を
慎重に見極めていました。

 

この半年間は、リズム打ちや聴音、
そしてお母様のご希望により、
鉛筆の持ち方、絵や字を書く練習を続けてきました。

鉛筆が持てなかったハル君でしたが、
絵や字も書けるようになりましたし、

音楽ノートを使って音の読み方を指導したら、
色の付いた音符は読めるようになってきました。

また、リズム打ちも
だいぶ正確になってきました。

なので、今月に入ってから、
ようやくピアノの指導を始めたのです

 

ハル君には半年も待たせたことになりますが、

その間に、リズム感は養われましたし、
音符も、ドレミファソまでは読めるので、

ピアノに向かっても、
【弾き方】だけに集中して指導が出来ます。

 

小さい子、特に何らかの特性を持った子どもは、
順番を追って指導する方が良いように思います。

1度に、沢山の情報を処理する事が困難な為、

音符の読み方を指導しつつ
手の形や脱力などの指導をすると、
混乱することがあるからです。

 

はる君は、既に音符が読めるので、
先日のレッスンの際も、
弾き方だけに集中して指導が出来ました。

なので、スムーズにレッスンが進んだと思います。

これからも、様子を見つつ、
確実な実力を付けていきたいと思います。

 

 

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急がば回れの指導計画

2021-06-24 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年中・広汎性発達障がい)は、
レッスンを始めて5ヶ月です。

とはいえ、まだピアノの指導はしていません。

今は、簡単なワーク、リズム練習、
そして簡単な聴音をしています。

 

簡単なワークとは、
ベネッセの「はじめてのワーク」です。

 

お母様との面談の時、
鉛筆が持てない、絵が描けない~とうかがっていたので、
ワークを始めました。

音符を書く指導をする時に、
鉛筆が持てた方が良いからです。

しかしハル君は、
すぐに鉛筆を持つ事に慣れ、

今では、立派な絵も描けるようになってきました。

この急激な成長には、目を見張る程です。

なので、今や このワークは
はる君にとって、非常に簡単な物になってしまったのです。

 

そこで昨日、私は新しいワークを購入しました。

こどもちゃれんじの「ひらがな②」です。

 

ハル君は今、
字を読むことに興味を持っていますし、
何より、ワークが大好きなのです。

レッスンの時は、ワークは3ページだけ、
と決めているのですが、
もの凄くハイテンションで臨んでくれます。

そのハイテンションを利用して、
苦手なリズム打ちを何回か練習して、
最後に聴音~と云うのが今の流れです。

(因みに、リズム打ちを最初にやると、
嫌がって、絶対にやってくれません

 

もっと沢山リズム遊びを取り入れて、
なるべく早くリズム感を磨いて、
ピアノへと導入したい~とも思うのですが、

リズムに対して苦手意識が強いハル君に、
無理矢理リズム練習をさせたり、
急いでピアノの指導をしてしまうのは時期尚早です。

リズム感が無いままピアノを指導してしまうと、
早い段階で、ピアノに対しても苦手意識を持つようになる、と思うからです。

なのでハル君の場合は、
「楽しい」を優先して、
無理の無いようにやっていく方が良いように思います。

 

お母様には、以上の事をお話しして、
承諾を得ました。

急がば回れ。

ハル君には、
ゆっくり確実に成長してほしいと願っています。

 

 

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安定したリズム感の為に、リズム打ちの工夫をしたら。。。

2021-05-31 | 広汎性発達障がい H君

5歳のハル君(広汎性発達障がい)は
相変わらずやる気満々です。

ワークを始めると何ページもやりたがり

「もうワークはお終いね。」
と私が言うと、凄く残念そうなお顔をします。

そして、
「次は、絵を描きたいなぁ。」と言うのです。

 

本当は、ハル君の望み通り、
一緒にお絵描きをしたいところですが、

私は、心を鬼にして?
「さあ、今からリズム打ちをするよ。」
と声をかけます。

ハル君は、リズム打ちがちょっぴり苦手。

リズムがずれたり、
休止符の箇所も、思わず手を打ったりしてしまうのです。

 

最近は、ハル君からの言葉を受け、
リズム打ちの音を小さくしています。
     ↓     ↓     ↓   

https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/98a84213ed5d1b71a523e0476b7cb82e

私は大きな声で「先生の真似してね。」

と言った後、小さな音で

『タン タン タン うん  タン タン タン うん』

と手拍子を打ちました。

 

ハル君は、勢いを付けて

『タン タン タン タン うん  タン タン タン』

と打ちました。

 

ハル君は、頭では理解しているのですが、
どうしても手がずれてしまうのです。

私は不意に思い付いて、うん(休止符)の時に、
手を自分の頭に乗せました。

つまり、

タン タン タン  と3拍  手拍子を打ち、
4拍目の『うん』では、
手を頭に置くことでリズムを取ったのです。

頭に手を置く動作が面白かったらしく、
ハル君は、ニヤッと笑って挑戦してくれました。

 

すると。。。

あれ? あれれ?。。。

ハル君は、リズムの乱れも無く、
きちんとリズム打ちが出来ました

「凄いね~完璧 100点です

と褒めたら、ハル君は大得意

クッションに頭を何度もぶつけては
照れていました(笑)

 

その後は、手を頭に置く代わりに
ホッペタを触ったり、膝を叩いたりして
楽しく正確にリズム打ちの練習が出来ました。

 

 

多分なのですが、ハル君は、
タン タン タン とリズムを取った後に、

両手を広げて、
空間でリズムを取るのが難しいのだと思います。

そう言えば、ハル君の特徴として、
空間認識が上手く出来ない~と
お母様が仰っていました。

 

それが、頭を触ったり、
ホッペタを触る事によって、
安定した認識が生まれたのだと思います。

目標物が有る事によって、
リズムが正確になったのですから。

 

もっと早くに、
この事に気づいてあげれば良かったな~

少し反省したのでした。

 

 

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意外! ハル君がリズム打ちをやりたがらなかった訳

2021-05-10 | 広汎性発達障がい H君

一昨日は、
5歳のハル君(広汎性発達障がい)のレッスンでした。

ハル君は、レッスンで使っている教材
(ベネッセの はじめてのワーク)が大好きで、

毎回、楽しそうに取り組んでくれます。

 

最近、ワークをしながら気がついたのですが、
ハル君は、ひらがなが読めるのです

まだ、ひとつひとつの文字をゆっくり読むので、
意味として捉えることは出来ないのですが、

読む~という意識が芽生えていることは
素晴らしい事だと思います

 

そんなハルくんですが、
「リズム打ちをしよう」と言うと、
ちょっと嫌そうなお顔をします。

きっと、うまく出来ない事が
コンプレックスになっているのかな?

~と思っていたのですが。。。

今回のレッスン中に、
ハル君が、意外な事を言ったのです。

 

私が、「り ん ご うん」と言いながら
「タン タン タン」の手拍子をしたら、

「先生みたいな大きな音が出ないんだ。」

と、ハル君が呟きました。

 

えっ  そこ?

それが気になっていたの?

 

そこで私は

小さな声で 「り ん ご うん」と言いながら
小さな音で手拍子をしました。

 

するとハル君は、
小さな音で タン タン タン と手拍子を打ったのです

リズム打ちが苦手なハル君にとっては、
かなり正確なリズムでした。

 

「ハル君、すご~い

と褒めたら、何時も通り凄く照れて、
クッションをバンバン叩いていました。

可愛いな~

 

ハル君にとって、
大きな音で手拍子出来ない~と云う事が、
コンプレックスになっていたとは

そしてその事が、
リズム打ちに対する抵抗感を強めているのならば、
打ち方に工夫をしていかなければ

と改めて思いました。

 

子供の意識は奥が深く、
本当に興味深いな~と思います。

 

 

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