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ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

バレエの脱力とピアノの脱力

2025-04-03 | 大人のレッスン

久しぶりの投稿になります。

実は、実家に帰っていました。

実家に居る間は、やらなければならない事が多過ぎて、
インターネットも遠のきがちになりますね。

 

さて先月、久しぶりに大人の方が入門されました。

60代後半の女性です。

「子供の頃弾いていた曲を久しぶりに練習しているのですが、
指は全く動かないし、疲れるので習いに来ました。」

とのこと。

 

最近練習している曲を弾いて貰い、その様子を拝見したのですが、

身体全体に力が入っていて、本当に辛そうでした。

なので、ハノンを使って脱力の方法をお伝えすることにしました。

 

ピアノを弾く時の脱力は、
意識しないとなかなか身に付きませんし、

また、年齢を重ねれば重ねる程、脱力の習得は難しいのです。

 

ところがその方は、一瞬のうちにコツを掴んでしまわれました。

「すぐにコツを覚えられて素晴らしいですね。」とお伝えすると、

「なんかバレエの身体の使い方に似てるなぁ、と思ったら、直ぐに腑に落ちました。」とのこと。

 

その方は、30代からバレエを習い始め、
今も毎週レッスンに通われていらっしゃるそうです。

きっと、大人になって始めたからこそ、
バレエに於ける脱力の方法も、御自身なりに工夫を重ねてこられたのでしょう。

しかし、バレエで培った身体の使い方を、
すぐにピアノを弾く時に応用できるところが、本当に素晴らしいと思いました。

 

また、左手がスムーズに動くので、
「もしかしたら左利きですか?」とお尋ねしたのですが、

答えはノー、右利きだそうです。

 

「それにしては、左手の使い方がスムーズですね。」

「あっ、そうですか?」

「左利きかと思うくらいですよ。」

「もしかしたら普段の生活で、
意識的に左手を使っているからかもしれません。」

「例えば、どのような時でしょうか?」

「そうですね、ミカンの皮は左手で剥く、そんな程度ですが。」

「そうなのですね。
何故、そのように心掛けていらっしゃるのでしょうか?」

「やはり、脳の老化防止になるかな?と思ってのことです。」

 

このような会話を致しました。

御自身の為の努力を惜しまない その姿勢に、とても感動しました。

 

その方は、バレエ、ピアノの他に、キルトも習われていらっしゃるとのこと。

素晴らし過ぎて気後れしてしまう程ですが、
このような方に御縁があったことに、感謝したいと思いました。

そして、私も見習おう!と思ったのでした。

 

 

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