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ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

4分の3拍子は難しい

2022-12-05 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年長・広汎性発達障がい)は来年の春、1年生になります

3歳から療育に通っていましたが、普通級への入学が確定しています

 

ハル君は、いつも張り切ってレッスンに来てくれます。

先日のレッスンの時も

「練習して来ましたか?」

「はい してきました」と、元気いっぱいです。

 

そして、嬉しそうに(教育芸術社の)バイエルを弾き始めたのですが。。。

あれ あれ~

何か、変なリズムで弾いています

 

本来ならば

ド レ ミ|レ ミ ファ|ミ ソ ド|レ -  

と弾くべきところを、

 

ド レ ミ ー|レ ミ ファ ー|ミ ソ ド ー|レ -  

と弾いています。

そう、3拍子の曲なのに、4拍子で弾いているのです。

 

これは、初心者さんに多い勘違いなのですが、

初めて3拍子の曲を弾くと、
大抵のお子さんは こうなってしまうのです。

きっと、4拍子の曲の方が弾きやすいからでしょう。

この癖は、早い内に直しておかないと、
後々まで引きずることになります。

 

「ハル君、ららみ先生がお手本を弾きますね。
ハル君はドレミで歌ってくださいね。」

そして、2回程、歌わせました。

次に、私が弾き、それに合わせて手拍子を打たせました。

 

するとハル君は
「もう疲れたよ~」と言って、ピアノから離れてしまいました。

仕方がないので、ソファーに座らせて
音取りゲーム(聴音)をしたり、リズム打ちをさせました。

しばし盛り上がった後、
もう1度ピアノの横に立たせて、バイエルを音名で歌わせました。

そしてその後、もう1度弾かせてみました。

途中、危うくなりながらも、何とか3拍子で弾く事ができたので、
沢山褒めてレッスンは終わりました。

本当は、もう1度弾かせたかったのですが、
無理に弾かせて、ピアノ嫌いになられても困ります。

そのあたりのバランスは難しいところです。

 

お迎えに来られたお母様に、

「3拍目が長くならないように、時折気をつけてあげてくださいね。」
とお願いしましたが、果たして。。。

来週には、3拍子の感覚を身に付けられますように
また色々と工夫をしたいと思います。

 

 

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来年の春には1年生になります!

2022-10-25 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年長・広汎性発達障がい)の事を記すのは、
久しぶりになります。

レッスンはとても順調で、

「うたとピアノの絵本①」
「うたとピアノの絵本②」もスムーズに進み、

今は、バイエルに入りました。

両手で弾くことも慣れてきて、
毎週、張り切ってレッスンに来てくれます。

 

ハル君は、年長さんになった頃から
体幹がしっかりしてきたのか、
座っても身体が傾かなくなりました。

その証拠に、あまり「疲れた。」と言わなくなりました。

それから、手の強ばりも、
かなり良くなったように思います。

 

さて、そんなハル君ですが、
来年の春には、1年生になります。

お母様からの報告によると、
普通学級へ進学出来ることになったそうです。

何て嬉しい

 

早いうちから療育へ通った成果が、
このような形で表れたのでしょう。

本当に良かったなぁと思います。

 

 

そんなハル君にインタビューしてみました。

「ハル君、来年から1年生ですね。」

「はい

「1年生になったら、どんな事がやりたいですか?」

「毎日、勉強を30分します。」

「それは素晴らしいですね。」

「お兄ちゃんは、遊んでから宿題をするけど、
僕は、遊ぶ前に宿題をします

と、頼もしい宣言までしてくれました。

 

1年生になる事を、とても楽しみにしているハル君。

それを嬉しそうに見守るママやお兄ちゃん。

すごく幸せそうです。

 

そして私もまた、
ハル君が1年生になるのを心待ちにしています。

来年の春が、とても楽しみです

 

 

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2年目の目標

2022-02-07 | 広汎性発達障がい H君

前回、入門して1年経った
ハル君(広汎性発達障がい児)について書きました。

今日は、2年目の目標を
書いておきたいと思います。

 

まず、手の強ばりを取りたいと思います。

だいぶ良くなったものの、
ピアノを弾く時、ハル君の指は
どうしても強ばってしまいます。

指が上へ反ってしまうのです。

1音1音、ゆっくり弾かせたり、
お手本を、何度も見せたり。。。

この指導は、とても根気のいることですが、
少しずつでも改善していけばいいな、と思っています。

 

次に、正しい姿勢で弾ける様にさせたいと思います。

ハル君は、ピアノの椅子に座ると、
どうしても左に身体が傾いてしまいます。

何度注意しても、改善しないので、
おそらく、体幹が弱いのかな?

 

特性を持った子達は、
大抵(不思議と)体幹が弱いので、

これは、普段の生活でも
お母様に気を付けて頂くしかないのかな、
と思います。

トランポリン等の運動が効果的、
と読んだ事がありますが、
実際は、どうなのでしょうか。

思いっきり外遊びさせるのも
ひとつの方法だと思いますが、

コロナ禍の今は、
色々な意味で難しいのかもしれません。

 

 

ところで、入門当時からハル君には、
ベネッセの幼児用ワークブックをやらせていました。

鉛筆を持つ練習の為です。

1年間続けて、先々週、
ちょうど2冊目が終わったので

「ハル君、これでワークブックはお終いです。
これからは、ピアノの練習を頑張りましょう。」

と伝えました。

すると、ハル君は
「いやだ~ 先生とワークをするの」と言うのです。

その時は、なだめて納得してもらったのですが、

先週は、レッスン室に入るなり

「ワークがしたいです」とキッパリ言いました。

 

そうなんだね。

そんなにワークが気にいっちゃったんだね。

せっかく勉強する意欲が芽生えているのに、

そして、それを自分の言葉で
一生懸命伝えようとしているのに、

お断りするのも可哀想かな。。。

そう思って、また来週から
知育ワークを一緒にすることになりました

 

 

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入門して1年が経ちました

2022-02-02 | 広汎性発達障がい H君

年中児のハル君(広汎性発達障がい)は
私の教室へ入門して、
今月で ちょうど1年になります。

お兄ちゃん達が習っているので、
どうしても習いたい
というハル君の希望で始めました。

 

去年の今頃は、
鉛筆が持てなかったハル君ですが、
今では、何でもスラスラと描けるようになりました。

五線紙に、音符も書けるのですから、
もの凄い進歩です。

小さな子にとって、
五線紙に音符を書くのは結構難しいのですが、

私が書いたお手本を よく見ながら
音符の大きさを揃えて書けるのですから、
素晴らしい事だと思います。

 

最初の頃は、リズム打ちが苦手で、
手を叩くタイミングが難しそうでしたが、

今では、私の真似をして、
大抵のリズムは打てるようになりました。

目と、耳と、手の動作が、
スムーズに結びついたのでしょう。

これもまた、素晴らしい事です。

 

あと、色を付けてあげると、
全ての音(ドレミファソラシド)が
読めるようになりました。

ハル君自身も、凄く嬉しそうです。

音符がスラスラ読めると、
ピアノを弾く事が楽しくなるので、

これからのハル君の成長が楽しみです。

 

今、こうして振り返ると、
4~5歳児の1年間は、
これ程までに成長するんだな~と、
改めて感動しています。

 

 

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眼を瞑った その訳は?

2022-01-12 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年中・広汎性発達障がい)は、
私の教室へ入門して もうすぐ1年ですが

ピアノの指導を始めたのは、
去年の9月からです。

リズム打ちが苦手のようでしたので、
リズム感を養う事を優先したのと、

鉛筆が持てなかったので、最初の頃は、
リズム打ちとお絵描きばかりさせていました。

 

練習の甲斐があり、リズム打ちは
かなり正確に出来る様になりましたし、

鉛筆の持ち方は完璧になりました

なので最近は、
ピアノを弾く事を中心にレッスンしています。

 

ピアノを弾き始めて4ヶ月経ち、
今年に入ってからは、
強ばっていた手も大分柔らかくなってきたように思います。

楽譜を見ながら弾けるようになってきましたし、
音名を歌いながら弾く事にも慣れてきました。

先日のレッスンでは、
3曲(2小節の曲)も合格しました

 

なので、楽譜にシールを貼ってあげながら

「ハル君、凄いね。上手に弾けました。」
と褒めました。

するとハル君は、目を瞑ったまま黙っています。

 

あれ?と思ったので、私はもう1度

「ハル君、凄く上手に弾けましたね。」
と言いました。

再びハル君は、目を瞑ったまま黙っています。

 

何でかな?

眠たいのかな? 疲れたのかな?

 

そう思った私は、ハル君をソファーに座らせて
音当てクイズを出すことにしました。

気分を変えた方が良いと思ったからです。

 

ハル君は、音当てクイズも
ノリノリで行ってくれました。

なので私は

「音当てクイズ、大正解
ハル君、凄いね~」と褒めました。

するとハル君は再び、目を瞑って黙ってしまいました。

 

え~~っ  

もしかしてハル君たら、
褒められて照れたから、
目を瞑って聞こえないふりをしたの

そうなの

 

これには、お母様と顔を見合わせて大笑い

楽しくて幸せな初笑いになりました。

 

 

 

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